大神伝〜小さき太陽〜
内容
PS2で発売された和風アクションアドベンチャー「大神」の続編。
舞台は前作の9ヶ月後。スサノオ、クシナダなど前作のキャラも登場する。
「大神」では狼の姿をした神様のアマテラスが操作したが、「大神伝」ではアマテラスの子のチビテラスを操作する。
感
ハードが携帯機なので前作より劣る部分は多い。DSにしてはグラフィックも良く、ボリュームも適度なのだが、前作を遊んだ身としては迫力が前作よりも劣り、前作の半分くらいのボリュームになった感覚。
それでも「大神」らしさはちゃんと再現されている。舞台が前作と同じで、前作のキャラも多数登場するけど、違和感は無い。筆しらべについてはタッチペンのDSの方がやりやすい。
「歴史絵巻物」で前作のストーリーを確認することができるが、前作を遊んでいた人間でないと分からない台詞もある。
○
- 前作同様、水墨画に色をつけたようなグラフィック。前作にあった大神おろしもある。
- 音楽の雰囲気も前作と同じ。前作の音楽も使われている。「奮起」という曲は前作の名曲「太陽は昇る」を思い起こさせる。
- 筆しらべのシステムも前作と同じ。筆しらべについてはタッチペンのDSの方がやりやすい。
- 筆しらべを駆使して戦うボス戦が面白い。
BGMもいい。
- 難易度のバランスがとれている。
- パズル的な仕掛けも多く、ボス戦も筆しらべをどう使うか考えないとクリアできないが、理不尽なものは無い。
- ボス戦で何回か失敗すると、一緒に戦う相棒がヒントを喋る。
- ゲーム開始時に難易度を選択できる。
- 前作同様、クリアすると特典がある。
- 能力、お金などを引き継いで2周目を遊ぶことができる。
- サウンドテスト、イラスト鑑賞のモードが追加される。
- 条件を満たすと装備や装飾品が追加された状態で2周目を遊ぶことができる。
×
- ストーリーを進めると再度入ることができない場所が多い。
- 「イッスンの傑作の欠片」「妖怪図鑑」などの収集要素があるが、再進入できない場所でしか手に入らないものも多い。
- 複数セーブデータを作ることができない。
- 元はPS2のゲームをDSで再現するのだから仕方ないことではあるが、ゲーム中のロード時間は前作よりも長く感じる。
- エリアが細かく区切られ、少し移動するだけでエリアが切り替わってロードが発生する。
1つ1つのロード時間は長いものではないのだが、舞台が前作と同じなので「前作は村の入口から端までシームレスだったのに今回は…」と感じてしまう。
管理者:中霧里五
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