第19話 震える大地

VS マグナス

コウタ

コウタ「行くぜ、ちょんまげダルマ! この函館から叩き出してやる!!」
マグナス「グフフフ〜、お前には無理だぁ、ファイター何とか」
コウタ「ファイター・ロアだ! 2文字しかねえだろうが! しっかり覚えとけ、提灯のマグナム!!」
マグナス「人のことが言えるかぁ〜! 俺様は重震のマグナスだぁ〜!」

ゼンガー

マグナス「お前ぇ〜! よくもやってくれたなぁぁ〜!」
ゼンガー「今度は遠慮せん! 我が剣にて、貴様を叩き斬る!!」
マグナス「馬鹿めぇ〜! このマグナス様とアンドラスは拳法殺しの身体ぁ〜!」「剣とてそれは同じだぁぁ!」

マサキ

マサキ「てめえら、さっさと函館から出て行きやがれ!」
シロ「そうニャ! でニャいと、お刺身が食べられニャいニャ!」
マグナス「刺身ぃ? それは美味いのかぁ?」
マサキ「何言ってやがる! てめえが食らうのは、刺身じゃねえ! 俺達の怒りの鉄拳だっ!!」

ラウル

ラウル「お前ら、どうして函館を占拠したんだ!?」
マグナス「ここに来たのは偶然よぉ〜!」
ラウル「何だって……!?」

VS フォルカ

コウタ

コウタ「行くぜ、雷神野郎!!」
フォルカ「……」
コウタ「ショウコだけじゃねえ! 俺はこの函館の街もてめえらの手から取り戻すっ!!」
フォルカ(自分のためだけでなく……弱き者のために戦う……か)

ゼンガー

ゼンガー「『髪の毛』の修羅神よ! この街を貴様らの好きにはさせんぞ!」
フォルカ「……」
ゼンガー(む……!? 奴から以前のような気が感じられん……)(戸惑いや迷いがあるというのか……?)

第20話 未知への飛翔

フォルカ VS フェルナンド

機神猛撃拳・轟覇機神拳 追加前

フォルカ「フェルナンド! 俺は出来ることなら、お前と戦いたくない!」
フェルナンド「戯言を! そうやってまた俺に情けをかける気か!?」「そして、俺を高みから見下ろす気か!?」
フォルカ「違う! 修羅にも戦い以外の生き方がきっとある!」「俺はそれを……!」
フェルナンド「黙れ! 裏切り者には死の制裁が与えられる!」「フォルカ! 俺は貴様を倒すぞ!!」

機神猛撃拳・轟覇機神拳 追加後

フェルナンド「修羅の新しき道を切り開くのは、貴様ではない! 修羅王様だ!」
フォルカ「それでは同じことの繰り返しだ!」
フェルナンド「何を言う! 戦って、戦って、戦い抜いて! 立ちはだかる者を倒す事が修羅の本懐!」「俺は貴様を超え、阿修羅の頂天を目指す!!」

VS アリオン

コウタ

コウタ「てめえら、ショウコをどうしようってんだ!?」
アリオン「さあ……俺様は知らんが、何か使い途があるんじゃない?」
コウタ「ふざけんな! 俺の妹はてめえらの道具じゃねえっ!!」

フォルカ

アリオン「掟破りの次は、脱走か。自由を求めて……ってことかい?」
フォルカ「俺は真の自由を知らない。ましてや、修羅であることに囚われているお前には……!」
アリオン「あいたた、耳が痛いね。だがな、これはこれで満足しているのさ。……一応な」

レーツェル

レーツェル「黒き馬……まるでトロンベだな」
アリオン「ほ〜う。マイハニーに興味があるのかい?」
レーツェル「マイハニー……変わった名だが、その甘美な響きもまた良し」
アリオン「いやいや、こいつの名前はアガレスちゃんよ」
レーツェル「アガレスチャン? さらに変わった名だな」
アリオン「……あんた、わざと言ってるだろ?」

VS ティス

コウタ

ティス「あんまり壊したくないからね。下手に動かないでよ?」
コウタ「うるせえ! こっちこそてめえをとっつかまえて、洗いざらい吐かせてやる!!」

ラウル

ティス「仕上がり具合が気になるけど、とりあえずもらっとこうかな」
ラウル「お前達、時流エンジンを手に入れて何をする気なんだ!?」
ティス「あんたには教えてあげないよ〜だ!」

第21話 無垢なる刺客

VS ティス

コウタ

コウタ「てめえら、お仕置きぐらいじゃ済まねえぞ!!」
ティス「う、うえ〜ん…お兄ちゃんがいじめるよぉ……」
コウタ「!?」
ティス「あはははは! 騙された? ねえ、騙された?」
コウタ「こ、このガキ! ふざけんじゃねえぞっ!!」

フォルカ

ティス「あんた、罪滅ぼしのつもりであいつらに協力してんの?」
フォルカ「それもある……!」
ティス「ふふん。ショウコはね、もう手遅れだよ」
フォルカ「何!? どういうことだ!?」

