ラウル
「我が主と言ったな! そいつは何者だ!? それに、超機人を使って何をする気なんだ!!?」
ククル
「そなたがそれを知る必要はない!」
ククル
「妾を黄泉路へ誘うとは笑止千万! 逆にそなたを送り込んでやるわ!」
リシュウ
「老い先短い身とは言え、この世にはまだ未練があってのう……」
「お主と道連れというわけにはいかん!」
カイ
「あの動き……乗っているのは、かなりの手練だな」
???
(フッ、カイ・キタムラか……)
???
(さあ、ヒューゴ……サーベラスと甦ったお前の力を見せろ)
ヒューゴ
「貴様は何者だ!? 何故、俺達に仕掛けてくる!?」
ヒューゴ
「! あの動き……!?」
???
「ふっ、やるな」
???
「メディウスと戦える力は持っているようですね」
???
「誰が奴を育てたと思っている?」
???
「余計な手心は禁物です。さもなくば……」
???
「お前に言われずとも、わかっている」
ヒューゴ
「まさか……!?」
アクア
「どうしたの、ヒューゴ!?」
ヒューゴ
「いや、何でもない……!」
ジョッシュ
「エール・シュヴァリアー……やれるはずだ、俺とお前なら!」
ジョッシュ
「くっ、被弾したか!」
アラド
「妖機人め、退治してやるぜ!」
カイ
「奴らの狙いはいったい何だ……!?」
ジョッシュ
「アインストとは違う。あれが妖機人か……!」
ゼオラ
「よ、よく見ると気持ち悪い……!」
ラトゥーニ
「妖機人……この機会に少しでもデータを集める」
ラミア
「ターゲット、デモン。攻撃を開始する」
カイ
「奴らが現れたのは偶然ではあるまい。どうやって今回のことを知った……?」
カイ
「む……! 不自然なまでにモーションの淀みが少ないな。まさか……」
ジョッシュ
「先に手を出したのはお前達の方なんだ……やらなきゃ、やられる……!」
「それはお互い様だって、わかってるだろ!」
ゼオラ
「! この違和感、覚えがあるわ……!」
ヒューゴ
「むっ、この手応えは……!」
アクア
「どうしたの、ヒューゴ!?」
ヒューゴ
「……終わればわかることだ、お前はDFCに集中しろ!」
ラトゥーニ
「あの独特の反応……もしかして……!」
ラミア
「破壊が目的なら、工場を直接攻撃するか、移送中の輸送機を撃墜すれば済む。やはり、ろ獲が目的か……!」
ラミア
(この手応え、ゆらぎのなさ……もしや、敵のパイロットは?)
カイ
「あのサイズにも関わらず、柔軟な動き……! まるでダブルGではないか!」
ジョッシュ
「黒いヒュッケバインもどきの次は黒い忍者か……いったい何なんだ、お前達は!」
ラトゥーニ
「特機サイズであれほどの動きを具現化できるのは、ABMDシステム……そして、あのパーツ構成やモーションの重心移動から導き出される答えは……!」
ラミア
「機体構造やモーションの重心移動が似ている……EG系、そして……ダブルGと」
レーツェル
「もしや、あの機体を開発したのは……!?」
カイ
「こいつ、他の機体と動きが違うな」
アラセリ
「特殊戦技教導隊の隊長機か。いい交戦データを得られそうだな」
アラセリ
「ふふふ、私は運がいい。何機もの新型機と巡り会えるとはな」
ジョッシュ
「データ取得はお互い様かも知れないが……命まで渡すつもりはない!」
アラセリ
「初見の機体だ……お手並み拝見といこうか」
ヒューゴ
「そう簡単にデータが取れると思うなよ!」
ラトゥーニ
「速度も運動性もカリオンを上回っている……!」
スレイ
「いい腕をしている。このベガリオンの相手に相応しいぞ……!」
スレイ
(レーツェル・ファインシュメッカー……あなたであっても容赦はしない!)
