アナザーコード 2つの記憶

内容

 主人公のアシュレイは13際の誕生日の直前、3つの時に死んだはずのパパから手紙が届き、ブラッド・エドワード島に向かった。しかし何故かパパは姿を現さない。島を歩くうちに記憶喪失の幽霊のディーと出会う。アシュレイはパパを探すため、ディーは自分の記憶を取り戻す為、一緒に島の屋敷内を探索する・・・というストーリー。
 NintendoDSの機能を活かしたシステムになっている。基本的には「屋敷内を探索→怪しいものを見つける、謎を解く→次の部屋に進むためのドアが開く」の繰り返し。大体6時間ほどでクリア可能。

感想 (○×型)

このゲームに占める割合で一番多いのがおそらく謎解き。ほとんどはタッチパネルや2画面などのNintendoDSの機能を使って解くタイプ。特に3章に出てくるヤツが秀逸で「NintendoDSの仕様を上手く利用したアイディア賞ものの仕掛け」だった(それだけに解法が分かりづらいけど)。エンディングの最後にも仕掛けがある。
謎解きというよりミニゲームに近いものもあるけど、特に「指先のテクニックが必要」というものは無い。
よくある「怪しい個所、調たい個所にカーソルを移動して選択」というタイプのアドベンチャーだけど、タッチペンを使えることもあり、ストレスなく選択したいものを選択できた。
上下2画面を使い分けている。通常は下が移動の画面で、上が今いる場所の絵が表示され、調べることのできる場所に行くと絵が変わる。その他、上に絵とテキスト、下に選択肢が表示されたり、上下の画面で異なるアングルから見た絵が表示されたり。

× R+Aボタンで既読メッセージがスキップできるんだけど、メッセージが既読かどうかは電源を切ったりするとリセットされ、例えば2周目をやった時には1周目で読んだ文章がスキップできない。
× つづきから遊ぶ時、データを選択して「ロードする」を選んだ後、「ロードしますか?」の表示が出るのだけど、選択がデフォルトで「いいえ」になっている。セーブならともかく、ロードの選択なんだから、デフォルトで「はい」に選択されているべきだと思うのだけど。
× パッケージの帯に「さわれる推理小説が誕生!」というキャッチコピーがあるけど、推理の要素は皆無。謎解きと推理を一緒のものと勘違いしている?。

 


管理者:中霧里五
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