ジェットセットラジオ

 3D空間の街中をローラスケートで走り回るアクションゲーム。敵の攻撃を掻い潜りながらステージに散らばるペンキをGETし、そして制限時間内に指定の場所全てにグラフィティを描くのが目的。グラフィックが個性的でアメコミ風のキャラが2D的でなく3D的に表現されている。マンガディメンションというものらしい。

 

爽快感

 とにかくローラスケートで走り回るのが気持ちいい。スピード感がどうのというより、キャラの動きが上手くできていて操作してて気持ちいい。スピードを付けてからガードレールや手すりとかに乗ると「グラインド」というスピード走行?ができるんだけど、それが楽しい。

 そしてスピードを付けてからジャンプするとキャラがアクロバティックなトリックをやるのも楽しい。大きくジャンプすることによって屋根の上やらバスの上やら電線の上やらを走ることができるのも気持ちいい。日常的な世界を舞台にしながらもCRAZYな所にいろいろ行けるのが楽しい。舞台が街中ということもあって一般市民にぶつかりそうになれば、「バカヤロー」とか「何?」とか「やめて」とか言って避ける、逃げ出す。

 

難易度

 操作には少々の慣れが必要だけど、しかし操作するボタン自体はそれほど多くない。スティックとジャンプボタン、グラフィティを書くボタン(前を向くボタン)、スピードを上げるボタンだけ。

 難易度は個人的にはバランスの取れた難易度だと思ってるけど、実際、何回もゲームオーバーになったステージもあり、どちらかと言えば「何回かプレイして練習する、覚える」ことが必要になるゲームだと思う。しかしゲームオーバーになっても再びリトライする気になって結局は左手の親指を痛めることになった。

 操作すること自体が楽しいからリトライする気になる、ということもあるけど、やるたびに自分が上達する、ステージクリアに近づいていく感覚が分かるのが大きな原因だと思う。プレイするたびに操作感覚に慣れるというだけではなく、地理的な知識(ペンキがある場所だとかグラフィティを描く場所とか体力回復アイテムがある場所だとか)など攻略に必要なデータをどんどん覚えていくので、ゲームオーバーになっても「もう少し上手くやればクリアできる」という気にさせてくれる。なお、ステージの地図はゲーム中見ることができ、それに現在位置、グラフィティを描く場所なども表示されるので分かりやすい。

 ただ、何回もゲームオーバーになった面がある一方、最終面は一回でクリアできたんだけど・・・なぜ?。

 

ステージ構成

 ステージのグラフィックが特徴的なゲームだけど、ステージを攻略する上でいろいろな場所に行くのでなおさら印象に残る。しかも序盤〜中盤にかけて出てくるステージが後で3ステージほど連結したのが終盤の1ステージとして再登場したり、目的地まで早く辿り付くというレース形式にステージで再登場したりするのもよかった。


管理者:中霧里五
連絡はこちらにお願いします。
リンク切れ、誤字、脱字など至らない点がありましたら、お知らせいただけると助かります。
このサイトはリンクフリーです。 http://gamehyoron.com/