チホデー「ヘイ、銀河！ 一矢相手に遠慮はいらん！ もっと腰を入れてパンチを打ちな！」
銀河「は、はい！」
一矢「いいか？ 丹田に気を込め、打点は相手の身体じゃなく、その後ろ側に置くんだ」
北斗「つまり、相手を貫くようにして深く打てばいいんですね？」
一矢「ああ、そうだ！」
サイ・サイシー「へ〜え・・・北斗の奴、銀河の見様見真似でやってる割にゃいい勘してんじゃん」
ドモン「ああ・・・銀河同様、あいつにも格闘技の素質がある」
チホデー「ありゃ血筋だな。きっと、先祖か身内に凄腕がいるんだろうぜ」
サイ・サイシー「？ 北斗の父ちゃんはアナウンサー、母ちゃんは喫茶店をやってるって聞いてるけどなあ」
ドモン「ともかく・・・あの二人は修行を積めば、いいガンダムファイターになる」
サイ・サイシー「それを言うなら、ギアファイターだろ？」
一矢「さあ、どんどん打ってこい！」
銀河「おうっ！」
北斗「はいっ！」
北辰「我らの下に来い、竜崎一矢」
一矢「いずれ行く・・・！ お前達からエリカを取り戻すためにな！」
北辰「魂を迷わせたままでいれば、苦しまずに済んだものを」
カミーユ「その苦しみを終わらせるために俺は戻ってきたんだ！」
北辰「子供に用はない」
銀河「そっちにゃなくても、こっちにはあるんだよ！！」
北辰「流派東方不敗か・・・！ さすがにやる！」
ドモン「その身のこなし・・・日の当たる場所で使う技ではないな・・・！」
北辰「いかにも！ 我らの生業は暗殺・・・ゆえに我らの技を見し者に待つは地獄のみ！！」
リョーコ「お前ら、ユリカをどうするつもりだ！？」
北辰「知ってどうするのだ、女？」
リョーコ「決まってるだろ！ アキトも戦っているんだ・・・俺達が黙っていられるかってんだ！」
銀河「行くぜ、凰牙っ！」
北斗「ここでデータウェポンを全部集めてみせる！」
アルテア「・・・相変わらず威勢だけはいいな。だが、ここで倒れるのは貴様の方だ！ 覚悟しろ、電童！！」
アルテア「貴様が誰かは問わぬ・・・。 だが、私に向かってくるのならそれは私の敵だ！」
ベガ「それは私も同じこと！ 覚悟、アルテア！！」
エリス「吉良国さん、もっと近づいて！」「あの凰牙のデータを集めればデータウェポンのことももっとわかるかも知れない！」
吉良国「無茶を言わないで、エリスちゃん！ 下手をすればセルファイターじゃ一撃でやられちゃうよ！」
ドモン「アルテア！ お前の仮面の奥には何がある！？」
アルテア「どういう意味だ、ドモン・カッシュ！？」
ドモン「拳を交えた俺にはわかる・・・。今のお前は何者かに縛られた偽りの姿・・・」
アルテア「世迷い言を！ 私はガルファ親衛隊長アルテアだ！」
ドモン「ならば、俺の拳がその偽りの面を砕いてやる！」
アルゴ「む・・・！こいつのパワー・・・ボルトガンダムと互角か・・・！」
アルテア「やるな・・・！ 凰牙のパワーを受け止めるとは！」
アルテア「この星に来てガンダムなる機体とは何度か戦ってきたが・・・」「このような面妖なものまでいるとはな・・・！」
アレンビー「ノーベルガンダムのセンスが理解出来ないなんてあんたの頭、固すぎるよ！」
サイ・サイシー「へ・・・スピード勝負ならおいらに分があるぜ！」
アルテア「そうかな！ 自慢の足も凰牙のタービンの前には止まっているに等しいぞ！」
アルテア「中々の腕だ！ これだけの戦士が揃っているとは地球、侮り難し！」
