???「力と力のぶつかり合う狭間に、己が醜い欲望を見たさんとする者よ、その行いを恥と知れ」
???「人、それを外道という!」
アルテア「何奴!?」
ロム「貴様に名乗る名はないっ!!」
ロム「戦いの虚しさを知らぬ愚かな者達よ・・・戦いは愛する者を助けるためにのみ許される」
ロム「その勝利のために我が身を捨てる勇気を持つ者・・・人、それを英雄という!」
螺旋城「何・・・? この螺旋城で勝手な真似をするというのか? 誰だ!?」
ロム「貴様らに名乗る名前はないっ!!」
ロム「血塗られた富と権力にたかるウジ虫共よ・・・己が姿を見るがいい」
ロム「正しき道を示す光・・・」
ロム「人、それを鏡という・・・!」
アシュラ「き、貴様! 何者だ!?」
ロム「貴様に名乗る名はないっ!!」
グン・ジュム「何だ、おめえらは!?」
レイナ「あなた達に名乗る名前なんてないわよ! イーッ、だ!」
グン・ジュム「その可愛げのなさ・・・おめえら、あのカブキ野郎のツレだな!?」
ドリル「その通り! 宇宙の悪を滅ぼすため、星から星へと旅を続ける正義の武芸者・・・」「ロッド・ドリル様とその仲間たあ、俺達のことだ!」
レイナ「ちょっと、ドリル! 調子に乗って何言ってんのよ!」
ドリル「た、たまにはいいじゃないか、レイナちゃん。いつもはロムかジェットが言ってんだしさぁ」
グン・ジュム「ふざけやがって・・・! タダで済むと思うなよ!!」
ジェット「・・・欲望に染まり、真実を見失った者よ・・・地獄への手土産に教えてやろう」「我が名はジェット・・・ブルー・ジェット!」「俺の天空真剣と貴様の太刀・・・どちらの切れ味が鋭いか、いざ勝負!」
グン・ジュム「面白い! かかってきやがれ!!」
ロム「悪しき星が天に満ちる時、大いなる流れ星が流れ・・・」
ロム「その真実の光の前に、悪しき星は光を失い、やがて堕ちる・・・」
ロム「人、それを裁きという・・・!」
グラジオス「な、何者だ!? 貴様・・・名を名乗れ!!」
ロム「お前達に名乗る名前はないっ!!」
デビルサターン6「光ある所、闇あり。正義ある所、悪あり」「地獄からの使者、デビルサターン6! あ、登場でっせ!」
???「力と己の欲のみで、いつまでも人の心を惑わせると思うな」
??? 「固く握り合った手は暴力では離れない・・・」
???「人、それを絆という・・・!」
アルテア「何奴!?」
ロム「貴様に名乗る名はないっ!!」
ロム「行く手に危険が待ち受けようと、心に守るものあるならば・・・」
ロム「例え、己の命尽きるとも、体を張って守り通す」
ロム「人、それを男という・・・!!」
シンジ「!!」
ロム「天よ地よ、火よ水よ! 我に力を与えたまえ!!」
ロム「パァーイル・フォーウメイション!」
ロム「バイカンフー、見参ッ!!」
ミサト「ロ、ロム君!!」
ロム「ミサトさん、奴は俺が食い止めます! あなた達はその間に退避を!!」
ミサト「だ、駄目よ! あの使徒にはこっちの攻撃が一切通用しないわ!!」
ロム「かと言って、引き下がるわけにはいきません・・・!」
ミサト「!?」
ロム「何故なら、これは守るべき者を守る戦い・・・!」
ロム「そう、これは男の戦い! 例え相手が何者であろうとも、男としてそれから逃げるわけにはいかない!!」
シンジ「! ロ、ロムさん・・・!!」
ロム「神を信じて生きている人々を欺き、真実を虚偽に塗り替える悪魔達・・・」
ロム「例え神が現れずとも、いつか必ず心ある者が神に代わって悪を裁く」
ロム「人、それを天誅という・・・!」
ブライ「百鬼帝国大帝、ブライに何用だ!? 誰だ、貴様は!?」
ロム「お前達に名乗る名前はない!!」