コンパイルの代表作とも言えるパズルゲーム。
「ぷよぷよ」は元々はMSXで発売されて、その当時に発売されていたMSX情報誌では「ぷよぷよ」のことを絶賛していたし、僕もMSX版を買ってハマったんだけど、でも売れなかったんだろうね、おそらく。
その後「魔道物語」のキャラを使った新しい「ぷよぷよ」がアーケードやメガドラで出て大ヒット。
・・・「ぷよぷよ」以降はヒット作品が出なくて、コンパイルは倒産したようですが。
僕はパズルゲームには関しては相性というものが激しいようで、このパズルゲームは好きだけど、これは嫌い、みたいなの多い。
「ぷよぷよ」は僕にとってはかなり相性が良く、「ぷよぷよ」シリーズで一番最初にコンシューマ機で発売されたメガドラ版はかなりやりこんだ。「ぷよぷよ」だけでメガドラを2回ほど減価償却する勢いだった。
しかし続編の「ぷよぷよ通」や「ぷよぷよSUN」はそれほどやってない。ゲーセンでちょっとやっただけ。色々と原因はあるのだけれど、一番大きいのは、「相殺ルール」なるものが加わったことだと思う。
と言うのも、僕は「ぷよぷよ」で一番楽しいことが、「でかい連鎖を作って相手のフィールドにおじゃまぷよをドカンと落とすこと」で、相手が敗北決定になるような巨大な連鎖(赤ぷよ2つ)を苦労して作ってそれを相手に叩き込み、「お前は既に死んでいる」とか宣言して悦に入るのが趣味だった。
まぁ要するに僕は1発偏重(偏愛)主義で「でかいの1発たたきこめりゃ満足」「叩き込む前にやられることが多い」「でかい連鎖を作ったら後はもう続かない」という感じだった。
「相殺」ルールによって、「でかいの1発作る」だけでは勝ちにくくなり、むしろ「中くらいのをコンスタントに作る」方が有利になったので、僕は「ぷよぷよ通」以降はあまりやっていない。
まぁ、そりゃ「相殺ルール」があった方があっという間にやられることもないし、「でかいのがきたら後は死ぬのを待つだけ」という状態も回避されたし、その方がゲームとしては進化したと言えるのかもしれないし、実際「ぷよぷよ通」の評判は良かったみたいだし・・・。
でも僕はただの「ぷよぷよ」の方が好きなんです!。