タイトル通り、常識に関する問題を解いていくゲーム。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」と同様、1日に少しずつ遊ぶタイプ。だいたい1日に20〜40問の常識問題を解いていく。
「いまさら人に聞けない〜」というタイトルに惹かれた。
「えいご漬け」と比べると「お勉強」という感じはそれほど強くない。「脳を鍛える大人のDSトレーニング」と同様、持続的に遊びたくなるよう工夫されている。問題の後に表示される解説も分かりやすい。
「常識」というと多少お堅いイメージがあるものの、「お勉強」という感じはそれほど強くない。もともと「常識」とは言っても結局は身近なことに関することだし、出題される「常識」の内容自体もお堅いもの一辺倒ではない。比較的最近の出来事にも触れられおり、例えば冥王星が惑星から矮小惑星に格下げされたこと(2006年8月の出来事)も触れられている(このゲームが発売されたのは2006年10月下旬)。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」と同様、1日に少しずつ解いていく形式で、持続的に遊びたくなるよう工夫されている。
出題される問題のジャンルが日によってある程度変わる。「礼儀」「知識」「教養」「社会」「決まり」という大きい括りのジャンルから1日2つのジャンルから5問ずつ解いていく。「日本の〜県についての問題」「〜国の問題」「食事についての問題」「言葉についての問題」「音楽に関する問題」といった小さな括りのテーマから1日2つ3つ選択されてそれぞれ5問ずつ解いていく。
ゲーム開始時(1日に1回)に「今日は〜の日です」みたいな内容が表示され、その日にちなんだ問題が出題される。
成績(常識力)も日付単位で保存され、記録を折れ線グラフで時系列に見ることができる。
問題を解いた後に表示される解説の文章も読んでいて分かりやすい。選択問題では解答以外の選択肢についてもある程度の解説がされている。問題によっては何故その解答になるのか丁寧に解説している。問題によってはその解答に関する豆知識的な内容も解説している。問題によってはその解答の内容が何で有名なのか解説している(例えばオペラのトゥーランドットの問題では「トリノオリンピックで荒川静香選手が演技に使用した」といった解説がされている)。
解いた問題の解説は「過去の問題」というモードから確認できる。問題及び解説は、解いた日付から検索できる他、「礼儀」「知識」「教養」「社会」「決まり」といった問題のジャンルから検索することもできる。できれば「日本の〜県に関する問題」「〜の国に関する問題」「音楽に関する問題」のようにテーマ別に検索できると更に良かった。
特にクリアは必須ではないけど、「パズル」というものがあり、パネルを並べ替えて写真(絵)を完成させたり、単語を完成させたりする。
常識電卓というものがあり、単純な計算の他、年、長さ、広さ、重さといったものをいろいろな単位で変換して表示できる。例えば西暦何年を昭和何年、平成何年といった形式で表示できる。