パズルシリーズ
Vol.3 SUDOKU
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パズルシリーズVol.3 SUDOKU(数独)

内容

 ロジックパズルの数独のゲーム。
 9×9のマス目に1〜9の数字を置いていく。縦の列、横の列、3×3のエリアそれぞれに1〜9の数字を一つずつ使うという制約があり、その制約を守る形で全てのマス目に数字を置くことができればクリア。

感想

 「数独」のゲームをやるのはこれが初めて。パズルゲームは好き嫌い、得意不得意が出やすいけど、しかし「数独」はセンスがよければ速く解けるということはあっても、問題を解ける解けないでそれほどの差は無いと思う。難易度の差はあっても「いくら考えてもクリアできない」とまではいかない。あせらず出来るとこからじっくり埋めていけば、それまで何がくるか分からなかった場所も少しずつ埋めていくことができ、最終的には全て埋められる。
 もちろん、いろいろ埋めていった結果、途中で「どうしてもこりゃおかしい」「こっちを立てればあっちが立たず」「こりゃ失敗」「初めからやり直し」ということもあるかもしれないけど、1つのマスに4つまで仮の数字を置くことができたり、数字の置いたマスをタッチペンでタッチするとその数字が配置されている全てのマスの色が変わったり、TVゲームならではの便利な機能があるので、おそらく紙媒体の「数独」より問題を解きやすい。
 
 「数独」のゲームは他にもたくさん発売されている(忍之閻魔帳というブログの2006年5月の記事にその当時の数独のゲームが全て紹介されています)。
 「パズルシリーズVol.3 SUDOKU」は問題がニコリ提供というのが一つの売りらしい。ニコリは「パズル通信ニコリ」といったパズル雑誌や、その他数多くのパズル本を出版している会社で、「数独」の商標を実際に保有している会社。パッケージの裏にも「ニコリ提供300問、知の衝撃!」「自動生成タイプでは味わえない、高品質の良問・難問!」だとか記載されている。
 逆に問題数と価格だけを考えた場合は不利。「パズルシリーズVol.3 SUDOKU」は300問で2980円、PSPの「カズオ」が1000問で2800円、「SIMPLE DSシリーズ Vol.7 THE イラストパズル&数字パズル」は2000問で2800円(2000問はピクロスと数独2つを合計した問題数)。もちろん、他と比べて高品質な300問ならそれほど問題は無く、逆に他とそれほど変わらない品質なら割高。他をやったことが無いので、問題の質が他と比べてどうこうというのは分からないけど(やったとしても僕にはパズルの質はおそらく分からないけど)、しかし300問という問題数が少ないとは思わなかった。1問を解くのに大体5分〜20分ほどかかり、時々しか遊んではいないものの、未だに全問クリアまでいっていない(単に僕が解くスピードが遅いだけかもしれないが)。この文章を書いている日の約2週間後には続編の「パズルシリーズVOL.9 SUDOKU2 Deluxe」が発売される。
 むしろ不満に感じたのは保存形式。どこまでクリアしたとか、何分でクリアしたとか、そういった記録が1つしか持てない(要するにセーブファイルが1つしかない)。家族で遊ぶことを考えると、セーブファイルが複数存在する形式でないといろいろ不便。PSPやPS2と比べて、記録を外部媒体に保存する形式でないNintendoDSの弱点がモロに出てしまっている。


管理者:中霧里五
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