アイトーイプレイ(EyeToyPlay)

内容

 USBカメラを使用したミニゲーム式アクションゲーム。カメラを通してテレビに自分の姿が映り、自分の動きによっていろいろ操作する。
 ゲームは全部で12個。シンプルに画面上の敵を叩く「カンフー」、テレビ画面を拭いていく「窓ふき天国」、皿を手で回し続ける「皿まわし」、サンバDEアミーゴに似ている「ビート・フリーク」、スペースチャンネルに似ている「ブギーダンス」など。自分の手を動かすので、ほとんどのゲームは手が疲れる。
 ゲームの他、プレイルームなるものがある。これはゲームではなく、選んだ効果によって、画面にいろいろな効果が出たり、テレビの中の自分の姿の映り方が変わったり、自分の動きでテレビ画面の中に映るものが変わったりするもの。例えば「水中」を選ぶと画面が水中になってお魚が泳ぎ、自分も水中にいるかのように姿が歪む。「ロボット」を選ぶと画面に映る自分の動きがカクカクする。「あわ」を選ぶと泡が画面に映り、自分が泡に触れると泡が分裂したり消えたりする。効果は14種類。

感想 (○×型)

ゲームではないけど、僕的にはプレイルームの存在が面白かった。起動しておくだけで、カメラの前の自分の姿が変わったり、画面の中の自分が雪が降ったり風船が飛んでいる中にいたり、手を動かして画面の中の泡を消したり。3歳の姪も面白がってカメラの前でいろいろ動いてくれました。
当然のことではあるけど、USBカメラゲームの特性を活かしたものが多い。特にカメラに映る自分の姿が鏡のように逆さまになったり、バラバラになったりする「クルクルミラー」はアイディア賞もの。
どのゲームも大体2〜3分程でクリアできる気軽なもの。正直、手が疲れるゲームが多いので、1回あたりの時間が短くて良かった。
USBカメラの感度は悪くない。カメラの角度や証明設定を調節すれば、大体の場所でプレイ可能。説明書には「テレビから1.5M〜2M離れて〜」と記載されているけど、カメラの置き場所や角度を調節すればそこまで広い場所でなくても大丈夫。・・・まぁそれでも僕の部屋で遊ぶのは難しいですが(モノで溢れているので)。
効果音がはっきりしている。画面上の敵を叩く「カンフー」などでは、敵を叩いた時の効果音がはっきりしているので、シンプルなゲームだけど面白かった。
メニューの選択などの操作はコントローラーでもできる。正直、手の操作だけでメニューの移動をするのは面倒なので、コントローラーでの操作の方が快適。
ハイスコア時に撮影されたり、遊ぶ人の名前と顔写真を入力するプロフィールなるものがあったり、映像を記録するビデオメッセージなるものがあったり、ゲーム以外にもカメラを利用したものが多い。

× プレイルームの時のロード時間が長い。選択画面でボタンを押してから実際の画面に行くまで5秒かかるのはそれほど気にならないけど、実際の画面から選択画面に戻るのに15秒かかるのは長い。プレイルームで、いろいろな効果で遊んでみたい時、不便。せめて選択画面に戻らずにランダムに違う効果にすることができればロード時間も気にならなかったと思うのだけど、違う効果にするには必ず選択画面に戻るシステムになっている。
× 初めの選択画面に行くまでの時間が少し長く感じる。ゲームを起動してから、まず約2分ほどの「アイトーイプレイ」の説明デモが流れる。ボタンを押せばスキップは可能だけど、説明デモは2回目以降の起動でも必ず流れる。次に会社のロゴやらタイトルロゴが出てきて、ここでボタンを押すとロード中になり、ロードが終わるとようやくスタート画面に。ゲームを起動した後、一直線にスタート画面に行くシステムになっていれば、時間が長いと感じることも無かったと思う。このゲームは1回に集中的に遊ぶゲームでは無いので(集中して遊ぼうにも手が疲れて無理なので)、気の向いた時に遊べるよう、そこらへんは気を配って欲しかった。

 


管理者:中霧里五
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