雑誌などでの評価は高く、実際「良質」という言葉が自然に当てはまるゲームだった。 ま、僕自身がこういうタイプのゲームが割と好きだったのかもしれないけどね。難易度は決して低くはないけど、それでも太刀打ちできないほどではないと思う。アクションが特別得意なわけでもない僕でも何とかクリアできる難易度・・・というか、「マジカルホッパーズ」の難易度に比べればまだクリアしやすい方。攻略方法が分かるまで何回か死んでしまう、何回も死にながらも攻略パターンを見つけていく感じだったけど、ストレスを感じることはあまりなかった。攻略法さえ分かればちゃんとクリアできる難易度だと思う。
「風のクロノア」は「1」で既に完成されたゲームだったけど、続編の「風のクロノア2」はハードがプレイステーション2に変わったこともあり、グラフィックや仕掛けも一層派手になった。高い所から飛び降りたりする時とかは迫力ある画面演出がされるし、これでもか、というぐらいにいろいろな仕掛けがどんどん出てきた。ボス戦の迫力も増した。ステージのバラエティが豊富になり、一部のステージがボードに乗って進む強制スクロールタイプで、3D的なステージ、ジェットコースター的な感じのステージになっている。仕掛けばかりのステージ、パズル的なトラップをクリアしていくステージ、後ろから迫ってくる敵に追いつかれないよう速く前に進まなければいけないステージ。
前作はそれほど欠点と言えるものがなかったけど、しかしそれでも「2」になって改善された点は多い。
「2」は難易度がだいぶ下がった感じだけど、難易度が下がったというより、親切設計になったからクリアしやすくなったという感じ。