タイピング・オブ・ザ・デッド
セガのタイピングゲームソフト。アーケードからの移植。名前から分かる通り、セガのガンシューティングの「ハウス・オブ・ザ・デッド2」をタイピングゲームに変えたもの。
銃を使わずに背中にランドセルのようにドリキャスを背負い、光線の出るキーボードを武器にゾンビを倒していくさまはバカっぽい。
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SEGAのタイピング・オブ・ザ・デッド公式サイトへのリンクです。攻略に役立つ情報はもちろんのこと、タイピング・オブ・ザ・デッドの面白ワードも掲載されています。 |
タイピングソフトではなくゲーム
タイピングソフトというものに対して僕はあまりいいイメージを持っていなかった。32ビットの表現能力を使ってわざわざこんなことするの?という感じがした。しかしやってみると結構これが面白かったりする。さまざまな工夫が「ゲームとして面白い」感じにさせている。
- ゾンビたちに攻撃を加えるたびに、ドリキャスの表現能力によって描かれたゾンビ達が滑らかにのけぞるので、ちゃんとタイピングが成功してゾンビを倒した時はスカっとする。
- 速く、正確に入力するとゾンビを倒した時にランクAとPERFECTとか表示されるので、それが出るとスカっとする。
- 単に言葉を入力していくという単純作業にならないよう、突然敵が出現したり、ステージ中のルートが分かれていたり、入力する言葉にユニークなものが多かったり、色々と工夫されている。
- ボス戦も「長文を入力していくことでダメージを与えるボス」、「まちがえて入力するとダメージをくらってしまうボス」、「クイズが出され、その正解を入力することでダメージを与えるボス」などユニークなボスが多い。
ユーザーフレンドリー
- 他のタイピングゲームではあらかじめ「しゃ」は「sha」とタイプするか、「sya」とタイプするか設定して、ゲーム中では設定したもの以外のキーでタイプされても正しくタイプしたことにならない、というものが多い。でも、「タイピング・オブ・ザ・デッド」はもともとアーケードゲームだったこともあり(ゲーセンではいちいちそんなもの設定してられないよね)、どのキータイプで入力しようが、正しくタイプしたことになる。特に僕は小さい「っ」を「ltu」とタイプするので(普通なら「きっと」を「kitto」という感じにタイプするのかな?)非常に有り難かった。
- タイピング技術を磨くモードが充実している。チュートリアルではタイピングの基本(ホームポジションについて、右手運指範囲、左手運指範囲、SHIFT同時押しの特殊キーなどについて)を詳しい説明が聞け、それを実践することができる。
- ドリルモードでは入力速度を鍛えるステージ、入力の正確性を鍛えるステージ、反射神経を鍛えるステージ、特殊キー入力を鍛えるステージなど、タイピングの練習ができる。
ドリルモードはゲームとしての面も強い。
- ゲームをクリアするとスコアが表示され、入力速度、正確性、反射神経、状況判断力、特殊キー入力の項目ごとのスコアが表示される。それと同時にだいたいワープロ検定何級くらいの腕前なのか表示されるのも嬉しい。
ドリキャス版オリジナルの要素
ドリキャス版にはアーケード版と同じ内容のアーケードモードの他にも色々なモードが追加されている。
前述したチュートリアルやドリルモードもドリキャス版オリジナル。
オリジナルモード
内容的にはアーケードモードと同じだけど、ステージをクリアする、正確性95%以上でクリアする、コンティニューなしでクリアする、と言った条件をクリアすることによってコインを得ることができ、コインが貯まるとゲーム中のコンティニューの回数、ライフの上限などが上がる。
「タイピング・オブ・ザ・デッド」は難易度的には少しムズ目で、僕はタイピングはまあまあ速い方だと思うし、しかも難易度最低、コンティニューの回数、ライフ最大でやったけど、それでもクリアはできなかった。しかしオリジナルモードでコインを貯めることによって、ゲームをクリアすることができた。
ボスモード
「ゲーム中に登場したボスをどれだけ速く倒せるか競う」モード。「タイピング・ザ・デッド」のボス戦はユニークなのでボス戦を集中的にできるモードがあるのはGOOD。
管理者:中霧里五
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