内容
「スターウォーズ」「スターウォーズ・帝国の逆襲」「スターウォーズ・ジェダイの復讐」の3Dシューティング。X-WINGなどの戦闘機を操作していろいろなミッションをクリアしていく。ミッションの中にはホスの戦い、第二デススターなど映画にあった場面がそのまま再現されたものもある。
スターウォーズの戦闘機の戦いに内容を絞っていて、白兵戦の場面は出てこない。序盤はルーク・スカイウォーカー、中盤以降はウェッジ・アンティリーズがプレイヤーキャラクタになる。
感想
| ○ | グラフィックが凄い。映画よりも綺麗かもしれない。「スターウォーズ」が好きな人ならこのグラフィック見るだけで買ってしまいそう。デススター表層部の谷間を飛行したり、惑星ホスでAT-ATを転倒させたり、スターデストロイヤーを撃沈したり、デススターの中心部に突入したり、映画に出てきた場面がカッコよく再現されている。 |
| ○ | グラフィックが映画そのままで、音楽も映画そのままで、効果音もいいので、「スターウォーズの世界でX-WINGを操縦する」という点に関して臨場感が高い。 |
| ○ | 全部で10あるミッションのうち、4つのミッションは映画にある場面を再現したもの。「スターウォーズ」のデススター戦を再現した「ヤヴェンの戦い」、「帝国の逆襲」の惑星ホスでの戦闘を再現した「ホスの戦い」、「ジェダイの復讐」のデススター戦を再現した「エンドアの戦い」「第二デススター」。 |
| ○ | 映画とは関係のないミッションでも、帝国のシャトルを奪取するミッション（このシャトルは「ジェダイの復讐」でハン・ソロがエンドアで使用する）、「帝国の逆襲」に出てきたクラウドシティを舞台にしたミッションなど映画にちなんだミッションが多い。 |
| ○ | ミッションを好成績でクリアしていくか、パスワードを入力することによって、ボーナスミッションが合計5つ出てくる。「スターウォーズ」のデススター脱出後を再現した「デススターからの脱出」（TIEファイターをミレニアム・ファルコン号の銃座から撃退するミッション）、「帝国の逆襲」のホス脱出後のファルコン号の小惑星突入を再現した「アステロイドフィールド」、「スターウォーズ」のデススター戦をダースベイダー側で再現した「デススター防衛戦」など映画にちなんだミッションが多い。 |
| ○ | 映画と同じ場面では映画と同じような展開になり、映画と同じセリフが流れることが多い。「ヤヴェンの戦い」の最後の場面ではハン・ソロが助けにきてくれてダースベイダーを撃墜してくれるし、エンドアの戦いではスターデストロイヤーが落ちる。 |
| ○ | 一定のエリアの中を自由に動き回れるタイプだけど、レーダーでどの方面に行けばいいか表示されるし、Yボタンを押すことによって「破壊しなければいけない敵・建物」が黄色で表示され、その他の敵が赤で表示されるので分かりやすい。 |
| ○ | X-WINGやスピーダー、Y-WINGの他に隠し機体としてミレニアム・ファルコン号、ナブーN1スターファイター（エピソード1に登場した機体）、スレーヴ1（ボバ・フェットの戦闘機）などが存在する。 |
| × | 難易度が高い。敵が強いから難易度が高い、というわけではなく、「残機数が少ない」「ミッション失敗になると残機数があってもGAMEOVER」「ステージの終盤でGAMEOVERになってもステージ最初からやり直しになる」といった理由で難易度が高い。 |
| × | ほとんどのミッションで味方の戦艦、輸送艦などを守ることがミッションクリアの条件になっていて、守れなかったらミッション失敗となって即GAMEOVER。僕は単純に「X-WING操縦したいんだよぉ」「TIEファイター撃墜したいんだよぉ」という人間なのでストレスが貯まった。最終面に至っては「ミレニアムファルコン号を守りつつデススター中心部を破壊する」のがミッションクリアの条件。 |
| × | 「スターウォーズ」は敵に攻撃を当てるのに微妙な操作が必要になるタイプで、「スターフォックス64」のように照準を自動的に敵に合わせてくれるタイプではないのだけど、その割には敵の当たり判定が小さく、小さい建物、砲台とかは攻撃が当たっているかどうか分かりづらい時もあった。 |
| × | ボイスは全て日本語吹き替え。「スターウォーズ」はもともとTVの日本語吹き替えで見たので、日本語吹き替えにそれほど抵抗はないけど、できれば「音声英語（日本語字幕）」「日本語吹き替え」のどちらかを選択できるようにしてほしかった。なお、ルーク・スカイウォーカー役は「Zガンダム」のカミーユ役を演じた飛田展男氏。ダースベイダー役は銀河万丈氏。 |