タシテン　＋たして10にする物語＋

内容

　ミニゲームをクリアしていくアドベンチャー。
　ほとんどのゲームは2つ以上の数字を組み合わせて10の倍数にすることが目的。

感

　たして10にするというのが基本ルールだけど、バリエーションは豊富。1つのゲームにかかる時間は短く、ルールも理解しやすいので気軽に遊ぶことができる。世界観もシュールなので、ゲームの目的である「9人のタシテンマスターに会う」＋αあたりまでは飽きずに一気に遊べる。

○

• ミニゲームのバリエーションが豊富（全部で30種類）。単純な計算力の他、閃きや記憶力が必要になるミニゲームもある。
• 1つのゲームにかかる時間は短く、ルールも理解しやすい。
• 各ゲームのクリアのコツを解説してくれるキャラもいる。
• ミニゲームのクリアに失敗してもペナルティは特に無く、すぐに再挑戦できる。
• 世界観やキャラクターがシュール。どうでもいいキャラクターが何十人と登場し、各キャラそれぞれにくだらないプロフィールが用意されている。「驚異のジャンプ力をいかし絶世の美女といわれたタシテナータ姫を何度も救出した双子の兄がいるらしい」「ワイドショーの恋愛ネタが真実である確率をつかさどる」「厚紙をハサミで切るとき厚紙がぐにゃっとなる確率をつかさどる」「手品師が手元と狂わせてコインを客席にぶちまけたときのきまずさの値をつかさどる」etc。
• 普通にゲームを進めていくモードの他、「とことん山脈」というやりこみ要素的なモードも用意されている。

×

• MAPを移動する時に、画面の怪しい部分をタッチしないといけないというシステムになっている。最初の頃はいいけど、終盤あたりになってくるといい加減飽きてくる。
• セーブデータが1つしか無い。家族で遊ぶことが普通のゲームよりありそうなので、脳トレのように3つか4つくらいはセーブ可能にして欲しかった。