歌月十夜

内容

月姫」のFUN DISC(お祭りディスク)。ストーリーは志貴が朝起きた時から始まり、その後の選択肢次第で学校に行ったり、文化祭になったり、体育祭になったり、休日になったり。そして夜になるとストーリーは終了。立てたフラグが次回以降のプレイに影響する仕組みで、何回もプレイすることによって最終的にはエンディングに行く。自転車創業の「あの、素晴らしい をもう一度 」と似たようなシステム。
 本編以外に選択肢のないショートシナリオが10本強あり、それらはクリア状況によって出現する。

感想

 歌月十夜は二十七祖は1人も出てこないし、「月姫」本編のように登場人物の過去に絡む話とかはないし、伏線らしいものもあまりない。ストーリーは文化祭やら休日やら体育祭やらの日常が中心。「伝奇もの」ではなくてドタバタギャグ(「うる星やつら」のようなヤツ)。
 しかし「月姫」にハマった僕は十二分に楽しめる出来だった。やっぱりキャラが立ってたから、「宿命の闘い」とか「呪われた過去」とかなくても大丈夫、ということでしょうか。それに「月姫」のキャラは普通の人にはない能力を持つキャラがほとんどだし、ヒロイン同士で闘ったり喧嘩したりしてたから、アクの強いキャラが大騒ぎするドタバタギャグが似合っているかもしれない。
 またクリア状況によって出現するショートシナリオで「月姫本編の秋葉END後の話」があったのも良かった。「月姫」本編では秋葉だけノーマルエンドもトゥルーエンドも悲しい終わり方だったので、こういう救いを用意してくれたのは非常に嬉しい。
 「月姫」本編と同じくシエルが攻略のヒントを教えてくれる「教えて!!知得留先生」は「歌月十夜」でも健在なのだけど、行き方が分かりづらいかもしれない。「op」や「a day」を選択する画面の右上にある小さな「help」を選択すれば「教えて!!知得留先生」になる。


管理者:中霧里五
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