コミカル調な横スクロールのアクションRPG。女剣士・アーシャを操作して、お供のペペログゥとともに6つのダンジョンをクリアしていく。
ドリキャスのドリームライブラリーからダウンロードして遊んだ。こういうタイプのアクションRPGを最近遊んだことがなかったせいもあるかもしれないけど、今遊んでも充分に面白かった。3日でクリア。
全体的に敵を倒す難易度は普通、謎解きは適度。最初と最後のダンジョン以外は広いけど、ダンジョンの構造自体はそれほど複雑ではなく、一本道の所も多く、マッピングするほどではなかった。
ただし、トラップをクリアしていくためにキャラを操作していく難易度は結構高い。特に終盤のダンジョンで移動するベルトコンベアーの間をタイミング良くジャンプしていくトラップは難しかった。
全体的にキャラは可愛目で、主人公のアーシャもお供のペペログも動作がなかなか凝っている。ダンジョンから街まで送り届けてくれるランプの精はなかなか変な顔をしていてインパクト強い。街や城の人は会話のバリエーションが極端に乏しく、城にいる8割の人は「ごくろうさまです」としか言わない。
アーシャには普通に剣を振る、ジャンプする、という動作の他に、ダッシュする、2段ジャンプする、盾を構えるという動作もある。ゲーム中、トラップをクリアしたり、敵を倒すためにこれらのアクションを駆使して進むことになる。ダッシュで時間制限で扉が閉まるトラップクリアし、敵の攻撃をダイナミックに避け、矢が飛んでくるトラップには盾を構えたり、ジャンプして対処する。
宝箱を開ける時、なぜかお尻フリフリしてから開ける。
冒険中、お供としてペペログゥという不思議で可愛い動物がついてくる。空をフワフワ飛んで、アーシャについていく姿がなんとも可愛い。
単に可愛い動物というだけではなく、いろいろな局面でペペログを活用して進むことがゲーム中は必須となる。Aボタン(ドリキャスの場合、Xボタン)でペペログを傍に呼んで掴むことができるけど、そこからジャンプして再度ジャンプすると2段ジャンプでき、高い所をジャンプできる。またジャンプしてからの落下速度が遅くなるので、2段ジャンプを併用して、足場間が遠い所を移動することができる。
その他にもペペログを周りに飛ばすことによって隠しトビラを発見させたり、離れた所にあるスイッチを押させたり、果てはペペログを氷漬けにして、それを足場にして高い所に移動したりする。
ストーリー上でもペペログゥは重要な役割を果たす。