バットマン アーカム・アサイラム
内容
アメコミのバットマンのアクションゲーム。
ジョーカー、ハーレークィン、スケアクロウ、ベイン、キラークロック、ポイズンアィビーなど原作の敵キャラが登場する。
イギリスのアイドスが発売したゲームソフトだが、日本版はスクェア・エニックスより発売された。
感
文句をつける点がほとんど無い優等生ゲーム。作りも親切。「洋ゲーは不親切」「洋ゲーは粗い」といった声を今はあまり聞かないが、このゲームに関して言えばむしろ「このゲームをお手本としてほしい」「このゲームを見習ってほしい」レベル。
近接戦闘にはコンボやカウンターなどの要素があるが、敵に気付かれないように忍び寄って倒すシチュエーションではそれらは使用しない。グラフィックはリアルだが、敵の配置やオブジェクトが確認しやすい捜査モードでは性質上そのグラフィックを堪能できない。苦労して開発したものはユーザーに見てほしいのが人情だが、それよりゲームの面白さや便利さを重視しているように感じた。
バットマンの原作については映画を数本見たことがある程度のレベルだが、特に困ることは無かった。
○
- 親切な作りで先に進めなくなることが無い。
- マップを確認できる。
- 目的地の場所がマップに表示される。
- 特定のアイテムを取得すると、未回収のアイテムがある場所がマップに表示される。
- 捜査モードが便利すぎる。
- 画面が暗くなって、敵キャラや各種オブジェクトのみ強調表示される。
- この手のグラフィックがリアルなゲームでは、そのリアルさ故にゲーム進行に関わるオブジェクトが背景と同化して分かりにくいケースがあるが、このゲームでは捜査モードに切り替えるとそういったオブジェクトが強調表示されるので分かりやすい。
- 敵キャラの配置を確認しながら戦闘できる。
- 壁などの障害物も透過して表示されるので、物陰に隠れて見つからないということも無い。
- ゲームオーバー時にヒントが表示される。
- 動きがいい。
- ワイヤーで移動していくのがスピード感があっていい。
- 戦闘中にコンボが続くと、離れた敵に高速移動で接近する。
- 全ての敵を撃破した時、敵をダウンさせる動きがアップ&スローモーションで描写される演出が入る。
- コンボやカウンターを駆使した近接戦闘と、敵に気付かれないように忍び寄って倒すステルス戦闘の両方がある。
- どちらか一方に偏ることなく、バランスがいい。
- ステルス戦闘でクリアする場面は正面から仕掛けると直ぐにゲームオーバーになるバランスになっている。
- ステルス戦闘で上空から敵を宙吊りにしたり、1人1人倒していくごとに残った敵が怯えていくのが楽しい。
- グラフィックが綺麗。
- 特にスケアクロウが幻覚を仕掛けてくる場面は演出が凝っている。
- 肌や衣装のグラフィックが質感がある。
- 「キャラクターデータ」で各キャラターの解説を見ることができる。
- 「キャラクタートロフィー」でキャラクターや乗り物のポリゴンを鑑賞することができる、
- やり込み要素がある。
- 「リドラーチャレンジ」「囚人インタビューテープ」など本編クリアに関係しない要素がある。
- 特定のアイテムを取得すると、未回収のものがある場所がマップに表示される。
- 戦闘に特化した「チャレンジモード」がある。スコアをオンラインにアップロードして順位を確認できる。
管理者:中霧里五
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