レーツェル
「あくまでアイビスとの決着にこだわるか。フィリオ亡き後も……いや、だからこそか」
カイ
「お前達、他にはどこへ部隊を送り込んだ!?」
ゼブ
「そ〜れは、あんた達が攻め込まれて困る所だよ」
ゼブ
「そ〜んじゃま、ちょいと行きますか」
ラミア
「妙な喋り方をする……もっとも、他人のことは言えんが」
カーラ
「街を襲うなんて……民間人を巻き込むなんて、許せないよ!」
ククル
「それは……そなたらの都合だ」
カーラ
「じゃあ、あんたにはどんな都合があるってのさ!?」
ククル
「それを知る必要はない……マカルガの舞にて、冥府へ堕ちよ!」
カーラ
「ダンスなら、負けない! 覚悟しなよ!!」
ククル
「妾の舞にて冥府へ誘ってやろうぞ!」
ゼンガー
「師が受けた借りは、門人である俺が返す!」
ユウキ
「待っていた、と言ったな。目的は俺達の陽動か?」
ククル
「ふっ……それはどうかな?」
レーツェル
「ククル、お前達の目的は何だ?」
ククル
「妾が素直にそれを教えると思うておるのか?」
レーツェル
「フッ、想定内の返答だ。当面の狙いは、陽動か?」
ククル
「………」
クスハ
「ごめんね、龍王機……虎王機がさらわれた時、傍にいてあげられなくて」
「でも、これからはあなたと一緒に戦う!」
ドゥバン
「そんな欠陥品でおれのアレスに挑むか」
アリエイル
「だからこそ、制御が可能なのです。しかし、アレスのファウ・ケルンは!」
ドゥバン
「言ったはずだ、このおれに相応しい力だとな!」
ドゥバン
「自分の過去が知りたければ、大人しくおれに従え」
イング
「僕はガイアセイバーズへ……記憶にない所へ戻るつもりはない!」
イング
「この僕を狩るだと……?」
アーマラ
「ああ、ヒュッケバインと同じようにな!」
イング
「違うな、狩られるのは……」
「狩られるのは、お前の方だ! このアッシュでな!」
カイ
「単に我々を倒すだけでなく、絶望させることに意味があるというのか!」
アクイラ
「そうだ……力と意志を俺に示せ。我らが欲するものは、その先にある」
カチーナ
「このあたしが、そう簡単にビビると思うんじゃねえぞ!」
アクイラ
「だが、いずれお前達は絶望の淵に落ちる……もうまもなくだ」
カチーナ
「るせえんだよ、ハゲ! その前にてめえが地獄へ堕ちやがれ!」
ジョッシュ
「くっ! 何なんだ、この首筋がチリチリする感じは!」
アクイラ
「ノイズが走るな……だが、貴様ごときを相手に、この程度の異常など問題にはならん」
ジョッシュ
「また奴の声が……! 通信機じゃない、これはシュンパティアを通してのことなのか!?」
アクイラ
「む、この声……そうか、お前がそうなのか」
ジョッシュ
「聞こえてるなら、答えろ! 親父達はどうなったんだ!?」
アクイラ
「知らぬな。だが、あの氷の地は、既に我らルイーナの手に落ちた」
ジョッシュ
「もう手遅れだとでも言うのかよ!」
ゼンガー
「我らの意志や力! その身で受け止めよ!」
アクイラ
「強靭な意志……それが絶望で彩られた時、我らにとってこの上ない糧となるだろう!」
アクア
「あ、ああいう敵に適合したMPデータは……!」
アクイラ
「闘志よりも怯えや恐怖が強まっているな。いい傾向だ」
ヒューゴ
「生憎だが、この機体を操っているのは俺の方だ!」
アクイラ
「む……こやつからは波動が感じられん。人ではないのか?」
ラミア
「人が人たる定義……お前に理解できるのか?」
リム
「あいつに近づけば近づくほど、シュンパティアの調子がおかしくなる!」
リム
(うぅ〜、何かヒリヒリするよぉ)
アクイラ
「このノイズ……なるほど、そうか」
リム
(リアナ、この聞こえ方って……!)
リム
「シュンパティアを通してのものなの……!?」
アクイラ
「人間……お前は違うな。そのマシーンも他とは違う……波動も重なっている。面白い……!」
エイタ
「エア・クリスマスの砲塔、本艦を指向していますっ!!」
テツヤ
「くっ! Eフィールドで防げ!」
カーリー
「ハガネ……テツヤ・オノデラ。観念するがいい」
キョウスケ
「”破滅の王”とは何だ?」
イグニス
「その疑念が、さらなる恐怖を呼ぶ! まだ教えられん……いや、知る必要はない!」
キョウスケ
「ならば、お前達を倒し、”破滅の王”を引きずり出す」
イグニス
「ハハハッ! その時、貴様はこの上ない恐怖と共に死ぬだろうよ!」
コウタ
「あっちの世界でも散々変な連中と戦ってきたが……こっちはこっちで眉毛侍かよ!」
イグニス
「ハハハッ! その顔、恐怖で歪めるがいい!!」
ジョッシュ
「この感じ……アクイラの時と同じか!」
イグニス
「貴様か、ノイズの原因は! 目障りだな!」
ジョッシュ
「答えろ! ”破滅の王”とは何なんだ!?」
イグニス
「それを知る必要はない! 貴様は怯え、苦しみ、絶望して死ぬんだよ!」
リム
「シュンパティアにノイズが……!」
リム
(この感じ、気持ち悪いよぉ!)
