ルイージ
ルイージ・・・国民的キャラクター・マリオの弟として誰もが知っているキャラクター・・・。しかしルイージが主人公のゲームは存在しなかった(ルイージより後に世に出たヨッシーやワリオが主人公のゲームはあるのに)。Nintendo64で発売された「マリオ64」ではタイトルから「ブラザーズ」の字が抜け、プレイヤーキャラとして選べるのもマリオだけ。所詮ルイージは類似にすぎなかったのか・・・。しかしとうとうルイージが主人公のゲームが発売される!。しかもゲームキューブと同時発売!。
・・・でも、「ルイージマンション」のルイージは、オバケが突然出現してドッキリしたり、怖がったりするのがメイン。今まで開かなかったドアを鍵で開ける時には恐る恐るドアノブを握って慎重にドアを開け、突然後ろにお化けが出現すると硬直し、ボスが出てくるとブルブルふるえて腰を抜かすし、お化けを吸い込んでいる時にはお化けに引っ張られながらもそうじ機を必死につかむし。しかし更に哀しいことにルイージのこういう仕草が妙にハマっている。何かを怖がる仕草はルイージには似合うかもしれないけど、マリオにはあまり似合わなそう。
特殊な操作性
「ルイージマンション」の操作は少し特殊。コントローラースティックでルイージを移動する、Rボタンでそうじ機を使用する、といった操作の他に、Cスティックでそうじ機(ライト)の向ける方向を変えるという操作がある。そうじ機は左右上下に動かすことができ、ゲーム中、Cスティックでそうじ機の向きを調整しなくてはいけない時も多い。お化けを吸い込む手順も少々複雑で、お化けに不意打ちでライトを当てて、お化けをドッキリさせてから、そうじ機でお化けを捕まえ、吸い込んでいる最中もお化けが逃げる方向と逆の方向にコントローラースティック、Cスティックを倒して、お化けに引っ張られながら、部屋の中でドタバタやりながら、お化けの体力がゼロになるまで続ける。
いろいろと面倒くさい手順を踏むものの、慣れれば、ドタバタやりながらお化けを吸い込んでいくのは楽しい。必死にそうじ機にしがみつくルイージのアクションも面白いし、必死に逃げ回るお化け達のアクションも見てて面白い。
謎解き(お化けの吸い込み方)
ザコのお化けはライトを当ててそうじ機を使うだけだけど、中にはライトを当てるだけじゃダメなお化けもいる。例えば、お面を吸い取ってその後にライトを当てないとダメなお化け、あくびをしているスキにライトを当てないとダメなお化け、部屋であることをしないとそもそも出現しないお化けetc。要するにどうやって倒すか考える(謎を解く)必要があるのケースが多い。お化けの倒し方が分かって上手くお化けを吸い込むことができた時は嬉しかったけど、逆にどうしても倒し方が分からない場合もあった(お化けの倒し方に限らず)。ゲーム中にヒントのようなものが出てこないのも少し不親切な気がする。ゲーム中、ゲームボーイホラーという通信機でオヤ・マー博士から連絡があるけど、どうせなら「メタルギアソリッド」のように、通信機でヒントのようなものも教えてくれることがあっても良かったと思う。