グラディウス　ジェネレーション

　 家庭用オリジナル、ゲームボーイアドバンスオリジナルのグラディウス。全8面。
　グラディウスシリーズはどちらかと言えば「覚えげー」の方に入るけど、この「グラディウスジェネレーション」はその部分をより一層強化した感じ。2面あたりから既に「覚えてないと死ぬ」レベル。「敵の攻撃を避ける」以前に「この場面では直ぐにここに移動してここを攻撃して〜」ということを理解してないと死ぬ。難易度最低のEASYでもそれなりに手強い。
　正直、撃墜されずにボスのところまで行くのも難しく、ボスのとこまで行っても撃墜されて、貧弱な装備で再挑戦することになり、結構イライラした。個人的にはプレステの「グラディウス外伝」を遊んだ時の方がハマリ度も高かったと思う。少なくとも、クリアした回数、遊んだ回数は「グラディウス外伝」の方が間違いなく上。
　ただし「死んで覚える」タイプではあるものの、「あきらめなければクリアできる」ようにいろいろな工夫がされている。

• SAVE機能があるので、電源をOFFにした後でも、今まで到達している場面なら、どこからでも再開できる（クリアした後に始まる2周目からスタートすることも可能）。
• コンティニューなどで再開する時、今まで到達していた場面の近くからの再開できる（ステージの最初の地点に戻されない）。再開できるポイントは1ステージに大体4〜6個ある。最終面のような長いステージでは12個の再開ポイントがある。
• 死ぬとパワーアップはまた最初からになるけど、昔のゲームのように「この場所で死んだらまず復活不可能」ということはない（と思われる）。
• 今まで行った場面に関しては「HINT」モードでプレイデモを見ることができる。パワーアップ無しの状態から復活してクリアしていくデモを見ることができる。

　今のところシューティングでここまでユーザーフレンドリーなのは見たことがない。シューティングのSAVE機能はほとんどスコアを保存するものぐらいしか見たことないし、面セレクトも裏技として存在するのがほとんど。「HINT」のようなプレイデモも他ではあまり見ない。同じコナミのゲームでPCエンジン版「悪魔城ドラキュラX」でボス戦のデモが見れたのと、ドリキャスの「ゼロガンナー2」で開発者のリプレイが見れるのぐらい。