ラウル

ラウル「今まで戦ってきた相手があの子達だったなんて…!」
ティス「お兄ちゃん……あたい達をいじめないで……」
ラウル「う……!」
ティス「キャハハハハ! バーカ! ま〜た引っ掛かったね!」
ラウル「くっ! このぉっ!!」
ティス「そんな戦闘機で何が出来るのさ! 適当に痛めつけて、持って帰ってやる!」

ラウル VS デスピニス

ラウル「デスピニス! 君はっ!!」
デスピニス「大人しく時流エンジンを渡してくれたら……」「命だけは助けてあげられるかも知れません……」
ラウル「か、かも知れないって……!!」
デスピニス「ご、ごめんなさい……」
ラウル「……!」
コウタ「ラウル! そいつの口調に騙されんな!!」
ラウル「わ、わかってる!」

第22話 黒き雷翼

コウタ VS ???(Gサンダーゲート)

戦闘前

コウタ「どこのドイツ人か知らねえが、浅草じゃ、よくもやってくれたな! こいつはお返しだ!!」
???「ファイター・ロア……私は、お前を……!」「倒す……!!」

戦闘後

ラリアー「………」(特に何かが起きた様子はない……条件が揃っていないんだろうか?)(それに、彼女はファイター・ロアを憎んでいるみたいだ……)(彼らの関係はいったい……?)

VS ラリアー

フォルカ

ラリアー「本当にクロガネやハガネの人達と手を組んだんですね……」
フォルカ「ショウコはお前達の所にいるのか?」
ラリアー「そんなことを聞いてどうするんです? 彼女を取り戻す気だとでも?」
フォルカ「……ショウコは今、ヘルゲートにはいないのか?」
ラリアー「さあ……どうでしょうね」
フォルカ「……!」

ラウル

ラウル「ラリアーと言ったな! よくも人を惑わすようなことを!」
ラリアー「あなた達がそうだから、僕は戦わなければならないんです」
ラウル「何っ!?」
ラリアー「あなたが素直に時流エンジンを渡してくれれば、こんなことをせずに済むのに……」
ラウル「そっちこそ、いい加減に時流エンジンを諦めろ! あれはお前達には渡さない!!」

第23話 想い、拳に乗せて

VS ムラタ

ゼンガー

ゼンガー「バルトール事件の後、潜伏を続けていたというわけか、ムラタ」
ムラタ「ああ。事態が思わぬ方向へ行ったのでな」「我らはまた最初からやり直しよ。もっとも、俺自身にとってはさほどの問題ではないが」
ゼンガー「……だろうな」
ムラタ「だが、ここで貴様と出会えたのは僥倖だった! 心ゆくまで死合をしようぞ!」

マイ

マイ「何とかして、持ちこたえてみせる……!」
ムラタ「心配はいらん。後で仲良く首を並べてやるわ!」

リュウセイ

リュウセイ「戦う相手を間違ってるぞ……と言っても、てめえにゃ関係ねえか」
ムラタ「そうだ。俺の望みは強者との死合よ。修羅であるか否かは、関係ない」「一太刀で死ぬなよ、小僧。足を止めた甲斐がないのでな」
リュウセイ「うるせえ! てめえの暇潰しに付き合う気なんかねえんだ!」

第26話 機神乱舞

VS マグナス

ゼンガー

マグナス「隠し武器など使いおって! 卑怯な奴めぇ〜!」
ゼンガー「貴様にそのようなことを言われる筋合いはない!」

フォルカ

フォルカ「裏切り者の俺を始末するのではなかったのか?」
マグナス「その前に、俺様の楽しみを邪魔したゼンガーを片付けるのだぁ〜!」

マサキ

マサキ「風船が水の中に潜るとはな! よく途中で浮かばなかったもんだぜ!」
マグナス「黙れぇ〜! 貴様こそ、このアンドラスで水の底に沈めてやるぅ〜!」

フォルカ VS フェルナンデス

フェルナンド「何度でも言う! 裏切り者には死を! それが修羅の掟だ、フォルカ!!」
フォルカ「俺も言ったはず……! 俺はもうその掟には従わん!」

第27話 還るべき処へ(前編)

コウタ VS ???(Gサンダーゲート)

コウタ「てめえ! いったい何者なんだ!?」
???「………」
コウタ「ロアと一緒でてめえもダンマリかよ!!」

第28話 還るべき処へ(後編)

VS ラミア

アクセル

ラミア「アクセル・アルマー……何故、お前が生きている?」
アクセル「運が良かっただけだ。貴様こそ、いいザマだな。W17」「デュミナスの手先に成り下がったとはな。……あいつが聞いたら、何と言うかな」

アラド

アラド「少尉が生きてさえいれば、後は何とでもなる!」
ラミア「甘い予測だな、アラド・バランガ。そして、無謀だ」
アラド「甘くても、無謀でも! それでもおれは、今まで生き抜いてきたんだ!」「やってやるさ! 今回だってな!」

