遥(綾人君・・・私も行くわ・・・。あなたともう一度、東京で出会うために・・・)
洸(信じています。綾人さん・・・。きっとあなたが俺達のところへ戻ってきてくれることを・・・)
マサト(綾人さん・・・あの中であなたが何と出会うかは僕にはわかりません・・・)(でも、きっとあなたならそれに負けないと信じています・・・)
トウジ「見とれ! ワイもやったるで!!」
アスカ「もう二度と負けらんないのよ! この私はっ!!」
ロム「! やはり、奴にはダメージを与えられないのか!?」
マコト「彼らの攻撃も通用しない・・・!!」
ミサト「あれを倒せるのは・・・初号機しかいないというの!?」
デューク「モルス! 僕は必ずお前を救い出してみせる!」
モルス「何を言っている! お前は俺の敵・・・ここで俺とジガンジガに倒されるのだ!」
デューク「バレンドス! 月にベガ大王が来ているのか!?」
バレンドス「モルスめ、余計なことを教えおって・・・!」
デューク「答えろ、バレンドス! ベガ大王は月にいるのか!?」
バレンドス「ここで死にゆく貴様に答える必要などないわ!」
ジグラ「デューク・フリード! 今日こそは、この命に代えても貴様を倒す!」
デューク「そうはさせない! ベガ大王を倒すその日までこの命、渡すわけにはいかない!」
デューク「たとえ相手がグレートだろうと今日の僕の怒りを止められはしない!」
ひかる「あなたはデューク・フリードの親友なんでしょ! どうして、彼の言葉が信じられないの!?」
モルス「奴は俺の敵・・・俺の恩人であるベガ大王様の敵なんだ!」
マリア「目を覚まして、モルス王子! 兄さんだって、本当はあなたと戦いたくないんだから!」
モルス「デューク・フリードの妹か! お前に恨みはないが、奴に味方するのなら容赦はしない!」
モルス「地球人め! デューク・フリードに手を貸すのなら貴様達も俺の敵だ!」
甲児「馬鹿野郎! あんた、デュークの親友だったんだろう!?」「だったら、どうしてデュークの言葉に耳を貸さねえんだ!?」
バレンドス「フフフ・・・貴様らがここで死んだ後、あやつらを宇宙征服の戦力として使い続けてやる」
甲児「ふざけんな! マジンガーを悪魔の手先にはさせねえぞ!!」
ジグラ「兜甲児! デューク・フリードとの戦いを邪魔するのなら、貴様から先に片付けてやる!」
甲児「うるせえ! 俺もデュークも今日は最高に頭に来てるんだ! ただで帰れると思うなよ!」
甲児「すまねえな・・・。俺がドジったばっかりに、お前達を悪の手先にしちまってよ・・・」「だからよ・・・せめてもの情けだ・・・。俺の手でお前達を葬ってやる・・・!」
モルス「ほう・・・地球にも腕の立つ戦士がいるようだな!」
鉄也「お褒めいただいて光栄だが、俺は仲間の友と戦う気はないんでな」
鉄也「おい、盗っ人野郎。人形遊びをしたいんなら家でやるんだな」
バレンドス「人形遊びだと!?」
鉄也「マジンガーは人の心が備わって初めて力を発揮する。お前が用意したニセモノはただの人形に過ぎん!」
バレンドス「おのれ・・・剣鉄也め・・・! 俺を甘く見た報いをその身で受けろ!」
鉄也「覚悟するのは貴様の方だ! 俺のグレートを盗んだツケ、ここでたっぷり支払ってもらうぜ!!」
ジグラ「剣鉄也・・・。貴様のような男と戦うことが出来たのは俺にとって幸運だったぜ」
鉄也「それは光栄だ・・・と言いたいところだが残念ながら悪党に誉められても、嬉しくも何ともないぜ!」
鉄也「許せよ、グレート・・・お前達だって悪の手先に使われて嬉しいわけはないだろうに・・・」「だから、せめて俺がこの手でお前達を解放してやるぜ・・・!」
ジュン「グレートは鉄也にとって自分の半身と同じくらい大切なもの・・・」「それを悪の手先に使うなんて・・・許してはおけない・・・!」
ボス「気合入れろ、ヌケ、ムチャ! ニセモノのグレートなんかに負けてられねえぞ!」
ムチャ「合点でしゅよ、ボス!」
ヌケ「それよか、あれ・・・1体ぐらい持って帰れねえかな?」
ボス「何ぃっ!?」
ムチャ「ひええ! ご、ごめん!!」
ボス「名案じゃないの!! よっしゃ、適当なのをブッ倒してお持ち帰りするだわさ!!」
<量産型グレート撃破後>
ボス「お〜し! これでグレートお持ち帰りだわよ〜ん!!」
北斗「友達同士を戦わせるなんて・・・」
銀河「絶対に許さねえ!!」
バレンドス「フン・・・ガキ共が知った口を。お前達も互いに殺しあってみるか?」
銀河「馬っ鹿野郎! そんなことになっても俺は絶対に北斗を見捨てたりしねえからな!!」
