世界樹の迷宮�V　星海の来訪者

内容

　世界樹の迷宮シリーズ。
　ウィザードリィ型の3DダンジョンRPG。
　DSの上画面にダンジョン画面やステータス画面が表示され、下画面のタッチパネルにMAP画面が表示される。タッチパネルに手でMAPを描いていくシステムになっている。

感

　基本的なシステムは同じだが、職業が前作から一新され、サブクラス、航海といった新要素が追加されている。「1」→「2」より「2」→「3」の方が変化が大きい。

○

• これまでのシリーズと同様、ダンジョンをマッピングしてチマチマ制覇していくのが楽しい。
• これまでのシリーズと同様、パーティーの編成や育成に悩む。
  • 職業が前作から一新された。
  • サブクラスの要素が追加された。
    • ある程度ゲームを進めると、サブとして選んだ職業のスキルを習得できるようになる。
  • 鍛冶の要素が追加された。
    • 素材とお金を消費して武器をパワーアップできる。
  • 能力値を伸ばせる消費アイテムが追加された。
• インターフェイスが前作よりも便利になっている。
  • マッピングにオートパイロットのアイコンが追加された。
    • 設定したルートで迷宮の中を自動移動できる。
    • ループするようにアイコンを配置して経験値稼ぎや素材稼ぎにも利用できる。
  • 冒険者の外見の選択でカラーリングが違うパターンを選択できる。
  • 待機中の冒険者も店で買い物できる。
• 育成しやすくなった。
  • 待機メンバーでも「聞きかじり経験」というスキルがあれば一定割合の経験値が入手できる。
    • 素材収集スキルに特化した雑魚戦向けパーティーとボス戦向けパーティーを切り替えながら攻略できる。
  • FOEを倒した時に経験値が手に入るようになった（「1」では手に入ったが、「2」ではゼロ）。
  • クエストをクリアした時に経験値が手に入るようになった。
  • レベルキャップの解除がしやすくなった。
    • 前作では実質不可能な面倒臭さだったが、「3」では特定のクエストをクリアすることで解除されるようになる。
  • モンスターからレア素材を入手しやすくなった。
    • レア素材が必ず手に入るアイテムやリミットスキルがある。
• クリア後の2周目は冒険者、所持金、アイテムなどを引き継いで遊ぶことが可能。
  • 中盤の行動次第で以降の展開が大きく変わるようになっている。

×

• 中盤の行動次第で3ルートに分岐するが、特定のルートを通過しないと隠し職業が使用できるようにならない。
  • やりこみ要素のコンプリートに関わる程度のものはともかくとして、隠し職業の開放や最強武具・防具の入手は1周で全てできるようにして欲しかった。
• 大航海クエストで一時的にパーティーにNPCが加わることがあるが、戦闘で操作することができない。
  • 頼りになるNPCもいないわけではないが、全般的にお馬鹿な行動をしているのが目に付く。
    （尚、続編の「4」ではNPCも戦闘で操作できるようになった）
• 2週目を開始する時にクエストのクリア状況も引き継ぐが、これは選択制にしても良かったと思う。