エクセレン

エクセレン「ラミアちゃん! あなたの居場所はそこじゃないのよ!」
ラミア「デュミナス様は私を救い、新たな役目を与えて下さった……」
エクセレン「そんなのは本当の救いの手なんかじゃない……!」「自分の道を自分で否定させるようなものを、救いの手などとは呼ばせない……!」

カイ

カイ「デュミナスの狙いはわかっている……!」
ラミア「ならば、何故、私を助けようとする?」
カイ「お前が俺の部下だからだ! それに、こんな手が通用せんことを奴に教えるためだ!」

キョウスケ

キョウスケ「ラミア、これで終わりにする。……どのような結果になろうともだ!」
ラミア「結果は同じだ、キョウスケ・ナンブ」
キョウスケ「それを変えるために、おれはここまで来た……!」

ゼオラ

ゼオラ「おそらく、これが最後のチャンス……必ず少尉を取り戻してみせる!」
ラミア「愚かだな。そんなことを私は望んでいないというのに……」
ゼオラ「今のあなたはそうでしょう! でも、本当のあなたなら!」

ラトゥーニ

ラトゥーニ「危険な賭けでも……やるしかない……!」
ラミア「そうだ……それでいい、ラトゥーニ・スゥボータ」
ラトゥーニ(……やはり、少尉は……)

第31話 轟き、覇壊せし者

VS フェルナンド

コウタ

コウタ「あんた、フォルカに勝つためには手段を選ばねえってのか!?」
フェルナンド「異界の小僧にそんなことを言われる筋合いはない!」「貴様の血でその機神をもっと赤く染めてやる!!」
コウタ「てやんでえ! 操り人形なんかになってるあんたなんかにやられてたまるか!」

フォルカ

フェルナンド「俺はミザル様の力を借り、貴様の息の根を止める!!」
フォルカ「そのような手で俺に勝てると思うな、フェルナンド!!」
フェルナンド「結果を出せばいいのだ! そして、貴様の仲間達も皆殺しにしてくれるっ!!」

マサキ

マサキ「てめえの気持ちはわからんでもねえがな、そんな方法でフォルカに勝ったって意味はねえぞ!」
フェルナンド「ミザル様の力を侮るな! 貴様もフォルカと同じ所へ送ってやる!!」
マサキ「ハッ! ミザルって野郎の実力もたかが知れてるぜ!」

VS マグナス

ゼンガー

マグナス「ゼンガー・ゾンボルト! いつぞやの借り、まとめて返してやるうぅ!」
ゼンガー「その必要はない! 冥府まで持っていくがいい、その巨体ごとな!」

フォルカ

マグナス「フォルカァ〜! 目障りな貴様を今日こそ始末してやるぅ〜!」
フォルカ「お前などに俺の道を塞ぐことは出来ん!」
マグナス「うぅるさぁぁぁい〜! 下級修羅が将軍を倒せるはずがないのだぁ〜!」
フォルカ「その概念……俺の拳で覆す!!」

第32話 阿修羅の頂点(前編)

VS アルティス

コウタ

ショウコ「アルティスさん! あたしの話を聞いて!」
アルティス「……ショウコ・アズマか」
ショウコ「フォルカから教えてもらいました! あなたが立派な心を持った優しい人だって!」「本当にこうするしかないんですか!?」
アルティス「ああ……我らは初手で過ちを犯してしまった」「事態を収拾するには、この戦いで決着をつけねばならん」
ショウコ「で、でも!」
コウタ「ショウコ……! あいつは、あいつが背負ってるもののために戦ってる!」「そして、それは俺達も同じなんだ!」

フォルカ(1回目)

アルティス「フォルカ! 持てる力の全てを見せてみろ! お前のその覚悟と共に!」
フォルカ「言われるまでもない! 俺はあなたを討つ! 修羅の宿命ごと打ち砕く!」

フォルカ(2回目)

アルティス「私は幼いお前に機神拳を教えた身! 一日の長がある!」
フォルカ「だが、俺はそれを乗り越えてみせる!」
アルティス「そうだ! その覇気がなければ、道など開けぬ!」「しかし、その道には力の理と掟が必要なのだ!」

レーツェル

レーツェル「新たな道の礎となる気か、閃光のアルティス……!」
アルティス「……そうだ。戦いの行く末がどうであれ、私は……」
レーツェル「その決意、しかと受け止めた。が、我らも退くわけにはいかん」
アルティス「承知している。互いの世界の命運をかけ、いざ勝負!」

第33話 阿修羅の頂点(後編)

フォルカ VS メイシス

メイシス「フォルカ! 貴様に私の怒りと悲しみが受け止められるものか!」
フォルカ「だが、俺はそれを成し遂げねばならん……! 残される者達のために!」
メイシス「黙れ! この転空魔城に貴様の居場所はない!」「氷棺の中で己が犯した罪を悔い続けるがいい!」

VS アルカイド

アリオン

アリオン「自由のための戦い……なんて洒落込むつもりはないけどな」
アルカイド「情に流されたか、アリオン」
アリオン「それだけじゃないさ。いつまでも古い掟に縛られてたら、この先生き残れんぜ!」

