ドラゴンに乗って「文明が滅んだ未来の世界」「攻性生物という化け物が人々を襲う世界」を駆けめぐる3Dシューティング。
「パンツァードラグーン」の続編。前作と比較してグラフィックが大幅にパワーアップし、難易度も前作より下がり(コンティニュー無制限)プレイしやすくなった。
「パンツァードラグーン・ツヴァイ」は、僕がサターンを購入するきっかけとなったソフトであり、サターン時代に僕がハマったゲームの1つであり、そしてサターンが過去の遺物となって数年の時が流れても記憶に残るサターンの名作。3D処理能力が飛躍的に向上した今でも「3Dシューティングの名作」として「スターフォックス64」と「パンツァードラグーン・ツヴァイ」が思い浮かぶ。
サターン時代はまだ3D処理能力が今ほど効果的に使われてはいなかったので「パンツァードラグーン」のような良作3Dシューティングは珍しかったかもしれない。しかし数年の時を経た今でも「パンツァードラグーン」の名前が大きいものに感じるのは、「パンツァードラグーン」がグラフィックが美しい3Dシューティングというだけでなく、独特の浮遊感、スピード感、「文明が滅んだ未来の世界」という独特のロマンを感じさせる世界観、それにマッチしたBGM、グラフィック、ステージ構成、など「パンツァードラグーン」にしかない特徴的な点が多いからだと思う。ドラゴンに乗って迫りくる敵をロックオンして倒したり、洞窟内部や戦艦内部を猛スピードで飛行することが楽しく、そして「燃えた」。