スーパーロボット大戦MX 書くまでもない補足・解説

第4話 碧い奇跡

甲児「じゃ、たっぷりおふくろさんに甘えてこいよ」
ケーン「そうそう、会える内に親孝行しとけ。でなきゃ、後悔するぜ」
銀河「え?」
北斗「もしかして、ケーンさんのお母さんは・・・?」
ケーン「・・・ギガノスとの戦いの最中、行方不明になっちまってさ」「あ・・・でも、気にすんな。 あの気の強いおふくろのことだ、絶対無事に決まってるから」
銀河「気の強い・・・・・・。 じゃ、俺と同じか」

<補足>
ケーンとケーンの母は原作第1話のギガノスの襲撃から離れ離れになっている。あとで行方は判明するのだが・・・。

第7話 冥府の王、その名は『天』

井上博士「あのですね、エリス君は11歳でMITを卒業していまして・・・」
銀河「MIT・・・エム・アイ・ティー・・・」
弁慶「ミットか。じゃ、俺と同じで野球の選手をやってたんだな」
ライト「違う違う」
弁慶「じゃ、東京湾の海底に基地のあるアレか?」
アクア「それはマッ・・・・・・とと、それも違うって」
弁慶「じゃあ、何なんだ?」
甲児「MITってのは、マサチューセッツ工科大学の略で・・・」「理系分野で世界トップクラスの研究実績を持ってる有名な大学さ。俺もアメリカにいた時、行った事がある」

<補足>
ウルトラマンのMATのこと。国際連合機構・地球防衛庁に属する怪獣攻撃隊・MONSTER ATTACK TEAM、略称MAT。

 

甲児「大介さん、そっちへ行ったぞ!」
大介「・・・・・・・・・」
竜馬「危ない、大介さん! よけるんだ!」
エリス「大丈夫です!エイリアス化したデータウェポンは実体がありませんから!」
ルー「それじゃ、余計に捕まえるのが難しいじゃない!」
大介「・・・・・・!」
ユニコーンドリル「・・・・・・!」
大介「はいどうどう・・・!」
ユニコーンドリル「・・・・・・」
竜馬「お、大人しくなった・・・!?」
甲児「さっすが、大介さん。 馬の扱いは天下一品だぜ」

<補足>
キャラクター辞典にも載っているように、デュークはシラカバ牧場で働いている。

第8話 CONFLICT

初代ガンダムネタ

ケンスケ「初の量産型エヴァンゲリオン・・・しかも、本格的な実戦用なんだろ?」
シンジ「そうだな・・・。 とりあえず、赤い・・・かな。 でも、僕の初号機みたいな角はないよ」
ケンスケ「量産型で赤!? しかも、角なし!? わかってない、わかってないなあ!」
シンジ「ど、どうして?」
ケンスケ「赤い奴ってのはレアで、角つきで、3倍速くなきゃダメなんだよ!」
シンジ「そ、そんなの知らないよ・・・」
ケンスケ「認めたくない、認めたくないな! そりゃ、若さ故の過ちって奴だ!」

<補足>
 言うまでも無いことだが、赤は初代ガンダムのシャアのシンボルカラーであり、シャアの機体のカラーリングでもある。シャア専用ザク、シャア専用ズゴック、シャア専用ゲルググなどみんな赤い(ジオングのみ例外)。
もちろん「シャア専用」というだけあり、1機しかないレアな機体。そして角つき。中でもシャア専用ザクは「通常の3倍のスピード」らしい。
 同じく言うまでもないことだが、「認めたくないものだな。自分自身の若さ故の過ちというものを」はシャアの有名なセリフの1つ。

Zガンダムネタ・・・

トウジ「アホなこと言うな! 明日は大阪タイタンズのナイター中継があるから、はよ帰らなアカンのや!」
アスカ「タイタンズだかティターンズだか知らないけど、罰は罰よ! 逃げられると思わないことね!」

<補足>
「機動戦士Zガンダム」の敵勢力ティターンズはMXには登場しない。「第4次」「F」「α外伝」などでティターンズは大活躍だったので、MXではシロッコ、ジュリド、ヤザンなどティターンズキャラは1人も登場しない。

