開発はアクワイア(プレステの「天誅」「天誅弐」を製作した会社)。タイトル通り、主人公は侍。「天誅」はステージクリア型だったけど、「侍」ではそのような概念は無く、舞台となる六骨峠をいろいろ歩き回っているうちにクリアできる。
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大体1〜2時間程度でエンディングになる。複数回のプレイが前提の作り。ゲーム中にいろいろな行動を取ることができる。舞台となる六骨峠では黒生家と赤玉党の2つの武士集団が敵対しており、その一方、宿場の人達は武士から圧力を受けているのだけど、ゲーム中でとった行動、選んだ選択肢によって、どの勢力に味方していくか決められる(味方した後で裏切ることも可能)。ゲーム中の行動によって展開が分岐する。 |
○ | 難易度的にはお手頃な部類。セーブが限られた時でしかできないし、体力ゲージが無くなったら即GAMEOVER(コンティニュー無し)なので、遊びたての頃は難しく感じたけど、少し遊んで慣れてくるとあまり気にならなくなった。 |
○ | 時代劇と同じように、敵は1人ずつ攻撃してくる。複数の敵が同時に攻撃してくる、ということはない。落ち着いて防御しつつ闘えば何とかなるし、「押す」「さばく」などの特殊な動作も使いやすい。 |
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ストーリー自体はシリアスなはずなんだけど、しかしアフロ頭の外人侍ドナ、金髪イギリス娘の剣士チェルシーなど変なヤツラが登場。 |
○ | こういう手のものは普通は戦国時代や幕末が舞台なんだろうけど、「侍」の舞台は明治時代(西南戦争の年)。武士が絶滅しつつあった時代を舞台にしている。 |
○ | やりこみ要素がいろいろある。刀を使い込んで性能を上げたり(鍛えた刀を次のプレイに持ち越すことも可能)、刀を集めたり(刀の種類は40以上)、1000人斬りを目指したり。やりこみ続ければ「無限の住人」の万次を使うこともできるらしい。僕はそこまでやりこまなかったけど・・・。 |
○ | 「侍入門」というチュートリアルのモードがある。 |
× | 初めのうちは気にならないけど、何回かプレイしてくるといろいろ面倒に感じることが多い。セリフをとばせなかったり、いろいろな場所に移動するのが面倒だったり。結局ひととおりのエンディングを見た後は遊んでません。 |
× | セリフを喋る時にいちおうボイスが出るのだけど、「あぁ」「うぅ」など単語にすらなってない唸り声のようなものが出るだけ。「ゼルダの伝説」とかなら、言葉になってないボイスが出るのは全然気にならなかったけど、しかしこの「侍」の場合は不自然に感じた。 |