428 封鎖された渋谷で
内容
ノベルタイプのアドベンチャー。
サターン、PS、PSPで発売された「街」とシステムが似ている。グラフィックは実写。
主人公が異なる複数のシナリオを切り替えながら進めていく。各シナリオは主人公は異なるものの、舞台と時間軸は同一。
サスペンス色が強く、誘拐事件から想像を超える大事件へと発展する。
感
「街」の発展形とも言えるゲーム。僕は「街」より「428」。チュンソフトのゲームの中でも「428」と「かまいたちの夜」と「金八先生」が御三家。単独首位も充分に狙える。
尚、主人公の一人の御法川は「金八先生」にも登場している。ただし「金八先生」を遊んでいなくても支障は全く無い。僕は「金八先生」をクリアしたけど、「428」を遊んでいる時は御法川が「金八先生」にも出ていたことに全く気付かなかった。
○
- 「街」の各シナリオは舞台は同じだけど、一部を除いてストーリーは独立していた。
「428」は各シナリオが密接にからみあい、全てのシナリオがスケールの大きい一つの事件へと向かっていく。
- 終盤以降の展開が半端無く盛り上がる。
- ようやく事件の全容が見え始め、
伏線が回収され、
思いも寄らない衝撃的な事実が明らかになった後、
更にその上にどんでん返し。
- 「街」はシナリオによって好き嫌いがハッキリ分かれたけど、「428」は読んでいてイライラするシナリオは無かった。
- どの主人公にも見せ場が用意されている。困難にぶち当たり、それを乗り越える。
- 脇役の登場人物がカッコいい。主人公をサポートする場面に思わず熱くなる。
- タイムチャートという画面が便利。
- 時間軸で各シナリオの進行状況の確認できる。
- 選択肢発生箇所等を確認できる。
- タイムチャート上から他の主人公のシナリオに切り替えることができる。
シナリオ上の時刻、選択肢発生箇所等を指定して再開できる。
- 「街」と同様に文章中に「TIP」が出てくる。
- ラインが引かれた単語についてマメ知識的な文章や、「428」での設定についての文章を読むことができる。
- 到達したバットエンドのリストをメインメニューから表示することができる。
(バットエンドの個数によって出現する隠し要素もある)
- リモコンコントローラーを使用すれば片手のみで操作可能。
十字キーとボタンのみで全ての操作は可能。ポインタ操作が無いので、腕を動かす必要が無い。
- 十字キーの上で文章を戻ったり、十字キーの下で既読文章を先に進めることができる。
選択肢発生箇所や区切りの箇所のページに戻って(進めて)再開することもできる。
×
- 真のエンディングと言えるものがあるけど、到達条件が分かりにくい。
ゲーム中にヒントらしき文章が全く表示されず、そもそも真のエンディングを匂わすような文章が無い。
攻略サイトでも見ない限りは不可能に近い。
- おまけシナリオなどの隠し要素があるけど、出現条件が分かりにくいものが多い。
攻略サイトでも見ない限りは無理。
管理者:中霧里五
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