エヴァ&ナデシコネタ

ミサト「そんな・・・! あのホシノ・ルリ少佐ならともかく・・・」「どんなに優秀なハッカーでもMAGIのハッキングなんて不可能のはずよ」

<補足>
人物辞典にもある通り、ルリは「電子の妖精」の異名もある天才ハッカー。「劇場版ナデシコ」では火星全域の敵のシステムをルリ1人の手で掌握した。

声優ネタ

マコト「彼女の声、葛城一尉に似ていますね」
ミサト「え? そうかしら?」
マコト「はい。他人とは思えませんよ」

<補足>
ミサトとベガの声優は同じ。どちらも三石琴乃。

今回のシンジ

アスカ「ふ〜ん・・・。 バカシンジと違って、前向きじゃない」
シンジ「・・・僕だってやるよ」
アスカ「え?」
シンジ「あの子達が頑張ろうとしてるのに、僕だけ逃げるわけにはいかない」「正直言って自信はないけど・・・やれることはやるつもりだよ」

<補足>
シンジ原作では超ド級のヘタレだが、スーパーロボット大戦では1つのきっかけによってシンジ自らやる気を起こしている。「F」ではブライト艦長に殴られて「父さんにも殴られたことないのに・・・」になったり、「α」では偶然立ち聞きした話(自分の活躍に対する評価)を聞いたり。MXでは自分より年下の銀河達を見習うことになる。

第16話(月ルート) Blue meets White

アムロ「だが、君らは企業という組織に属する以上、利益を求めなければならないはず・・・」「見返りは何だ?」
ゴート「新型のガンダムを完成させ・・・ナデシコBにご協力いただければ、それで」
アムロ「・・・了解した。俺も近い内にブライトの部隊へ合流するつもりだったからな」

<補足>
原作ではνガンダムのサイコフレームはシャアが秘密裏に供与したものだった。後のセリフ「あの男も、向こう側にいれば同じことをしただろうな・・・」はこれを踏まえたもの。

第17話(月ルート) キミノオモイデ

ルリ「元の状態に戻せる可能性は?」
レイン「非常に高いと思います。 ・・・私も同じような経験がありますから・・・」

<補足>
Gガンダムのクライマックスで、レインはデビルガンダム最終形態のコアにされてしまった。演算ユニットのコアとされた経験とデビルガンダムのコアとされた経験が同じような経験かどうかはともかくとして、絵的には確かに似ている。どちらもコアにされた人物が石化したような形で、上半身だけ剥き出しの状態でになっている。

第18話(月ルート) 火星からの逃亡者

声優ネタ

アレンビー「ねえねえ、あたしのノーベルガンダムがそんなに珍しいの?」
ベガ「珍しいって言うか・・・何て言うか、一度乗ってみたいって言うか」
綾人(遥さんやミサトさんの時と同じ反応だ・・・)
ベガ「あの、一つ聞いていいかしら?」
アレンビー「何?」
ベガ「あのガンダム・・・ティアラとか投げたりする?」
アレンビー「ううん、リボンとフラフープは使うけど・・・」
ベガ「それじゃ、月に代わって何々とか・・・」
綾人(ホントに同じ反応だ・・・)

<補足>
ベガ、ミサトの声優はセーラームーンの主人公の声優

声優ネタ

ミサト「それより、実は遥も私達と同い年なの」「だから、階級や立場は抜きってことでいいかしら?」
ベガ「もちろん構わないわ。じゃ、遥、ベガ・・・ってことで」
遥「ええ、これからもよろしく」

<補足>
ベガ、ミサトの声優はセーラームーンのうさぎの声優、遥の声優はセーラームーンの亜美の声優

2号機ネタ

エル「で、そのドラグナーMk-Uは・・・」
ケーン「Mk-Uじゃねえ! カスタムだ、カスタム!」

<補足>
原作でエルが主に使用した愛機はガンダムMkU。なおMXには登場しないが、MkUの例はエルガイムMkU、カスタムの例はウィングガンダムゼロカスタムなど。

第19話 偉大な翼、そして天の光

部隊名決定イベント

甲児「チェッ、今回は俺達に相談なしか」
甲児「今度こそ『甲児と愉快な仲間達』にしようと思ってたのによぉ」
シンジ「今回? 今度こそ?」
甲児「あ、いやいや・・・何でもねえ」
アスカ「な〜にが愉快な仲間たちよ。そんなの言いにくくてしょうがないわ」

