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パッケージの絵が購買意欲を減退させるほど不気味で、実写のオープニングムービーも不気味。ゲーム中の絵も怖いもの、不気味なもの、気持ち悪いものが多い。音楽も怖いものが多い。ただし中にはちょっと感動できる話や、ほっとする展開もあり、ハッピーエンドとは言えないまでも、「どうやっても救いようのない結末」という感じはあまりしなかった。僕的には「第二話 鬼」が一番好き。 |
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一話完結型の8つのストーリーから構成されている。本編となる4話と、本編クリア後、条件によって出現する外伝4話の合計8つ。クリアしたストーリーはシナリオ選択画面から再度選択可能。 |
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本編となる4話は、選んだ選択肢によって中盤以降の展開が大きく変わる。2つの展開を両方やってストーリーの全貌が見えてくる展開になっていることが多い。 |
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オカルトが深く関わってくるストーリーではあるものの、その方向一辺倒ではなく、科学的な解釈が入ることも多く、オカルト的なことに関しても、ある程度の論理的な説明がされていることが多い。電波な登場人物もいない。 |
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ゲーム中に出てくる専門用語についての説明をデータベースのモードで読むことができる。「丑の刻参り」「神隠し」のような伝奇用語、「揮発性麻酔剤」「筋自動運動」などの科学用語、「キャトルミューティレーション」「ポルターガイスト」などの超常現象用語、「警察の階級制度」「監察医」などの警察関連用語、「古今著聞集」「扶桑略記」のような古典用語、「トイレの花子さん」「コックリさん」などの都市伝説関連用語など合計200に及ぶ。 |
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テキストの既読率が表示される。ストーリーを進めるごとに、データベースのモードで読むことができる用語が増えていくけど、こちらもデータベース取得率として表示される。 |
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既読スキップ可能。バックログ閲覧可能。一部の例外を除き、どの場面でもセーブ可能。ロードも可能。 |
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「流行り神」は絵も渋いけど、登場人物も全員渋く、ギャグ的な要素は皆無。しかし主要人物は全員が自分なりの一本筋の通った考えを持った人間で、登場人物の行動に不快感を感じることは無かった。
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システム自体はオーソドックスなノベルタイプアドベンチャーだけど、それまでの展開を基に考えを整理する「セルフ・クエスチョン」という場面がこまめに入り、結末近くでは登場人物同士の関係などをキーワードで埋める「推理ロジック」というものが入る。 |