ジョルジュ「そこまでわかっているなら兵を退き、自星に帰るがいい！」
チホデー「やるな、あんた！ こんなファイターが異星人にいたとは驚きだぜ！！」
アルテア「貴様もな！ 私の手にかかる価値のある男だ！」
アムロ「こいつ・・・まるで自走砲台だ・・・！」
祇槍「相手が何人だろうとこの『山のバーストン』に近づけはせんわ！！」
カミーユ「この機体・・・本来は都市攻撃用と見た！ ならば、懐に入りさえすれば・・・！」
祇槍「甘いわ！ 貴様に『山』のミサイルの雨をかわせるか！」
祇槍「ゼオライマーがいないなら貴様らを倒して奴を誘い出すだけだ！」
クワトロ「そのために都市を焼く気か・・・！ 手甲龍・・・どうやら予想以上に危険な組織のようだ・・・！」
祇槍「かわせるか！ この全身に装備されたミサイルの雨を！」
ジュドー「こいつ・・・全身を爆装して 誘爆が怖くないのかよ！」
アスカ「シンジ！ ここにはあたし達の家もあるんだからね！ しっかりしなさいよ！」
シンジ（父さん・・・。父さんもこの戦いを見てるんだよね・・・）（でも、どうして何も言ってくれないんだ・・・）
祇槍「戦いの最中に気を散らすとは貴様、死にに来たか！」
レイ「碇君！」
シンジ「でも、戦うしかない・・・トウジ達がいる街を守らなきゃ・・・！）
ケーン「この野郎！ 足が無いのは、お偉いさんがわかってくれたってか！」
ガナン「訳のわからんことを！ だが、お前の命もあともうすぐだぜ！」
ケーン「ちょうちんゴリラ！親玉の筋肉ダルマはどうした！？」
ゴル「た、大佐をバカにするとおでが許さないぞ！！」
ジン「大佐にゃ悪いがお前は俺が仕留めさせてもらうぜ！」
ケーン「勝手なこと言ってんじゃねえ！ 俺は誰にもやられる気はねえぜ！」
ミン「ドラグナー！ 大人しくあたいにやられた方があんたのためだよ！」
ケーン「ちょっと待った！ そりゃどういう意味だよ！？」
ミン「もうすぐわかるさ。あと少しでね・・・フフフ」
タップ「この野郎！ ケーンは絶対にやらせないぜ！」
グン・ジュム「友達思いなこった！ それに免じてお前も奴と同じ地獄へ送ってやるぜ！」
ライト「ケーン、目を覚ませ！ 戦場を離脱しろ！」
グン・ジュム「寝かしといてやれや！ お友達がやられるところを奴も見たくないだろうからな！」
ジェット「その眼でしかと見るがいい！ 我が天空真剣の奥義をな！」
グン・ジュム「そんなナマクラでこのワシを斬れると思うな！！」
ジム「こ、このような危険な男をレイナお嬢様に近づけるわけにはいきません！」
グン・ジュム「大した忠義者だ！ それに免じて一刀で切り伏せてやるわ！」
グン・ジュム「来い、トンガリ頭！ 逆さにして地面にぶっ刺してやるぜ！」
ドリル「よくも言ったなぁ！！ 泣いたって許してやらないぞ！」
グン・ジュム「ほう・・・お嬢ちゃん、中々の力持ちじゃねえか」「丁度いい。ワシの元へ来て、マッサージ係にならんか？」
レイナ「そんなハレンチな役、お断りよ、このオジン！」
ミン「おやおや、随分と可愛らしい相手じゃないのさ」
レイナ「小さくたって私だって拳法家よ！ あんたみたいなデカブツになんか負けないんだから！」
ミン「あんた・・・あたいのことを怪力大女って言ったね・・・！」
レイナ「え・・・！？」
ミン「もう許しちゃおかないよ！ 覚悟しなよ、小娘が！！」
甲児「しつこいぜ、ギガノス野郎！ ケーンの奴に恨みでもあるのかよ！」
