エバーブルー2

内容

 海にダイビングし、海中や沈没船の内部を探索してアイテムを発見していくゲーム。カリブ海が舞台。

感想 (○×型)

やりこみ要素が多い。普通にクリアするだけなら15時間程度でクリアできるけど、クリアに必須ではないサブクエストを全てクリアしたり、アイテムを集めたり、沈没船の内部を隅々まで探索したりしていると30時間くらいになってしまう。
いろいろなアイテムがサルベージできる。彫像や絵画、家具といったものから武器や機械、果てはギロチン台や魚雷、4トントラックといったものまでサルベージできる。アイテムの種類もおそらく600か700くらいはありそう。
島の近海の珊瑚礁のような綺麗なところもあれば、沈没した船、飛行機、豪華客船、海賊船、潜水艦など薄暗いところもある。
沈没船から帰る時に島まで海中を移動する、一度行ったことのある沈没船の2回目以降行く時に島から沈没船まで海を移動する、といった面倒くさいことはない(幾つかの例外はあるけど)。沈没船や海底洞窟以外の場所であれば(場所が深海でも)一瞬で街に戻れるし、行ったことのある沈没船の出入り口をダイビングのスタート地点にできる。沈没船の中はいくつか出入り口があるけど、使ったことのある出入り口の中からスタート地点を選択できる。
移動に左スティック、右スティックの両方を使用し、他にも写真を撮ったり、ソナーを使ったり、操作は多い。しかしゲームスタート時のチュートリアルが実際に操作して理解できるタイプで分かりやすい。店の使い方も段階的に説明されるので、頭が混乱することは少ない。
エリスに話しかけると、ストーリーを進める為にやるべきことを教えてくれる。
いちおう「1」の続きということになっているけど、ストーリー的に「1」とは独立したストーリーになっている。僕は「1」をやってないけど、ストーリーの理解に困ることは全くなかった。時々ダイダロス島とか「1」の舞台の名前が出てきたり、主人公の父親とかの話が出てくる程度。

× セーブに必要な容量がデカい。1箇所セーブするだけで1034kb消費。
× 沈没船の内部で獲得できるアイテムは決まってるけど、海中で獲得できるアイテムはランダム。海中でしか獲得できないアイテムが必要な場合、アイテムが手に入るまで海中を当てもなくさまようことになり、かなり面倒臭い。出現率の低いアイテムも多い。
× アイテムの重量などの制限で、アイテムを集める場合、沈没船の中を何回も行き来することになる。後半になるとさすがに「作業」に感じてしまうので、一度に持てるアイテムの量がもう少し多くても良かったような気がする。

ドリキャス「青の六号」との比較

 海洋を舞台にしたゲームはドリキャスで出た「青の六号」とかあるけど、「青の六号」の方がアクション色が強く、「エバーブルー」の方が探索色が強い。
  「青の六号」の魚はモンスターに近く、怖いのが多い。何よりしつこい。「エバーブルー」では襲ってくるような魚は少ないし、唯一襲ってくる鮫もそれほど多くないし、逃げるのも比較的易しい。「青の六号」の方がスリルがあり、「エバーブルー」の方が探索やアイテム集めに集中できる。

やりこみ要素


管理者:中霧里五
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