エコーナイト」「エコーナイト#2 眠りの支配者「サイレントヒル」「ディノクライシス

 ホラーアドベンチャーと言えば「バイオハザード」が元祖であり、そして代名詞なわけだけど、しかしバイオ以外にもプレステで発売されたホラーアドベンチャーの良作は多い。今回はバイオの影に隠れたホラーアドベンチャーの良作を紹介したい・・・なんて偉そうなこと書いてますが、実を言うと僕は「バイオハザード1」を途中までやっただで、バイオ以外のホラーアドベンチャー以外しかクリアしたことないんだよね、ハハハ・・・。

エコーナイト

 ホラーアドベンチャーの敵キャラはゾンビや怪物、恐竜などいろいろいるけど、エコーナイトで主人公に襲いかかってくる敵は幽霊達。幽霊だからもちろん物理的な攻撃は一切通用しない。特に「エコーナイト2」では悪霊相手に銃をぶっ放したが全然効果がない、というイベントが発生する。表情的にも不気味な彼らが「フフフフ・・・」と言いながら襲いかかってくるのには鳥肌が立つ。

 銃でいくら撃とうが、ナイフで刺そうが幽霊達には全くの無駄なのだけど、幽霊達の未練の源を解決してあげれば幽霊達は成仏する、という設定になっていて、例えば彼らにとって大事な思い出の品を見つけてきてそれを使えば彼らは昇天する。この過程で幽霊達が生前はどんな人生だったのか知ることになるんだけど、それがもの悲しい。船を探索していくにつれ、登場人物の過去を垣間見ることができ、謎が少しずつ解き明かされていく展開が渋い。

 謎解きという意味での難易度は高い。ただしアクションゲーム的な難しさはあまりない。

 「1」が幽霊船が舞台で、「2」は洋館が舞台だけどシステム、雰囲気は「1」も「2」も同じ。面白さも「1」と「2」は大体同じくらい。


サイレントヒル

グラフィック的に気持ち悪いとか恐ろしいとかいうことはあまりないけど怖い。

全体的にアクション的な難しさはそれほどでもないけど謎解きなどはそれなりに難しい。


ディノクライシス

 恐竜がはびこる世界を舞台にしたホラーアドベンチャー。カプコンの看板シリーズ「バイオハザード」の姉妹版と言えるゲーム。

 ただし「ディノクライシス」は恐ろしい、怖いといった感覚よりも驚き、驚愕の感覚が強調されているようで、特にゲーム中のティラノサウルス登場シーン、襲撃シーンは、その圧倒的な巨体と迫力が効果的に演出されてる。また、恐竜から逃れる、というより恐竜を倒しながら進む、という感じで、弾丸とかの制限は比較的緩めだったと思う。実際、ゲームをクリアすると出現する「ワイプアウト」というミニゲームのクリア条件は「制限時間内に全ての恐竜を倒してスタート地点まで戻る」こと。ちなみに続編の「ディノクライスス2」は「1」よりも謎解き要素が少なくなり、アクションゲーム的になって爽快感を重視した作りになったらしい。

 「バイオ」シリーズと同じく、繰り返しプレイのために色々と工夫がされている。選択肢によって展開が分岐したり、おまけ要素が豊富だったり。


管理者:中霧里五
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