洸「じゃあ、アスカはどんなのがいいんだよ?」
アスカ「聞きたい?」
洸「参考までに」
アスカ「じゃ、教えてあげるわ。耳かっぽじって、よぉっく聞きなさい!」「『努力根性のセカンドレッド、惣流・アスカ・ラングレー様とその忠実なるしもべ達』よ!」
洸「な、何だそりゃ!?」
レイ「さらに言いにくいわ、それ」
アスカ「うっさいわね! 冗談に決まってるでしょ、冗談に!」
シンジ(実は本気だったりして・・・)

甲児「ちなみに、シンジだったらどんなのにするんだ?」
シンジ「ぼ、僕ですか?」「え、え〜っと・・・『新戦隊エヴァンゲリオン』、かな?」
レイ「それだとEVAしかいないわ」
シンジ「あ、そっか・・・」

<補足>
部隊名決定イベントは「スーパーロボット大戦64」から。その前は「逆襲のシャア」のロンドベルがそのまま部隊名になることが多かった。

第20話 Strange bait

弓教授「甲児君が手伝ってくれたおかげで、予想以上に作業が早く終わったよ」
甲児「ヘヘッ、TFOを造った時の経験で、メカのことが前より良くわかるようになりましたからね」
弓教授「ふふふ・・・やはり、君は兜家の一員だな」「もっと勉強すれば、十蔵博士や剣造博士以上になれるかも知れん」
甲児「おだてないで下さいよ、先生。俺じゃ、おじいさんやお父さんには逆立ちしたってかなわないし・・・」「今は世界に平和を取り戻すっていう大事な役目もありますからね」

<補足>
甲児の祖父・兜重十蔵はマジンガーZの開発者。父・兜剣造はグレートマジンガーの開発者。グレートマジンガーの時にはNASAに留学している。見かけや言動とは裏腹に頭はいいのか?。

タイムラグは90秒

ジュドー「前に持病があるって言ってたけど、そのせいで?」
プルツー「本当にそうだったら、テストパイロットには選ばれない・・・」
鉄也「ああ。普通は事前に身体検査を受けるはずだ」
ナナ「もしかして、昔に大ケガをしたことがあるとか・・・」
プルツー「だったら、余計にだよ」
京四郎「しかし、一矢の例もある。一概にそうとは言い切れんぜ?」
ケーン「え? あの人って、そうだったのか・・・!?」
京四郎「ああ。奴は訓練中、大きな事故に遭って全身マヒに陥ったことがある・・・」
ケーン「・・・・・・!」
京四郎「だが、厳しいリハビリを経て、見事に復活した」

<補足>
人物辞典にもあるように、宇宙飛行士の訓練中の事故で全身マヒになった経験がある。

第23話 夢幻回廊

声優ネタ

遥「大尉、あの店です」
アムロ「あ、ああ」
ベガ「ちょっと夕食には早いかも知れないけど・・・」
アムロ「・・・俺は今後の部隊編成を決めなきゃならない。出来れば、早めに艦へ戻りたいんだが」
遥「大丈夫です。その件はクワトロ大尉にお願いしておきましたから」
アムロ(シャアも災難だな・・・)「だが、どうして俺なんだ?」
遥「それは何て言うか・・・」
ベガ「私と遥だと、大尉を誘った方がいいような気がして・・・」
アムロ「?」

<補足>
アムロの声優はセーラームーンのタキシード仮面の声優。

声優ネタ

ベガ「・・・遥、ミサトはまだネルフ本部から戻って来ていないの?」
遥「ええ。指示は来ているけど・・・」
ベガ「じゃ、現場の指揮は私達で執るしかないわね」
恵「EVA初号機、発進準備完了しました!」
ベガ「わかったわ・・・!」「EVA初号機、発進!」
シンジ「はい・・・!」(あれ? 今の声って・・・)
ベガ「・・・・・・どう? 似てる?」
シンジ「! ベガさんだったんですか?」
ベガ「まあ、チョッチわけありでね」

