カプコンの横スクロールアクション。プレイヤーが操作する飛竜はサイファーという光る剣を扱う。その他、壁や天井にはりついたり、スライディングしたり。
「ストライダー飛竜」は後に出た「2」とセットでプレステ版が発売された。
正直言って最初はあまり面白いとは感じなかった。飛竜を思うように操作できなくて、敵からダメージを喰らいまくったりして。しかし練習して2面の後半あたりまで進むことができるようになってから面白いと感じるようになった。
2面の後半で、空に浮かんでいる乗り物を足場にして次々とジャンプしながら大空に飛んでいる飛空艇まで辿り着くというシーンがあるんだけど、この場面が非常に気に入った。派手なアクション映画の1シーンがゲームになったような感じだった。その後も空中戦艦バルログに大空から内部に潜入したり、左右から壁が迫り来るという場所を脱出したり、爆発する空中戦艦から急いで脱出したりと、アクション映画に出てきそうなシーンが続々登場する。
巨大メカゴリラやチャイナ3人娘など個性的な敵キャラの面々、空中戦艦に潜入する面、恐竜が徘徊する世界を進む面など個性的なステージ、重力が上下逆になる面、ツタを利用して進むアマゾン面など仕掛け的にも面白い面が多く、とにかく先を見たくなるステージ展開だった。
特殊な操作(壁にはりついたりスライディングしたり)を駆使してゲームを進めるので、演出面としてアクション映画っぽいというだけではなく、操作感としてもアクション映画っぽさ、アクロバット的な所が感じられた。数々の仕掛けをタイミング良くジャンプしたり、サイファーで敵を倒したり、壁や天井にはりついたりしながらクリアしていくのが本当に楽しい。飛竜が着地する時のポーズとかジャンプする時のポーズとかも雰囲気が出ている。
でも難易度は高くて、僕は最終面で挫折してしまいました。かなりやったんだけどねぇ、コンティニューの回数が切れてしまうんだよねぇ。