フェルナンド

アルカイド「双子の轟級修羅神が、揃って我に楯突くとはな……!」
フェルナンド「楯突いているのは、ミザルも同じ! 奴は獅子身中の虫だ!」「あの漢を倒すのは、あんたじゃない! この俺だ!!」

フォルカ

アルカイド「我が覇道は、まだ半ば! フォルカ、うぬらは路傍の石に過ぎぬ!」
フォルカ「だが、その石とて神速で衝けば、巨岩をも打ち倒せる!」
アルカイド「この修羅王……そして修羅の歴史の重みまでも砕けると思うな!」

第34話 生れ落ちた過ち

VS アルコ

コウタ

アルコ「その自信に満ちた目の輝き! 今日こそ打ち消してくれる!!」
コウタ「てめえにも色々してやられたからな……!」「後腐れがねえようにここでキッチリとカタをつけてやる!!」

フォルカ

アルコ「貴様らにこき使われて来たこの俺が将軍! 今度は俺が修羅達を使役する立場になるのだ!!」
フォルカ「その台詞は、俺達を倒した後で言え!」

VS ミザル

アリオン

アリオン「ま、あんたの思惑は薄々気づいていたが……最後の方はやり過ぎだったな」
ミザル「最後ではない! 我が世はこれから始まるのだ!」
アリオン「無理だぜ、軍師殿。デュミナスなんてものを当てにしている以上はな!」

コウタ

コウタ「てめえがショウコをデュミナスに売り飛ばした黒幕か! タダで済むと思うなよ!」
ミザル「フン……単細胞め。小娘一人と、この私の遠大な野望のどちらに価値があると思っている?」
コウタ「てやんでえ! そんなもん、ショウコに決まってんだろうが!!」「ミザル! てめえの野望なんざ、絵に描いたモチだ! 俺の怒りの炎で焼き尽くしてやる!」

フェルナンド

ミザル「中途半端な神化しか出来ぬ輩が、この激震を倒せると思うてか!」
フェルナンド「あれは、怪しげな術で貴様に憎しみを増幅された結果……そして、俺自身の未熟さ故……」「だが、貴様を屠るには充分! 俺の怒りの覇気もろとも、ここから消え去れ!!」

フォルカ

ミザル「フォルカ! 貴様を倒せば、私が修羅王!」「剛と知を兼ね備えた素晴らしい修羅王となり、新たな王国を築き上げるのだ!」
フォルカ「デュミナスを後ろ盾にしてか! そんなもの、認めるわけにはいかん!」「そして、奴にまで欺かれるお前の姿が見えるぞ!!」

VS ティス

アクセル

ティス「こんなことになるんだったら、あの時に始末しておくべきだったよ!」
アクセル「貴様……いや、デュミナスとは縁があるようだ」「その裏に何があるか……見極めてみたいと思ってな」
ティス「そんなことをしても、元の世界には戻れないよ! あんたはここで死ぬんだから!」
アクセル「フッ……死に損なったのは、一度や二度じゃない。……これがな」

コウタ

ティス「あんた達を完全に手に入れられなかったのは残念だったけど……」「もう必要ないからね。カイザーとGサンダーゲート、まとめて始末してやるよ!」
コウタ「言ってろ! てめえらとの因縁もここまでだ!」

シュウ

ティス「あんたの真意は何なのさ!」
シュウ「言ったところで、あなたに理解できるとは思えません」「どのみち、あなた達にはここで消えていただくことになりますけどね」

フィオナ

ティス「お前のはったりなんか、何の意味もないんだからね!」
フィオナ「とか言ってる割には、行動に移さないじゃないの!」
ティス「デュミナス様のご命令さえあれば、今すぐにでもやってやるよ!」
フィオナ「なら、あたしはデュミナスを倒し、あの二人を助ける!!」

ラウル

ティス「もうあんたと時流エンジンは必要ない! 心置きなく始末できる!」「デュミナス様のためにここで死にな!!」
ラウル「ここで止まるわけにはいくか! 俺はお前とデュミナスを止め、ラージとミズホを助け出す!」

ラミア

ティス「あんたはデュミナス様のおかげで復活できたんだよ! その恩も忘れて!」
ラミア「頼んだわけではない。……だが、結果的には感謝せねばならんかも知れん」
ティス「何だって……!?」
ラミア「経緯はどうあれ、バルトール事件の黒幕を私の手で……私の意思で討てるのだからな」

VS ラリアー

シュウ

ラリアー「僕には、あなたが心の底から彼らに協力しているとは思えない……」
シュウ「ですが、あなた達の敵であることに違いはありませんよ……」

フィオナ

ラリアー「あなたには、心の揺らぎを利用した戦法が通用しなさそうですね」
フィオナ「ええ。あいにく、ラウルほどお人好しじゃないの」「でも、ラウル達の心をもてあそんだことは許せない!」

ラウル

ラリアー「あなたの仲間は、あなた達を裏切ったんですよ? それでもまだ彼らを助け出す気ですか?」
ラウル「ああ……! 仲間だからこそ、俺は信じる!」「ラージはお前達に魂を売ったりはしない!」