イグニス
「何だ、こいつ……? 混じっているのか?」
「ハハハッ! 面白いな!」
ギリアム
「ダブルG3号機……あれを送り込んで来た者は……!」
ゼンガー
「怒涛の剣にて、迅雷を制す!!」
レーツェル
「駆けろ、トロンベ! 雷より速く!」
ジョッシュ
「グラキエース……お前は何なんだよ!?」
グラキエース
「ジョシュア・ラドクリフ……貴様を倒せば、この不調は消えるのか?」
グラキエース
「この人間は……」
リム
「アクイラやイグニスの時と似たような反応……この子は、アニキの機体ほど影響を受けてない……」
リム
(じゃあ、何でお兄ちゃんだけ……?)
グラキエース
「妙なノイズだ。この揺らぎは何だ……?」
エグレッタ
「あの機体にあいつらの謎を解く鍵があるとはね」
ジョッシュ
「あいつ……あの動き、何をするつもりだ!?」
ゼンガー
「貴様はあの時、アースクレイドルで斬り捨てたはず」
エグレッタ
「ああ、おかげで再生にかなりの時間を要した。これ以上ない屈辱だったよ」
「今度はお前が斬られる番だ。反乱者として、惨めに死んでいくがいい!」
ヒューゴ
(かつて、俺達クライウルブズがアースクレイドルへ赴いた時……奴はあそこから運び出されていたのか?)
(もしかして、俺はその片棒を担いでしまったのか……?)
エグレッタ
「リ・テクのマシンか。戦闘能力を奪って、ろ獲する」
リム
「あいつ、こっちの様子を窺ってる……!?」
エクセレン
「マシンナリー・チルドレンの坊やと言い、あなたと言い……懐かしい顔が揃ったわよね。嬉しくないけど」
カーリー
「エクセレン・ブロウニング……そのふざけた態度は相変わらずか」
エクセレン
「事情は色々とあったんでしょうけど、カーリーって名前はどうなのかしらん? バレバレなのよねぇ、かなり」
「あなたも仮面をつけた方が良かったんじゃない?」
カーリー
「黙れ。貴様らは反逆者であり、大統領を殺害した罪人だ。立場をわきまえろ」
エクセレン
「……大統領さんがあんなことになって、こっちが得をすることなんて何もないのよね」
「ドサマギで企んだことでしょうけど……いずれバレるわよ、あなたのボスの目論見は」
カチーナ
「よくもまあ、いけしゃあしゃあとそんな所にいられるもんだな!」
カーリー
「大義のためならば、生き恥をさらすことも厭わん」
カチーナ
「あたしらと大統領をはめておいて、何が大義だ! ゲストより質が悪いぜ、てめえらはよ!」
キョウスケ
「リー・リンジュン……どの面を下げて、その艦に乗っている?」
カーリー
「軟弱な連邦軍は、理想の軍隊たり得ん。シャドウミラーなき今、ガイアセイバーズこそが……」
「最高権力者の剣こそが、我が理想の軍隊。私を拾って下さったアルテウル司令に報いるべく、恥を忍んでここにいる」
キョウスケ
「ガイアセイバーズが理想の軍隊だと? サマ師の集団にしか見えんな」
スレイ
「アイビス! 流星の名の意味を思い出させてやる!」
アイビス
「流星は闇に堕ちるんじゃない! 夜を切り裂いて飛ぶんだ!」
「アルテリオンは渡さない! この翼は、あたしのものだ!」
クスハ
「スレイさん! アイビスさん達と共に星の海を目指すことが、フィリオさんの願いじゃないんですか!?」
スレイ
「テスラ研にいた時とは違う……! 兄様の夢を叶えられるのは、私しかいない!」
レオナ
「成すべきことを見失っているようね、スレイ」
スレイ
「部外者のお前に何がわかる!」
レオナ
「あなたのプライドは、妄執に変わってしまっている。自分でもそれに気づいているのではなくて?」
スレイ
「……!」
レーツェル
「スレイ……君はまだナンバー01に固執しているのか?」
スレイ
「何……!?」
レーツェル
「フィリオがいなくなった今こそ、君は気づかねばならない。彼の真意に……」
スレイ
「黙れ……! 私は……私は……!」
アイビス
「あの新型、速い!」
ツグミ
