タントア〜ル

内容

 ゲーセンからの移植。反射神経、思考能力、瞬間的判断力を求められるミニゲームを次々にクリアしていく。1人用でも遊べるし、2人〜最大4人で遊ぶパーティーゲームとしても遊ぶことができる。ミニゲームの数は約20種類。後に「イチダントアール」「2度あることはサンドア〜ル」などの続編も発売された。

感想

 ミニゲームによって難易度の差が結構激しい。もちろん人によって得意なゲーム、不得手なゲームがあるのは当然なんだけど、それに加え、あるミニゲームは仮に失敗しても1ミスになるだけで次に進めるのに、あるゲームは「3〜5回クリアしないと次に進めない」「間違えるとその都度ミスがカウント」「クリアできないと延々とライフが減って最悪GAMEOVER」といったデカい差がある。
 ただし救済措置はちゃんとあり、不得手なゲームをパスすることは可能。ランダムで登場する4つのミニゲームの中から好きなミニゲームを選んでそれをクリアしていくので、不得手なミニゲームを選択しないようにすればクリアはいちおうできる。最初はクレジット数も尽きてGAMEOVERになるけど、何回か遊んで慣れていけば、エンディングまで到達できるバランスだった。全体のゲームバランス自体はそれほど悪くはなかったと思う。
 とは言え、遊んでるとどうしても自分が得意なミニゲームばかりを選択しがちで、20種類のミニゲームがあるけど実際に遊ぶのはその半分くらいで、何回か遊ぶと飽きてしまった。ゲーセンからの移植なので、どうしても飽きやすくなるのかもしれないけど、できればもう少し家庭用にバランスを直して欲しかった。個人的には思考型タイプのミニゲームが面白かった。
 尚、「タントアール」は1人用の他、2〜4人で遊べるモードもあり、メガドラでも珍しいパーティーゲームとして遊ぶことも可能。ただしこれの為だけにコントローラーを4つ揃えるのは馬鹿らしいし、メガドラ持ってる人が周りで皆無でコントローラーを持ち込んでもらうことも難しかったので、パーティー用ゲームとして活用することはあまり無かったですが。

管理者:中霧里五
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