ラミア

ラリアー「……やはり、あなたを完全に作り変えなかったのは……」
ラミア「そう、それはお前達が犯した過ち……ユルゲン博士と同じくな」

VS デュミナス

アイビス

アイビス「あの子達にとってあんたは母親だった! その想いをあんたは踏みにじった!」
デュミナス「想い……? そのようなもの、私の秩序の中には必要ありません」
アイビス「あんただって、結局はダークブレインのために戦っているんでしょ!?」「あの子達の気持ちがわかるはずだよ!」
デュミナス「私はあの子供達のような道具とは違います」
アイビス「わからずや! だったら、あたしがあんたに痛みを教えてあげるよ!」「あの子達は心にその何倍もの傷を負ったんだからね! 覚悟しなよ!!」

アクセル

デュミナス「あなたは……私の転移に居合わせた者ですね」
アクセル「最後の、だ」
デュミナス「………」
アクセル「貴様はもう転移など出来ん。自らが生み出した混沌もろともここで消滅してもらう……!」

アヤ

アヤ「デュミナス……! 母親の名の下に、あの子達の命を奪うなんて!」
デュミナス「私は創造主……。あの者達は道具に過ぎません」
アヤ「なら、どうしてあの子達に感情を持たせたの!? それがどれだけ残酷なことか理解出来ないの!?」

エクセレン

デュミナス「私の存在を否定するものは、私がその存在を否定する……」
エクセレン「ラミアちゃんを利用した罪……あなたの命であがなってもらうわよ。……あなたに命があるのなら、ね」

カイ

デュミナス「あなた達は、私の秩序を乱す存在です。故に、消去します」
カイ「フン……全知全能を気取るかと思ったが、随分と単純な理屈だな」「ヘルゲート戦の雪辱、ここで果たさせてもらうぞ!!」

キョウスケ

キョウスケ「自分の目的のために多くのものを駒として利用してきたツケ……それを払う時が来たぞ」
デュミナス「愚かな……。人間の力で、この私の秩序を打ち破ることなど出来ません」
キョウスケ「お前はユルゲン博士を通して知っているはずだ……」「俺達が規格外……その中でも並外れた存在であることをな」

ギリアム

ギリアム「デュミナス、お前と俺が求める答えは、ここにはない……」
デュミナス「あなたの疑問は、何なのです?」
ギリアム「ラディ・エス・ラディウス4とダークブレインの関係……」「だが、ゲートを開いてまでその答えを引き出すつもりはない!」

コウタ

コウタ「ダークブレインなんぞを呼び出させてたまるか!」
デュミナス「そうでしょう……あのお方は、あなたの宿敵なのですから」
ロア「……急げ、コウタ。一刻も早く、ダークブレインをこの世界へ呼び込む因子を抹消しなければならん」
コウタ「ああ、わかってる! デッカイドーごとデュミナスを葬り去ってやるぜ!!」

ゼンガー

ゼンガー「ヘルゲートでの敗戦を乗り越え、我らはここまで来た……!」
デュミナス「ですが、結果は同じ……答えは間もなく出るでしょう」
ゼンガー「それを見届けることなく、貴様は滅び去ることになる! 剣と化した我らの意思によって!」

タスク

タスク「お前が何であんな疑問を持つようになったか、わかったぜ」
デュミナス「………」
タスク「ご大層な能力を持っちゃいるが、所詮、お前は……!」

フィオナ

フィオナ「あたし達のせいで、あなたをこの世界へ呼び込んでしまった……!」「でも、あたしまでもがここへ転移したのは、この事態を収拾するためだと思っているわ!」
デュミナス「勝手な思い込みですね」
フィオナ「あなた程じゃないわよ! 時流エンジンを巡る戦いは、これで終わらせてやるから!!」

フォルカ

フォルカ「デュミナスよ……この転空魔城に、新たな災いを呼び込むつもりか」
デュミナス「あなたにとっては災い……ですが、私にとっては福音です」
フォルカ「俺達はもうお前の力を必要としていない!」「そして、お前に修羅の新たな未来を否定させるわけにはいかない!」

ラウル

ラウル「俺達はお前と関わって、この世界へ来た……!」「エクサランスの時流エンジンが、この争いの一端となってしまったんだ!」
デュミナス「ならば、消去するがいい……あなた達の存在ごと、その『鍵』を」
ラウル「ライトニングは、もう『鍵』なんかじゃない! お前を倒すための力だ!」「俺はこいつを使って、仲間達とこの世界を救ってみせる!!」

ラミア

デュミナス「あなたはもう用済みです。ここで消えなさい」
ラミア「以前の私なら、それを受け入れただろう……」「だが、今の私は違う」
デュミナス「何が違うというのです、W17? あなたは人ではなく、人形……」「そして、私はあなたにとって第二の創造主……」
ラミア「しかし、お前は私に役目は与えても希望を与えはしなかった」「私に託された希望……私は、それによって己を取り戻すことが出来たのだ……!」