「機首がカリオンに似てる……! それに、あの運動性や速度……AXと同レベルのテスラ・ドライブを積んでいる……!?」
「プロジェクトTDのノウハウを応用して作られた新型リオン……それもβ系列の機体と見て間違いないわ!」
アイビス
「じゃあ、カリオンの後継機……!?」
ツグミ
「おそらくね……!」
アイビス
「くっ……! あのリオンにフィリオの夢や願いは込められてない! そんなのに負けるもんか!」
アラセリ
「サイリオンの初実戦……後々のこともある、あまり無茶は出来んが……」
「相手がお前達なら、いいデータが取れる。そして、それはガイアセイバーズへの手土産にもなる」
ショーン
「艦長、損傷部の応急処置は短時間で終わるようです」
レフィーナ
「あ、あんなものを至近距離で見るなんて耐えられない……」
ショーン
「艦長?」
レフィーナ
「あ、、いえ……弾幕をもっと厚くし、敵を近づけさせないように」
ショーン
「了解です」
クスハ
「何とかして虎王機の動きを止めなきゃ……! 龍人機、力を貸して!」
クスハ
「お願い、応えて! 私やブリット君、龍人機に!」
虎王機
「………」
クスハ
「あなたが妖機人と一緒に私達の世界へ災いをもたらすなんて……そんな姿、見たくない……」
「だから、私はあなたを止めますっ!」
ブリット
「まず虎王機の動きを止めなければ……!」
ゼンガー
「ククルよ、お前もかつては人だったのか?」
ククル
「……!」
ゼンガー
「もしや、お前も虎王機と同じく……」
ククル
「黙れ! 妾の邪魔をするなら、そなたから先に打ち倒してやろうぞ!」
ジョッシュ「くっ、またシュンパティアが……!それに、この感じ……こないだとは違う……!?」
グラキエース「……!」
ジョッシュ(何故だ?あいつが心を閉ざしても、何故こんな……!)
リム
「くっ……!」
ジョッシュ
「リム、迂闊に戦うんじゃない! 後で何が起きるかわからないんだぞ!」
リム
「う、うん……!」
(リ、リアナ……もし、この子が動かなくなっちゃったら……)
リム
「わかってる、気をつけるから!」
ジョッシュ
「ウンブラ……避けては通れないか!」
ウンブラ
(ノイズが生じる……だが、私の機構にさしたる異常はない)
(何故、グラキエースとウェントスだけが……?)
リム
(他のメリオルエッセと同じだ……シュンパティアの調子がおかしくなるだけ……)
(じゃあ、ウェントスはいったい何なの!?)
ウンブラ
(接触して理解した……この人間、もしや……)
アリエイル
「今のあなた達の戦力や行動から判断して、不退転の決意を持っているとは思えない……増援はこれからも送り込まれてくるはず」
「そして、その逆も。つまり、次元断層は絶対的な障壁ではない……」
イグニス
「フン、貴様らはもう戻れんよ! ここで死ぬんだからな!」
イルム
「地球を消し去るとは、随分と凝った手品を見せてくれるじゃないか」
イグニス
「クククッ、それだけでは済まんぞ。貴様らは、さらなる惨劇を見ることになるのだ!」
イルム
「フン、手品ってのは種があるもんだ。お前らのショーが始まる前に、それを明かしてやるぜ」
イグニス
「さあ、貴様も己の弱さを呪え! 恐怖の声を上げろ!」
イング
(恐怖はない。宇宙での戦闘……初めてだが、身体が知っている)
(それが何故なのか……答えを知るためにも、ここで終わるわけにはいかない)
カイ
「“破滅の王”とはいったい何者だ? 地球を閉じたのは、そいつの意志なのか?」
イグニス
「その疑念が、さらなる恐怖を呼ぶ! まだ教えられん……いや、知る必要はない!」
イグニス
「この俺を恐れ、憎むがいい! 貴様らの揺らぐ感情は波動となり、源力となる!」
ラミア
「私には関係のない話だな。感情の波動など出ているわけがない」
イグニス
「む? そうか……貴様、作り物か!」
ラミア
「メリオルエッセも似たような存在ではないのか?」
イグニス
