アインハンダー

　自キャラが少々でかく、弾避けの快感もあまり感じられない。基本的に覚えゲー・・・、というか分からないと絶対避けられない攻撃とかあるし、その割には1発当たったら即死＆前の場面に戻らされる。それでも一番易しい難易度ならコンティニューの回数に制限がないので、死にまくっても何とかエンディングに到達できる。

　スクウェアらしくグラフィック、演出はかなり凄い。

• ポリゴンによるグラフィックの割には粗を感じさせず、看板やネオンサインがひしめく繁華街のグラフィックや成層圏のステージのグラフィックなど印象に残るものが多い。
• キャラの動きもなかなかセンスがあっていい。
• バルカンを発射する時の効果音、爆発時のグラフィックなど細かい部分もちゃんと表現されている。
• ボスはサイズ的に巨大なだけではなく、動きも滑らかで攻撃も派手。
• 時々視点がクォータビューに変わる演出も効果的。
• ストーリーのようなものが一応あるものの、シューティングゲームとしてのテンポを崩さない程度のシンプルなものに止まっている点もいい。

　雰囲気としてはかなり乱暴な言い方だけど、ガンダムのようなロボットアニメをブレードランナー的な雰囲気にした感じ。

• アニメ的な雰囲気は全くなく、グラフィックは黒、青を基調とした暗めのもので渋い。
• キャラのセリフを100％排除し、無機的なオペレータのセリフだけなのがある意味効果的な演出になっている。
• ボスの攻撃に「ファンネル」「リフレクタービット」「ハイメガキャノン」「有線式サイコミュ」を彷彿させるものが出てくるのは個人的には良かった。
• ゲーム中、マスドライバーによって成層圏へ射出される。