ベアナックルU 死闘への鎮魂歌

内容

 ファイナルファイト系横スクロール格闘アクション。

感想

 前作「ベアナックル」からのユーザーの中ではこの「2」の評価が低いこともあるらしいけど、僕は「2」「1」の順番で「ベアナックル」シリーズをやったせいか、正直あまりそんな感じはしなかった。むしろ、前作に比べコマンド技(→→B)が加わったので、爽快感が増したと思う。コマンド技も出しやすいし、例えばアクセルのパンチ+パンチ+グランドアッパーの連続攻撃がきまった時、敵の攻撃をグランドアッパーでカウンターでかえす時は特に気持ちいい。連続攻撃で敵のライフゲージがドカンと減るのは、正にファイナルファイト系アクションの醍醐味というところ。
 これは「1」にも言えることだけど、やはり古代祐三氏のBGMが最高にかっこいい。ゲームミュージックで「ベアナックル」以上にかっこいいのはそんなに無いだろうし、かっこいいBGMで遊ぶことによってこれほど気持ちよくなるゲームもそんなに無い。
 この手のゲームの常なのか、ある程度の回数を遊ぶと、遊んでて少々単調に感じてしまうこともあるけど、それでもファイナルファイト系アクションのベストなら僕はこの「ベアナックル2」と「パンツァーバンデッド」あたり。ノリノリのBGMと爽快感はやはりポイント高し。
 

「ベアナックルV」

 見た目は「2」とあまり変わらない。ただし操作に「ダッシュ」が追加されたり、「バイク面」や「ブルドーザー面」など特徴のあるステージがあったり、いちおう「2」よりパワーアップというところもある。
 しかし、グランドアッパーの威力が下がり、その他もろもろの理由で、正直言って爽快感は「2」より下がっている。しかもBGMが古代祐三氏ではないようで(※1)、「1」「2」のノリノリの音楽と比べて格段に盛り下がる。結論としては最悪の続編でした。
 
※1 ベアナックルIIIのBGMも古代氏と川島氏との指摘がありました。IIと違って、自動作曲ツールを使って作曲されたそうです。


管理者:中霧里五
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