リオ

リオ「親のエゴで子供達を完全な道具にしてしまうなんて!」
デュミナス「命など、私の力があれば幾らでも生み出せるものです」「重要なのは、私の存在を守ることであり、私が疑問を明らかにすることです」
リオ「じゃあ、私があなたが何者かを教えてあげるわ!」「あなたは邪悪な機械の塊よ! 自らが犯してきた過ちと共にここから消え失せなさい!」

リュウセイ

リュウセイ「デュミナス! あの子達はお前の子供じゃなかったのかよ!?」
デュミナス「私は創造主……。私が造ったものは全て私が自由にする権利を持つのです」
リュウセイ「勝手なことを! 俺のお袋はいつだって俺のために一生懸命だった!」「母親の役目を都合のいいように捻じ曲げてるお前を、俺は許さねえ!!」

レーツェル

レーツェル「我思う、故に我在り。昔の賢人の言葉だが……お前はその思索の方向性を間違った」
デュミナス「それは、私の疑問が明らかになってからわかること……」
レーツェル「お前が望む答えと導き出される答え……はたして、それは同一のものなのか?」
デュミナス「………」

第35話 ザ・グレイトバトル

VS ダークブレイン(第二形態)

アイビス

ダークブレイン「夢や希望など、所詮は幻想に過ぎん……」「ここで我らを倒そうと お前は、身を以て知ることになるだろう」
アイビス「それは……」
ダークブレイン「闇にその身を委ねよ。お前に似合うのは打ちひしがれた姿だ」
ツグミ「アイビス! あんな奴のデタラメに動揺しては駄目よ!」
アイビス「わかっているよ、ツグミ! ……あたしは決して夢を諦めない!」「たとえ、絶望に取り付かれても必ずそこから這い上がってみせる! だから、お前なんかに負けるものか!!」

アクセル

アクセル「おれ達やデュミナスのみならず、貴様のような存在まで呼び込むとは……この世界、やはり曰くがありそうだな」
ダークブレイン「ここは至高天への道程……十二の鍵……因子が集まる所かも知れぬ」
アクセル「推測か。叡智の集積体とやらにも、わからんことはあるようだな」

アヤ

アヤ「混沌とした思念……その正体が見えない……!」
ダークブレイン「我らと同化すれば、恐怖を感じずに済む」
アヤ「誰がそんなことを! あなた達が思念の集積体なら、私達も力を結集する!」「そして、その存在を消し去ってみせるわ!」

アラド

アラド「人間の知恵をたくさん食って、腹……じゃねえ、頭をいっぱいにしようっていうのか!?」
ダークブレイン「そうだ。そして、それは知恵を得た生命体が最後に至る姿となる」
アラド「冗談じゃねえ! 人間、頭だけで生きていけるかよ!」

アリオン

アリオン「さぁて……自由を愛する俺様としちゃ、あんたの存在は厄介だねぇ」
ダークブレイン「我らと同化すれば、その脳は肉体の束縛を離れ……自由な存在となる」
アリオン「あんたの下で、だろ? そいつが一番嫌なのさ!」

アルフィミィ

ダークブレイン「お前は……監視者の生き残りか」
アルフィミィ「アインストのことを知っておられるんですの?」
ダークブレイン「そう……あれも我らと同じく……古の……」
アルフィミィ「………」

イルム

イルム「叡智の統合か……頭のいい奴ってのは、どうしてそっち方面へ行こうとするかね」
ダークブレイン「我が開明脳と同化すれば、お前もその意味が理解できる」
イルム「御免被るね。世の中、わからないことがあるから面白いのさ。男と女の間柄……とかな」

ヴィレッタ

ヴィレッタ「ダークブレイン……お前達を造りだした古人とは、いったい何者だ?」
ダークブレイン「その答えを得たければ、お前も我が叡智の一部となるがいい」
ヴィレッタ「枷を与えられてか……!?」
ダークブレイン「そうだ。我らと一体化すれば、お前の望みも叶えられる……」「お前にとって、最も大切な者と再会することも出来る」
ヴィレッタ(……! 彼らはイングラムのことを……!?)

エクセレン

エクセレン「いきなり私達の世界へやってきて、全てを滅ぼすって言われてもねぇ」
ダークブレイン「お前達の運命は変わらぬ。我らの計算を覆すことは不可能……」
エクセレン「計算だけで渡っていけるほど、世の中甘くないわよ、ダクブレちゃん!」

カーラ

ダークブレイン「お前達は、我らという闇と、心の内の闇から逃れることは出来ぬ……」
カーラ「一回負けてるくせに、偉そうなこと言ってんじゃないよ!」「あたし達がいる限り、この世界にあんたの居場所はないからね!」

カイ

カイ「運が悪かったな、ダークブレイン。出て来た所にいたのが、俺達だからな」
ダークブレイン「我らの力があれば、運命などいくらでも改変できる……」
カイ「ならば、今すぐ俺達全員を消し去ってみろ!」「それが出来ないのなら、所詮貴様もあのデュミナスと同じだ!」

カチーナ

カチーナ「悪の権化だから、全てを滅ぼすってか! わかりやすい野郎だぜ!」
ダークブレイン「光だけの世界に知性を持った者は生きられぬ……お前達には闇が必要だ」
カチーナ「るせえ! そんなに真っ暗闇が好きだってんなら、地面に穴でも掘ってやがれ!」

