3Dシューティング「パンツァードラグーン」のRPG。戦闘シーンではドラゴンに乗って戦う。
まぁ結論としては「パンツァードラグーン」はRPGじゃなくて3Dシューティングの方がいいよぉってことになってしまうだろうし、CD4枚組なのに20時間程度でクリア可能だったり(僕には丁度良かったけど)するけど、過大な期待をせずにプレイすればそこそこ面白いゲームだと思う。全体的にテンポがよく、ムービも多いし。「過去の大戦により荒廃した世界」「大戦により異常進化したモンスター(攻性生物)に怯える世界」といった「パンツァードラグーン」の世界観はもともと好きだったし、それに「不幸な運命の少女を守って旅をする」なんて「天空の城ラピュタ」ライクな物語なんで僕的にはポイントアップ。
戦闘シーン
「アゼル」の戦闘シーンはアクション的な要素はないものの、リアルタイム形式で、敵によって弱点を突いたり、攻撃する方向を変えたりでき、倒し方によって取得経験値が異なる。戦闘シーンとかはいろいろ凝っていてもある程度ゲームが進むと飽きてしまうけど、「アゼル」の戦闘シーンはテンポがよく、グラフィックが3Dシューティング的な雰囲気なので、ストレス感はそれほど感じられなかった。
パーティーを組んで仲間と戦うということはないけど、ゲーム中あるキャラクターが主人公のエッジに同行した時、戦闘においてそのキャラクターが敵の弱点をアドバイスしたりする。これが結構臨場感があっていいし、キャラクターの個性アップにつながってると思う。ボス戦で敵キャラが喋るのも、キャラの個性アップ、それにボス戦の緊張感アップにつながっていると思う。
また、戦闘シーンで敵に攻撃する方法が、エッジの銃攻撃とドラゴンのホーミングレーザーの2通りあり、相手の弱点に応じて攻撃方法を選択する必要があるので、主人公の力だけではなく、ドラゴンと共に戦っているという気になった。