<補足>
ベガとミサトは声優が同じ。

第29話 冥王、暁に出撃す

甲児「ケンロウって何だ? 指先一つでダウンの拳法使いか?」

<補足>
言うまでもないことだが、漫画「北斗の拳」の主人公・ケンシロウのこと。「指先一つでダウン」はアニメの主題歌の歌詞。

第32話(宇宙ルート) MOONRAKER

エマリー「ええ。つい先程、敵の反攻が著しく弱まったそうですので」
サブロウタ「何かあったんスかね?」
アムロ「おそらく、指揮系統が混乱したんだろうが・・・」「昔、ア・バオア・クーで、似たようなことがあったな」
クワトロ「ギレン・ザビが暗殺された時のことか?」
アムロ「ああ」(もしや、ギガノスでも・・・?)

<補足>
オデッサ以降、ジオン軍は敗退続きだったが、最終決戦のア・バオア・クーではソーラ・レイによって連邦軍艦隊に大打撃を与え、その一撃で連邦軍総司令官のレビル提督が戦死、連邦軍は混乱状態に陥る。ギレンの「圧倒的ではないか、我が軍は」のセリフ通り、ジオン軍の優勢で戦況は進んでいたが、しかしキシリアがギレンを暗殺したことでジオン軍は指揮系統が一時混乱し、結果として連邦軍に敗退することになった。

第33話(宇宙ルート) 虹を越えて

ナデシコネタ

井上博士「ええ・・・こんなこともあろうかと思いまして・・・」
リョーコ「く〜! どっかの誰かが聞いたら、泣いて悔しがるセリフだぜ!」

<補足>
どっかの誰かはもちろんウリバタケ・セイヤのこと。

もしあのロボットがいれば・・・

北斗「でも・・・僕達にこれだけの武器・・・使いこなせるかな・・・?」
ジュドー「その心配はいらないぜ、北斗」
カミーユ「ミサイルやライフル・・・射撃武器は俺達が戦術を教える」
エリス「でも、こっちのゴーガンはどうするんです?」
井上博士「それの使い方についてはこちらを読んでください」
銀河「これ・・・洸さんと綾人さん、レインさんからのメッセージだぜ!」
京四郎「フ・・・弓に関してはスペシャリストの連中の教えだ。しっかり読んどけよ」
吉良国「じゃあ、こっちのヨーヨーは? まさか・・・これもどこかの誰かからメッセージが・・・」
井上博士「残念ですが、それは無しです・・・」

<補足>
MXにはコンバトラーVは登場しない。しかし登場していればヨーヨーの扱い方を伝授したものと思われる。

第34話(宇宙ルート) 断ち切られたLOOP

兄妹ネタ

リンダ「兄さんがギルトール元帥を暗殺したという噂も私は信じていないわ」「だって、兄さんは誰よりもギガノスの理想とギルトール元帥を信奉していたんですもの・・・」
クワトロ(兄を信じる妹か・・・)

<補足>
マイヨの妹・リンダやジュドーの妹・リィナは兄に対して絶対的な信頼を寄せている。その一方、シャアの妹・セイラは兄を大切な存在として愛しているものの、無条件に信頼しているわけではなく、時には自分の考えで行動し、兄の言葉通りには動かない。「逆襲のシャア」でシャアが回想しているように、ララァが死んだ原因の一つにセイラの存在もある。

必殺技ネタ

サブロウタ「ようリョウ君、ゲッターに新しい必殺技がついたんだって?」
竜馬「ええ。その名も・・・」
サブロウタ「ゲッターフレア・・・! それともゲッターファイヤーか・・・!」

<補足>
ナデシコでアキトやガイ達が熱狂的なファンだった「ゲキガンガー」の必殺技はゲキガンフレア。「ゲキガンガー」自体がゲッターのパロディであり、ゲキガンフレアも3人の息がピッタリ合っていないと機体が爆発するという非常識な必殺技だった。

第38話 かつて誓った平和のために

モルス「デューク・フリード! 先じ地獄で待っているぞ!」
デューク「モ、モルスーッ!」
デューク「・・・僕は・・・取り返しのつかないことをしてしまった・・・」

<補足>
モルスを倒してしまってゲームオーバーになる時のセリフなんだけど、初代ガンダムでアムロがララァを撃破してしまった時のセリフのパロディと思ってしまうのは深読みのしすぎだろうか。


管理者:中霧里五
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