内容
任天堂のバイオ系ホラーアドベンチャー。ただし開発元は海外のSilliconKnightsというところ(64やスーファミで任天堂のソフトを開発したレア社のようなもの?)。時代、主人公が違う12章のストーリーで構成されているのが特徴で、何百年という時間をまたぐストーリー展開になっている。敵に遭遇するとサニティ・メーターが減り、メーターが減少すると幻聴幻覚(叫び声が鳴り響いたり、ドアをドンドン叩く音がしたり、上から血が落ちてきたり)が襲ってくる。
感想−ユーザーフレンドリー
海外のメーカーが開発しているものの、全体的にユーザーフレンドリーな点が多く、「不親切な洋ゲー」という感じはあまりしなかった。
その一方謎解きに関してはヒントがなくてつまりやすい場面もあった。「エターナルダークネス」は謎解きをクリアするのに、普通のゲームと同じようにアイテムを駆使する他に、スペルを使わないとクリアできない場面が多く、クリア方法が分かりづらかった。
感想−雰囲気
雰囲気は映画「ハムナプトラ」をグロく、暗く、怖くした感じ。
ゲームの進め方は「冒険もの」に近い。時代 は紀元前から現代までさまざまだけど舞台は遺跡や寺院、古代都市など「冒険もの」に似合う舞台がほとんどで、そのほか隠し扉やトラップ、果ては映画「レイダース」に出てきたのと全く同じ仕掛けが出てきたりする。「敵に襲われる恐怖」も皆無で、敵がいきなり奇襲をかけてくるわけでもない。
しかしゲームの雰囲気は間違いなくホラー。グラフィック的にグロい場面も多く、効果音もおどろおどろしい。個人的には「エターナルダークネスの書」をGETする場所がグロさと言い、効果音といい、気持ち悪かった。ある章ではストーリーが先になるにつれ主人公の顔が気持ち悪い顔に変貌していくのが怖かった。なかには「章が終了したら次回予告が始まる」「画面が黒くなってVIDEOモードと表示される」のようなメタルギア2のようなものもあったけど。