Gone Home: Console Edition
内容
2013年にパソコンで発売された海外インディーズゲームの移植。
屋敷の中を探索するアドベンチャー。ゲーム中の時刻は夜で、外は雨や雷。屋敷の中を探索するというバイオハザード的な設定だが、ホラー要素は無い。
久々に帰宅したら家には誰もいない。家族はどこへ消えたのか、自分がいない間に何があったのか。家の中を探索していく中で少しずつ明らかになっていく。
○
- ストーリーや世界は派手ではないが、現実的で社会的なもの。舞台は1990年代のアメリカで、両親が保守的なクリスチャンという環境。その時代、国、環境だからこそのストーリーになっている。
- 序盤で聞く留守番電話メッセージの意味がクリア直前になって気づくことができたり、プレイヤーに想像させる演出が多い。
- ゲーム開始時に「開始時からすべての明かりをオンに」「すべての鍵を開けた状態に」「コメンタリー(開発者のコメントを聴けるようになります)」といった項目を指定することができる。
- 「すべての鍵を開けた状態に」は2週目以降推奨。本来のものとは異なる進め方も出来てしまうので、逆に混乱してしまうかもしれない。
- 時間が無い場合、「開始時からすべての明かりをオンに」は1週目からONにしてもいいかもしれない。スイッチを探して明かりを点灯する手間が省ける。
- 「コメンタリー」で聴けるのは開発秘話だけでなく、舞台となる1990年代の解説も含む。このゲームの文化的、歴史的な前提が日本人のものと異なるので、時間が無い場合は1週目からこれをONにしてもいいかもしれない。
×
- 字幕が表示されなくなることがあった。ゲームを1回終了させて再度起動したら直った。
- コメンタリーの「姉の視点」と「月経周期」は何故か字幕自体が表示されなかった。
- 約3時間で終わるボリュームで、元が3年前のゲームであることを考えると、定価2700円は高い。PS4の日本版の発売が2016年11月で、その月のPSPlusのフリープレイとして配信されたので、PSPlus会員向けサービスという側面が強いかもしれない。
管理者:中霧里五
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