北斗「僕だって!!」
ケーン「ダチ同士を戦わせようとするそのやり方が気に食わねえんだよ!!」
バレンドス「ふ・・・貴様にはわからんか? そういう殺し合いこそ我々にとって最高の見世物だということが」
ケーン「この・・・ド悪党がぁ! てめえらの悪趣味に付き合ってられるかよ!!」
竜馬「バレンドス! 今日こそは逃がしはしないぞ!」
バレンドス「ほざけ、ゲッターロボめ! 貴様らを叩き潰すまで、俺は月へは戻らぬ覚悟だ!」
竜馬「ならば貴様に教えてやる・・・! 人の心が引き出す力の強大さをな!」
ドモン「固い絆で結ばれた友と友を戦わせるとは・・・許さんぞ!」
バレンドス「愛だ、友情だ、信頼だと? そんなものが信じられるか! この世を統べるもの・・・それは力だ!」
ロム「力に溺れる者よ・・・この宇宙で最も強き力・・・正義をその身で受けるがいい!」
バレンドス「ならば俺も教えてやる! 正義が力ではない・・・力が正義なのだ!!」
ギガウィッター「螺旋城を止めたくば、この私を倒すがいい」「もっとも出来ればの話だがな!」
北斗「出来るさ! そのために僕達は来たんだもの!」
銀河「そうだ! 俺達は自分の力を信じてる・・・絶対に負けない力をな!!」
ギガアプゾルート「人間共め! ここは通さんぞ!!」
銀河「そう言われて、俺達が回れ右して帰るとでも思うのかよ!」
北斗「そっちがその気なら僕達は力尽くで通るまでだよ!!」
銀河「行くぞ、親玉!」
北斗「お前を倒して、螺旋城を絶対に止めてやる!!」
螺旋城「解せん・・・。なぜ敗北がわかっているのに戦いを止めん・・・」「ガルファがこの地に着いた時にお前達の滅亡は決まっていたというのに・・・」
北斗「それはお前達が勝手に決めた結末だ!」
銀河「俺達は負けない・・・いや負けちゃいけねえんだ!」
北斗「お前を倒すためにいっしょに戦っているみんなのため・・・」
銀河「そして、地球で俺達の勝利を信じてくれている人達のためにもな!」
螺旋城「お前ならわかるはずだ。たとえ我を破壊しても、それで終わりではないことを」
ベガ「たとえそうだとしても私達はあきらめない・・・! それが人間の強さだと信じて!!」
洸「俺達が何のために戦うかだって? 機械のお前には永遠にわからないだろうな!」
螺旋城「その答えとは何だ?」
洸「地球には俺達を待ってくれている人達がいる・・・その信頼が俺達に戦う力を与えてくれるんだ!」
一矢「お前にはわかるまい! 守るべきもの・・・愛するべきもののために戦うということが!」
螺旋城「アイするものだと・・・?」
一矢「そうだ! 俺の拳は愛する者を守るためにある! その力、お前も受けてみるがいい!」
螺旋城「無謀にも戦いを挑む人間よ。自らの無力さを思い知るがいい!」
隼人「勝手を言ってくれるぜ、この機械の親玉はよ!」
弁慶「リョウ、ハヤト! こいつに見せてやろうぜ、俺達の強さの源を!」
竜馬「行くぞ! 俺達3人の・・・人と人との絆が生む力、機械のお前に思い知らせてやる!」
甲児「お館だかおヤカンだか知らないがてめえを倒せば全て終わるんだ! 覚悟しやがれ!!」
螺旋城「無謀とも言える突撃・・・なぜ人間は自らを省みずに戦う・・・」
甲児「教えてやる! これが人間の勇気って奴だ!!」
ドモン「わかるか、螺旋城の主! 俺達がお前に向かっていく意味が!」
螺旋城「理解不能・・・。この男、何のために我に向かってくる・・・」
ドモン「ならば、教えてやろう! 俺の拳に宿るもの・・・それは友情、信頼、そして未来への生きる希望だ!!」
螺旋城「なぜだ・・・なぜ敗北を知りながら人間は戦うのだ・・・」
鉄也「教えてやるぜ、機械野郎! それは俺達の誇りのためだ!」「そして、もう一つ言っておく! 俺達は負けるなんて欠片も思っちゃいないぜ!!」
デューク「お前は何のために人が戦うか知りたいようだな!」
螺旋城「その答えを知っているのか、フリード星の王子よ」
デューク「それは愛のためだ! お前にはわかるまい・・・愛する者のために戦う人間の心というものが!」
ロム「同じ機械生命体かも知れぬがお前と俺達には大きな違いがある・・・」
螺旋城「それがお前達の言うココロなるものか・・・」
ロム「その通りだ!」
螺旋城「愚かな・・・それが戦いにおいて何の役に立つというのだ・・・」
ロム「まだ判らんか、螺旋城! 決してあきらめずに戦うこと・・・それが俺達の心の強さだ!」「そして、その心が生み出す力がお前を必ず討つ!」