とにかくすごいゲーム。はっきり言ってつまらない。クリアするのがめちゃくちゃ難しいミニゲームが多い。
タイミング良くボタンを押すミニゲームは、クリアできるタイミングがあまりにもシビア。タイミング良く連射するミニゲームもあり、それも連射ゲームなのにタイミングがシビアで、連射パッドは使えないわ、指が折れるほど疲れるわ。
強制スクロールのステージを障害物(トラップ)を避けて進んでいくミニゲームはパターンを覚えないと先に進めない。例えば火事現場に突入してトラップを避けながらゴールまで辿り着いて逃げ送れた人を救うというミニゲームでは、何の予告もなしにボイラーから火が噴く、普通の床と全く変わらないグラフィックの床にいきなり(床の上を通った時に)落とし穴が出現する、といった具合。そしてクリアするまでが異様に長い&一回障害物(トラップ)に当たったら即ゲームオーバー、という充実さ。
たかだかミニゲームなのに全てをクリアしてエンディングを見るのに5時間かかった。何回も何回もゲームオーバーになりながら、あともう少しでクリアという所で不条理なゲームオーバーになりながら、指が折れるまで、指が折れるまでセガサターンシなければいけない。
ミニゲームの背景ストーリーも理解不能なメチャクチャなもので、ゲームのグラフィックのセンスもすごい。変な踊りを披露したり、頭突きで瓦を14枚割ったり、サンタになって空飛ぶトナカイに乗ったり、全身凍結状態になったり、それらが実写で描かれたり。まさにせがた三四郎にふさわしい?ゲーム。
クリアできれば虚しい達成感を味わえる。そしてエンディング後に表示されるせがた三四郎のビデオクリップはただただ唖然。投げ飛ばされた男はいきなり爆発し、最後にはセガタ三四郎が増殖する。せがた三四郎の歌はセガカラとDAMにあるので(2000年春時点)、せっかくだから是非マスターして歌ってみよう♪。