キョウスケ

キョウスケ「ただ純粋に破壊を望む……か。ご大層な理想を持った奴より、シンプルでわかりやすい」
ダークブレイン「我が開明脳の一部となれば、さらに明確な答えが得られるであろう」
キョウスケ「そんなものに興味はない。知ったところで、おれのやるべきことに変わりはない……!」

ギリアム

ギリアム「叡智の統合と破滅の先に、お前は何を望むのだ?」
ダークブレイン「十二の鍵を結合し、至高天を目指す……」
ギリアム「何……!?」
ダークブレイン「かつてのお前が歩もうとした道を……覚えていないのか?」
ギリアム「………」

クスハ

クスハ「重くて……巨大な念……!」
ダークブレイン「我らはあらゆる思念を食い尽くす……それは知恵に対する欲求……」「”知る”ことは、”生きる”ことである」
クスハ「そのために多くの人達を犠牲にするなんて!」「私達は、あなたの欲求を満たすために存在しているんじゃありません!」

コウタ

ダークブレイン「二基のオーバーゲート・エンジンを手に入れ、我らはさらなる高みを目指す」
コウタ「だったら、そいつは無理だ! ロアとGコンパチカイザーには、俺とショウコがついてるからな!」
ダークブレイン「そうやって、お前もエミィと同じ運命を辿るがいい」
ロア「………」
ショウコ「エミィは消え去ったわけじゃないわよ! このアーマーが残ってるもん!」「ロアが存在してるなら、きっとエミィだって!」

シャイン

シャイン「あなた達に私達の世界を破滅させる権利などありませんわ!」
ダークブレイン「もはや止められぬ……我らが降臨した世界は、滅びの運命を迎えるしかないのだ」
シャイン「勝手な決めつけを! そのような運命など、このフェアリオンではねのけてみせますわ!」

シュウ

シュウ「ここまで来た甲斐がありましたよ。私がかねがね抱いていた疑問の一つが解けました」
ダークブレイン「残る疑問にも答えを出してやろう……。我らという叡智の一部となるがいい」
シュウ「枷は……二つも要りませんよ」

ゼオラ

ゼオラ「人の叡智の結晶だと言うのなら、どうして人の心を持たないのよ!?」
ダークブレイン「そのようなものは、我らの思索を乱すだけ。不要だ」
ゼオラ「じゃあ、あなたはただの機械よ! 至高の存在なんかじゃないわ!」

ゼンガー

ゼンガー「闇黒の偽脳よ。我らの意思は、貴様のような枠で一括りに出来るものではない」
ダークブレイン「余分なものは削ぎ落とす。規格外の存在は、排除する」
ゼンガー「それで叡智の結晶などと……たかが知れているな」
ダークブレイン「我らは成長し続ける……知的生命体が存在している限り。その連鎖を断ち切ることは出来ぬ」
ゼンガー「笑止! まずは貴様から斬り捨ててくれる!!」

タスク

タスク「どうやら、あんたもデュミナスのことを偉そうに言えねえようだな」
ダークブレイン「我らはあのような欠陥品ではない……」
タスク「そのでっけえ脳ミソはそうかも知れねえが、ボディの方がな。大事な所が丸見えだぜ!」

デスピニス

ダークブレイン「デュナミス3の仇討ちとでも言うつもりか?」
デスピニス「今は……私自身のために……私が生きるために戦います……」「でなければ、全てが終わってしまう……!」

テツヤ

テツヤ「ダークブレインを倒さねば、絶界宝の機能を止められん! 各砲、奴の頭部に集中砲撃を!」

フィオナ

フィオナ「ダークブレイン! あなたをここから逃がしはしないわよ!」
ダークブレイン「我らの最終目的地は、この世界ではない……」「行く手を阻む者は、我らに取り込まれるか、存在を抹消される運命にある」
フィオナ「そんな運命、あたしのエクサランスで変えてやるから!」

フェルナンド

フェルナンド「ダークブレイン! 俺の覇気まで取り込めると思うなよ!」
ダークブレイン「その荒ぶる思念……我らにとっては良い糧だ」
フェルナンド「ならば、蝕む! 貴様の身体と、脳髄をな!」

フォルカ

フォルカ「この転空魔城は俺達の方舟……お前などに渡しはしない!」
ダークブレイン「方舟……お前はこの世界から去るつもりか?」
フォルカ「それはお前を倒してからの話だ!」

ブリット

ブリット「ダークブレイン! 全てがお前の計算通りにいくと思うな!」
ダークブレイン「愚か者よ……我らに逆らうことは真理への反逆を意味する」
ブリット「世界を破滅に導く存在が、真理でなどあるものか!」

マイ

ダークブレイン「我らにはわかる……お前の中には、闇の記憶と思念が眠っている……」
マイ「……!」
ダークブレイン「我らと同化すれば、それら全てが解放されるだろう……」
マイ「そんな誘いに乗るものか! 私の意思は、私のものだ! そして、それはお前を倒す力となる!」

