プロジェクト　クロスゾーン

　カプコン、セガ、バンダイナムコのゲームのキャラクターが登場するシミュレーションRPG。
　PS2で発売された「ナムコクロスカプコン」の実質的な続編だが、「ナムコクロスカプコン」のストーリーは全く関係しない。ナムコクロスカプコン」に出たキャラクター同士が顔見知りになっている程度。

　「ナムコクロスカプコン」に出たストライダー飛竜、ロックマンDASH、クロノア、ベラボーマンがリストラされてしまったのは悲しいが、エンドオブエタニティ、シャイニング・フォースイクサ、スペースチャンネル5、ダイナマイト刑事が新たに参入したのは嬉しい。

バトル画面でキャラクター達がよく動く。必殺技ではカットイン演出が入る。
- インターミッションの「トレーニング」からバトル画面の練習をすることができるが、必殺技を自由に使用することもできる。
原作の音楽が使用されている。
- 「サクラ大戦」シリーズのキャラの曲は全員共通なんてケチくさいことは無い。
  「檄！帝国華劇団」「メイン・テーマ」「御旗のもとに」「地上の戦士」の4曲。
- 1980年代のセガのとあるゲームがBGM、世界観のみ参戦している。
  思い入れのあるゲームだったせいか、そのゲームのリファインBGMが流れた時は感動した。
- ゲームをクリアすると「システム設定」から「BGM鑑賞」「バトルBGM変更」の項目が追加される。
「データベース」の「クロスゾーン辞典」で味方キャラ、敵キャラ、用語の説明を見ることができる。
- ボイスがあるキャラの項目の場合、Aボタンを押すとボイスを聞くことができる。
「ナムコクロスカプコン」では敵から攻撃された時もバトル画面が表示されたが、今回はダメージ表示のみ。

クリアに約90時間がかかった。
- プレイ時間の大半は戦闘に費やされる。単調で飽きる。
- 終盤あたりになるとHPが高い敵がゾロゾロ出てきて1話クリアするのに数時間かかる。
各作品のクロスオーバーイベントがあまり無かったように感じる。
- 無いわけではないが、プレイ時間のほとんどが戦闘なので、幕間のイベントでの各作品の掛け合いの印象が薄い。
部隊が頻繁に分けられ、そのたびに編成や装備の切り替えをする必要がある。
編成や装備を練る楽しさより、面倒臭さの方を強く感じる。

管理者：中霧里五
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