基本的には2Dの横スクロールアクションと同じタイプだけど、グラフィック、演出は3D的。演出が3D的なだけではなく、ステージ中の仕掛けも3D的な構造を利用したものが多い。ナムコからPSで発売されてる「風のクロノア」と似ている。
操作はシンプルだけど、しかし3D的な演出や仕掛けが上手くできている。難易度はかなり高く「何度も死んではまたやりなおし」状態になったけど、しかしそれでも先に進みたいがためにやりまくった。個人的にはプレステのアクションゲームというカテゴリーの中で五指に入るゲームだと思っている。
正直言って「マジカルホッパーズ」は面白いかどうか半信半疑で買った。980円で売ってたから買った。なにせ発売元がバンダイ。今では「ギレンの野望」のようなガンダムゲーの秀作を出し、「サイレントボマー」のようなアクションゲームの良作を出してるけど、その当時はクソゲーを発売する会社というイメージが僕の中では強かった。
そして起動してみるとオーピニングがアニメーションどころか口パクすらない止め絵だけで構成されている(サターン版では一応アニメーションしてるらしいけど)。やはりクソゲーかと思ったけど、しかしアクションゲームとしては予想外に面白かった。でも「マジカルホッパーズ」自体は海外の会社が製作したもので、バンダイのゲームとはあまり言えないみたいだけどね。