システムは「1」と同様。主人公達も「1」と同じ。
「1」が一つの遺跡を舞台としたものであったのに対し、「2」では街をベースキャンプとしてその周辺のさまざまな場所を冒険する。ダンジョンもカラクリ屋敷や鉱山など個性豊か。10時間以内に終わるのは相変わらずだが、「1」よりはボリュームも増えた。
システムはこれまでと同様。パーティーを分けて行動する要素が加わっている。
タイトルに「3」の文字はなく、主人公も「1」「2」とは異なるが、実質的な続編。今作の主人公は「1」のライバルキャラのリムファイア、「2」のヒロイン&キーパーソンのシィル、新キャラのユグドラシルの3人。ユグドラシルとシィルが今作のストーリー上のキーパーソンであり、「2」のストーリーも少し絡んでくる。
今作は1999年に発売されたが、僕は2014年にPS3のゲームアーカイブスで今作をプレイ。PS3最盛期(PS4移行期)なのでグラフィックは厳しいが、ゲームとしては面倒くさい要素も無く、テンポよく楽しめた。最終ダンジョンやラスボス戦のBGMもいい。
今作がテクノソフトの最後のゲームだが、決して「晩節を汚した」ものではなく「有終の美を飾る」もの。これだけのゲームを作れるのに、何でこれが最終作になってしまったのか疑問に感じるレベル。