カスタムロボ バトルレボリューション
内容
Nintendo64で発売された「カスタムロボ」「カスタムロボV2」、ゲームボーイアドバンスで発売された「カスタムロボGX」に続くカスタムロボシリーズ第4作。基本的なシステムはNintendo64の「カスタムロボV2」とほぼ同じ。オープニングの主題歌はdreamが歌っている。
感想
「カスタムロボV2」から雰囲気が一見ガラリと変わっているように見える。
- 「V2」ではキャラデザも子供向けのような感じだったけど、「バトルレボリューション」のキャラデザは普通のアニメ調になった。
- 「V2」ではロボ自体も目も口もはっきりしたデフォルメ調だったけど、「バトルレボリューション」では多少リアル調になり、デフォルメ感が薄れている。
- 「V2」では主人公は子供だったけど、「バトルレボリューション」の主人公はバウンティーハンターという職業に就いている(青年と少年の中間くらい?)
- 「V2」では主人公のセリフはなかったけど、「バトルレボリューション」の主人公は喋る。
- 「カスタムロボV2」には「カスタムロボ」のキャラが出てたりしたけど、「バトルレボリューション」にはそれまでのシリーズのキャラは登場せず、全く別の世界になっている(「V2」のキャラ・ケンゴ、ジロウ、フカシが登場するけど、チョイ役にすらなっていない)。
しかし、実際にやってみると、驚くほど前作から変わっていない。
- 正方形の比較的狭いフィールド内で闘っていく。
- 視点は斜め上から見下ろしたタイプ。
- ロボをカスタマイズして闘っていく。敵に合わせてカスタマイズすることで難易度が劇的に変化する。
- 操作系も全く一緒。カスタマイズする部分も「V2」と同じく、ボディ、ガン、ボム、ポッド、レッグから構成されている。
- 1回1回の戦闘の時間は比較的短い。
- 「V2」と同じく、「旅立ち編」「激闘編」の二部構成になっている。本筋のストーリーは「旅立ち編」で、ひたすら戦闘を繰り返すのが「激闘編」。
- 「V2」にあったパーツの多くが「バトルレボリューション」でもそのまま登場している。「V2」で使えた戦法が「バトルレボリューション」でも使える。
「V2」にあったユーザーフレンドリーな仕様も以下の通りに再現されている。
- 「旅立ち編」では操作方法を少しずつ教わりながら遊ぶ構成になっている。操作方法だけではなく、戦闘に関するアドバイスもされる。それぞれのロボの大まかな特徴、それぞれのガンの特徴、使い方、それらを使った場合の戦法などもアドバイスされる。
- 一度聞いたアドバイスはメニュー他面の「攻略アドバイス」から見ることが可能。
- カスタマイズ画面では、パーツを選択する時にパロメータ的な情報の他、コメント的な情報も付き、オススメの戦法なども表示される。
- ロボやパーツはゲームを進めると自動的に手に入る。
- 戦闘に負けても直前に戻されるだけ(ペナルティは無し)。何回か負けると、敵のHPを減らした状態で再挑戦可能。
- カスタマイズ画面でRボタンを押すと、選択したカスタマイズで試しに動かしたり、攻撃したりできる。
逆に「V2」より追加、変更された部分は以下の通り。
- 「旅立ち編」クリア後、戦闘をプレイヤーから見た3D視点(FPSの視点)で遊べるようになる。視点の切替はCスティック。まぁ「カスタムロボ」自体はプレイヤー視点のゲームではないので、プレイヤー視点にするとポッドやボム攻撃が避けにくくなったり、ドリルを使うと何も見えなくなったりするけど、これはこれで楽しい(面白い)。
- 4人同時対戦が可能になった(「V2」でも4人で遊べたけど、交代しながらの対戦で、実質は2人対戦だった)。2対2で闘うこともできるし、バトルロイヤル形式でも遊べる。ストーリモードでも2対2で戦闘することがあった。「激闘編」に至っては1対2でバトルになることも。
- カスタマイズパーツのボディの数は「V2」よりも減っている(「V2」は65体、「バトルレボリューション」は48体)。「V2」にあったボディの形態の中で「ワイルドソルジャー型」「セクシースタンナー型」「リトルスプリンター型」「ファニーオールドマン型」「バーニングビースト型」は「バトルレボリューション」では無くなっている。性能的にかぶるのをカットして数を減らした模様。
- 新たに「ライトニングスカイヤー型」が新登場。可変モビルスーツのような感じで、個人的にはお気に入り。「ライトニングスカイヤー型」のボディにドラゴンガンを装備して、ジャンプダッシュしながら、ドラゴンガンを撃ちまくって、数多くの戦闘をクリアしました。
尚、「バトルレボリューション」にはDIRECTOR & SCENARIOとして岡安啓司氏が関わっている。岡安啓司氏はセガの「レンタヒーロー」の製作に関わった人だけど、「バトルレボリューション」でもちょっと変な登場人物が出てきたり、ギャグ的な演出があったり。「レンタヒーロー」と同じく、トイレ式エレベータもあります。
管理者:中霧里五
連絡は
こちらにお願いします。
リンク切れ、誤字、脱字など至らない点がありましたら、お知らせいただけると助かります。
このサイトはリンクフリーです。 http://gamehyoron.com/