マサキ

マサキ「俺達の世界へ来たのが、てめえの運の尽きだぜ!」
ダークブレイン「それはこちらの台詞だ。このラディ・エス・ラディウス4は、すでに我らのテリトリーである」
マサキ「なら、ソーディアンごと消え失せやがれ!!」

ユウキ

ダークブレイン「己の暗部から目を逸らすな。我らはお前達の内にある闇の象徴だ」
ユウキ「人間である以上、俺の中にも醜い部分があることは認める……」「だが、お前のようにそれを正当化する気は毛頭ない!」

ラーダ

ラーダ「光と闇の戦い……まるで神話か、伝承のようね」
ダークブレイン「知的生命体は、その結末に光の勝利を望む……。だが、現実は違うのだ」
ラーダ「一度倒されたあなたがそう言っても、説得力はないわ!」

ライ

ダークブレイン「原初に存在していたのは、静寂なる闇黒の世界……」
ライ「だから、俺達もそこへ還れと?」
ダークブレイン「そう、それが運命だ」
ライ「ならば、まず貴様がそれに従え!」

ラウル

ダークブレイン「お前達に完全な『鍵』を作り出すことなど不可能……」
ラージ「まあ……そうでしょうね。エクサランスも、単独では世界の壁を超えることは出来ませんでしたから」
ダークブレイン「だが、我らと共にあれば、お前の望みは叶えられる」
ラージ「お断りします。あなたのような存在が明らかになった以上はね」
ラウル「行くぞ、ラージ! ミズホ! お前達が設計したエクサランスで、奴を倒す!」
ミズホ「はい!」

ラッセル

ダークブレイン「恐怖に身を委ねよ……我らに魂を委ねよ……」
ラッセル「絶望を煽ろうったって、そうはいくものか! この身が動く限り、諦めなどしない!」「ましてや、お前達に迎合する気もない!!」

ラトゥーニ

ラトゥーニ「欠陥品だからと言って、その存在をあっさり否定するなんて……!」
ダークブレイン「デュナミス3は、お前達にとって敵……同情などする必要はあるまい」
ラトゥーニ「でも、いずれあなたは同じことをする……それを許すわけにはいかない!」

ラミア

ラミア「はたしてデュミナスは指示された答えに満足したのか、それとも……」
ダークブレイン「道具は役目が終われば、捨てられる。ただ、それだけのことだ」
ラミア「私の創造主は、任務だけでなく希望を託してくれた。その点において、私は幸せだったのだ……!」

リオ

ダークブレイン「全ては闇から生まれ、闇へ還る……これは不変の真理である」
リオ「あなたが闇黒だと言うのなら、私達はそれに打ち勝つ光になってみせる!」

リシュウ

リシュウ「禍々しい姿じゃのう。知的生命体の暗黒面が具現化したとでも言うのか」
ダークブレイン「我らは変貌し続ける……お前達の負の思念を吸収しながら」
リシュウ「確かに、人心には光と共に闇も存在しておる……」「じゃが、それを克服しようとする所に人の人たる所以があるでの」
ダークブレイン「知的生命体は、我らの糧となるために存在している……」
リシュウ「ならば、お主はワシらに斬られるためにそこに居るのじゃ!!」

リューネ

リューネ「あたし達の力を吸収しなきゃパワーアップ出来ないなんて、随分とお粗末な話だね!」
ダークブレイン「だが、お前はその仕組みが持つ真の意味に気づいていない」
リューネ「そんなに、知りたくもないよ! どのみち、あんたにはここで消えてもらうことになるんだから!」

リュウセイ

リュウセイ「見せてやるぜ、ダークブレイン! てめえが知らねえ人間の底力って奴をな!」
ダークブレイン「我らは叡智の結晶……推し量れぬものなどない」
リュウセイ「そうかい! だが、俺達にその姿を見せた時点で、てめえはもう追い込まれてんだよ!!」

リョウト

ダークブレイン「知的生命体は恐れ、そこから逃げ、そして絶望は破滅を生む」
リョウト「違う……! その恐怖に打ち勝つのが人間だ!」「だから、僕は逃げない! 僕は人間としてお前を倒してみせる!!」

レーツェル

レーツェル「知恵の実を口にした原初の人間は、楽園から追放されたと言うが……」「お前にもそれが当てはまるのではないか?」
ダークブレイン「………」
レーツェル「だとしたら、お前が様々な世界を食い尽くそうとする本当の理由は……!」

レオナ

レオナ「醜悪な姿ね、ダークブレイン」
ダークブレイン「「知的生命体の内面は、善より悪の占有率が高い。そして、我らの姿はそれを具現化している」
レオナ「醜い己に打ち勝つからこそ、人間の誇りは美しく気高い……!」「それを証明してみせる! あなたという闇に打ち勝つことで!」

レフィーナ

ショーン「とんだ宝箱でしたな、このソーディアンは」
レフィーナ「ですが、残る敵はダークブレインのみ……! 何としてもここで撃破します!」


管理者:中霧里五
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