「フン、お前のような人形に用はない。さっさと壊れろ!」
リュウセイ
「てめえらが地球を消したってんなら、元通りにする方法も知ってんだろ!?」
イグニス
「そうだとしても、貴様らに教える必要などない。ここで絶望し、死ね!」
リュウセイ
「ヘッ、絶望なんてしねえぜ。てめえがここに来たことで、地球と行き来が出来るってわかったからな!」
R-GUNパワードのパイロットがヴィレッタ、マイ以外の場合でも発生
ロフ
「独特のエネルギー反応だ。素材から判断して、量産されているとは思えんが……」
イルム
「地球までの兵站線を確保しても、それを十分に活用できていないようだな?」
ロフ
「何が言いたい?」
イルム
「インスペクターの教訓があまり活かされていないように思えてな。あんた達の間で何かあるのかい?」
ロフ
(この男、なかなか鋭いな)
ロフ
「あの形状……もしや、ヒュッケバインの系列機か? だが、そんな継ぎ接ぎだらけの機体で何が出来る!」
イング
「このアッシュを見かけだけで判断するな。僕が生き残るための力なんだ……!」
ライ
「他の機種より出力や火力が上回っているか。だが!」
ロフ
「このエネルギー反応……動力源は、彼らの技術を応用したものか」
リュウセイ
「俺達のSRXなら、パワー負けはしねえぜ!」
ロフ
「このエネルギー反応……間違いない。地球人は我らだけでなく、彼らの技術も使いこなすか」
ドゥバン
「ファウ・ケルンが真価を発揮すれば、おれは全てを手に入れることが出来る!」
アリエイル
「そんな保証はないのです、ドゥバン!」
ドゥバン
「いや、お前も知っているはずだ! アインストの力を手に入れ、その制御に成功した者の存在を!」
アリエイル
「……!」
ドゥバン
「保証がないと言ったな、アリエイル! だが、レッド・オーガの登場で、道は示されたぞ!」
アリエイル
「不安定な要素を重ねたところで、あなたがエクセレン少尉のようになれるとは限りません!」
ドゥバン
「違うな、おれはその上を行ってやる!」
ドゥバン
「レッド・オーガの登場で道は開けたぞ、アリエイル!」
アリエイル
「不安定な要素を重ねたところで!」
ドゥバン
「いや、お前も知っているはずだ! アインストの力を取り込み、その制御に成功した者の存在を!」
アリエイル
(エクセレン・ブロウニング少尉……!)
ドゥバン
「お前が……お前の存在が、おれの運命を切り開く鍵となる!」
アルフィミィ
「でも、そのコアでは歪みが矯正できませんの」
ドゥバン
「投降しないのであれば、今度こそお前は死ぬことになる!」
イング
「そんな運命を受け入れるつもりはない……!」
ドゥバン
「アルファの駒が、利いた風なことを!」
セティ
「1機増えたところで、どうだって言うのかしら?」
アクセル
「捲土重来……いや、諦めが悪いだけか。だが、この世界は新参者には手厳しいぞ!」
セティ
「あたしのビュードリファーに追いつけるかしら?」
イルム
「あの機体……乗っているのはアギーハみたいに気の強い女かもな」
アーマラ
「さあ、お前の本性を見せろ! その継ぎ接ぎに初めて乗った時のようにな!」
イング
「僕の本性だと……!?」
アーマラ
「フン、自在に力を引き出せないのか。ならば!」
(アッシュのHPが1500減る)
イング
「うぐっ! 切り返しが速い!」
アーマラ
「ハハハッ! 追い詰めてやる! 本気を出さなければ、死ぬぞ!!」
イング
(くっ、アーマラの目的は……!?)
カイ
「ガリルナガンはイングを狙っている! 近くにいる者は援護しろ!」
アヤ
「相手の念は感じない。なのに、何故……!?」
アーマラ
「クククッ、黙って狩られればいいのだ、お前達は!」
アリエイル
「アーマラ・バートン! あなたは知っているのですね、イデアラントの真実を!」
アーマラ
「さあ……何の話だ?」
ヴィレッタ
(私は……彼女を、あの機体を知っている。そんな気がする。だが、何故だ?)
