ラジアントヒストリア
内容
時間移動をテーマとしたRPG。
正伝、異伝の2つの並行世界の時間を行き来しながらシナリオを進める。
感
時間移動をテーマとしているが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のようなタイムトラベル物ではなく、戦記物、歴史物に近い。2つの世界を行き来するという点では「クロノクロス」に近い。
キャラクターも立っているし、世界観もいい。先が気になる。ストレスがたまるような致命的な欠陥も無い。
○
- キャラクターがいい。
- 主人公のストックは無口無愛想だが、仲間思いで、嫌味なく正しい判断を下せる。無愛想な主人公は性格や言動がイタいことが多いが、このゲームではそんなことは無い。
- 挫折を味わう、これまでの価値観を崩れる、そういうイベントが主人公以外のキャラにおこる。それを乗り越えていく展開がいい。
- パーティーに加わらないキャラも立っている。特にラウル中将とビオラ准将。
- 世界観がいい。
- 国同士の戦いとか、国の体制の問題とか、種族間の問題とか。
- 戦記物っぽいセリフが多い。
- 「戦争の終わりは、決して「終わり」ではなくむしろ「始まり」なんだ。」
- 「少佐殿、この砦には将官用の個室はありません。ここでは、士官も下士官もみんな同じように寝て食べる。それがルールです。」
- システム上、同じ場面を繰り返すことが多いが、Xボタンでセリフを早送り、STARTボタンでイベント自体をスキップできる。
- 戦闘が適度に思考を必要とするバランス。
- 複数の敵を1箇所にまとめてダメージを与えたり、行動の順番を変えて連続攻撃でコンボしたり。
- ヒストリアの画面でシナリオの各センテンスの概略を確認できる。達成度を確認できる。
×
- ロッシュ、ガフカ、エールカはパーティーから離脱している期間が長い。
- 離脱期間中は経験値が全く手に入らない。
再度パーティーに合流する時はレベルが大幅に低い状態で仲間になる。
- 戦闘の迫力が無い。
- 効果音を派手にするとか、コンボ時に総ダメージ量を数値で大きく表示するとか、爽快感を高める演出をしてほしかった。
- 名前のあるキャラなのにドット絵がその他大勢と変わらないことがある。
- レジスタンスのオットーとウィルは同じ場面に登場するのにも関わらずドット絵が同じ。彼らの場面はシェールなことになってる。
管理者:中霧里五
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