グン・ジュム「ドラグナーの首はギガノスでは高値がついてるんでな！ ワシとしては絶好の獲物というわけだ！」
鉄也「さっきの一撃は敵ながら見事だったぜ！」
グン・ジュム「グフフ・・・どうやらお前さん、見る目はあるようだな」
鉄也「だが、そこまでだ！ 俺達がいる限り、ケーンにはこれ以上は指一本触れさせないぜ！」
デューク「戦いを楽しむような者に僕達は負けるわけにはいかない！」
グン・ジュム「かっこいいねえ！ 正義の味方のつもりかい、兄さん！」「だがよ！ てめえみたいな野郎を見てるとワシは虫唾が走るんだよ！」
葎「無様だな、ゼオライマー！ そのまま朽ちていくがいい！！」
マサト「やるんだ・・・！ みんなだって僕を助けるために来てくれたんだ・・・」「僕だって・・・僕だって！」
ヒューゴ「決着をつけるぞ、隊長・・・いや、アルベロ・エスト！」
アルベロ「いいだろう！ 俺もそのつもりだ！」
一矢「来い、八卦ロボ！ ゼオライマーの調子が悪い分は俺達が相手をするぜ！」
葎「フン・・・確かに今のゼオライマーよりは歯ごたえがありそうだ・・・」「だが、この『月』の光の前には全ては無力だ！！」
エルデ「ダイモライトの力も確かに魅力的ですが・・・」
アルベロ「わかっている！ 目的を邪魔する者は俺が排除する！」
一矢「く・・・こいつらの狙いはサーベラスか！！」
北斗「気をつけて、銀河！ こいつ・・・いつも以上にやる気だよ！」
銀河「お、おう！ こっちも気合入れていくぜ！！」
アルベロ「フッ、来るがいい！」
エルデ（見せてもらうわ、その力・・・）
葎「こやつもゼオライマーを援護する気か！」
ベンケイ「気をつけろ、リョウ！ こいつの力、半端じゃないぜ！」
竜馬「わかっている！ ハヤト、気持ちを集中しろよ！」
隼人「心配するな、リョウ！ マサトのことはともかく、こいつは紛れもなく俺達の敵だからな！」
アルベロ「そこをどけ！ 俺の目的の邪魔をするな！！」
竜馬「そうはいくか！ お前達の狙いはわかっているぞ！」
隼人「あんたの目的はともかく、それに俺達やヒューゴを巻き込む限り、見逃せねえな！」
エルデ（フフフ・・・どうやら彼らには私の目的が理解出来ないようね・・・）
アルベロ「ドモン・カッシュよ、見ているがいい！ メディウスはあの悪魔を超えた存在へと進化する！」
ドモン「やはり、お前の標的は奴か！」
エルデ「アルベロ少佐・・・」
アルベロ「わかっている！」「奴に俺の邪魔はさせん！」
ドモン「ならば、行くぞ！」
アルベロ「来るがいい！ 貴様の拳、このメディウスで受け止めてくれる！」
祇槍「貴様ぁ！ 我々をもてあそんだ貴様だけは絶対に許さぬ！」
マサキ「許さぬだと？ 創造主に向かって、そのような口を利くとはな！」
塞臥「貴様が我々を造ったとしても貴様の存在を消せば全ては解放される！」
マサキ「愚かしいぞ、八卦共！ 創造主である俺に歯向かう愚を思い知るがいい！！」
マサキ「馬鹿め・・・！ まだ己の立場が理解出来んか！」
ロクフェル「黙れ！ お前が誰であろうと私の心まで否定させはしない！！」
銀河「こいつ、今までの機獣とはケタが違うぞ！」
北斗「長引くとこっちに不利だよ！ 早めに勝負をつけよう！」
銀河「おう！ 了解だ！！」
風雲再起「！」
ドモン「どうした、風雲再起！？」
ラゴウ「・・・・・・・・・」
ドモン「風雲再起が怯えている・・・。この獣・・・それだけの力があるのか・・・！」