アーマラ
(フフッ……私の正体を知れば、お前はさぞかし驚くだろうよ)
マイ
「お前は、私達のことを知っているのか?」
アーマラ
「無論だ。鋼龍戦隊のデータは把握している」
マイ
「それだけじゃないはずだ……!」
アーマラ
(フッ、さすがに鋭いな)
アーマラ
「狩ってやるぞ、SRXチーム! お前達や鋼龍戦隊は、もう用済みだ!」
リュウセイ
「てめえ、いったい何なんだ!? この感じは何だってんだよ!」
アーマラ
「ここで死ねば、そんなことを気にせずに済む!」
ドゥバン
「アリエイル、アーマラの言葉に心当たりがあるか?」
アリエイル
「……」
ドゥバン
「沈黙も答えだぞ。言え! お前は何を知っている!?」
アリエイル
「……知ったところで、どうにもならないことです」
ドゥバン
「言わぬつもりか! ならば、腕ずくで聞き出してやる!」
アクセル
「お前達はかつてのおれ達と同じ……招かれざる客だ、これがな」
ロフ
「かつての……? 何者だ、お前は?」
アクセル
「ウェンドロやヴィガジに聞くがいい……冥府でな!」
ロフ
「我が友から贈られた友誼の証、このゼイドラムの力を思い知ってもらおう!」
イルム
「いかつい猫だな! だが、その分、噛み応えがあるってもんさ!」
コンターギオ
「ククッ、強者の匂いがするぞ。お前の恐怖と絶望はさぞかし美味であろうよ!」
アクセル
「フン、高くつくぞ。お前の命では到底足りん!」
アラド
「あいつ、ゲストなんかよりよっぽど宇宙人っぽいぜ!」
コンターギオ
「クククッ、何故私がこのような姿をしているか、お前達にはわからぬであろうがな!」
アリエイル
「何故、あなた達は南極ではなく、北極上空へ来たのです?」
コンターギオ
「ククッ、命を賭しても、その答えは得られんぞ!」
アリエイル
(命……私の命は……)
イルム
「あんたら、割と慌ててここへ来たみたいだが……何かあったのか?」
コンターギオ
「それを知った所で、お前達の運命は変わらぬよ。怨嗟の声を上げ、虚空に散るがいい!」
イング
「そこに地球への扉があるのなら、開いてみせる……!」
コンターギオ
「クククッ、仮に扉を開いたとしても、お前達を待つのは絶望であろうよ!」
ヴィレッタ
「もしや、お前達も自力では次元断層を突破できないのか?」
コンターギオ
「クククッ、それはどうかな?」
カイ
「答えろ! 地球への入口はどこにある!?」
コンターギオ
「クククッ、それを知ったとしても、お前達では扉を開けられぬよ!」
ラミア
「地球への道を示してもらうぞ、コンターギオ」
コンターギオ
「クククッ、人間がアートルム・エクステリオルを突破することは出来ぬよ」
ラミア
「ならば、私にも同じことが言えるかどうか、試してみる価値はある」
リュウセイ
「幹部のてめえがそんな面じゃ、親玉は相当凄え化け物なんだろうな!」
コンターギオ
「お前が”破滅の王“の姿を見ることはない。その前に死ぬのだからな、クククッ」
リュウセイ
「いや、そいつの面も拝んでやるぜ! そして、ぶっ倒す!」
アクセル
「……おれ達がかつて目指したフロンティアよりも遥かに広い門、そして短い道だ」
イグニス
「何を言っているんだ、お前は?」
アクセル
「そう簡単に絶望などせんということさ、これがな!」
イルム
「お前達がどうやって地球へ戻るか、見せてもらおうか!」
イグニス
「フン、貴様は二度と地球を見ることなく、ここで死ぬんだよ!」
イグニス
「ハハハッ! 見えぬ希望にすがるか、人間! 無駄なことだ!」
イング
(希望……僕が行き着く先に、それはあるのか……?)
カイ
「次元断層の出入り口は必ずあるはず! それはどこだ!?」
イグニス
「フン、素直に教えると思っているのか!」
カイ
「聞き出してやる、力ずくでもな!」
イグニス
「その機体、俺の炎でより紅く染めてやる!」
シャイン
「地球へ戻る方法を知るために、ここで引き下がるわけには参りませんわ!」
リュウセイ
「今日は逃がさねえぜ、イグニス!」
イグニス
「それはこちらの台詞だ! 絶望と共に死ね!」