ゴースト トリック (GHOST TRICK)
内容
パズル要素の強いアドベンチャー。
主人公は命と記憶を失った死者。モノにとりついてほんの少し動かす能力を駆使して、4分後に死ぬ運命にある者を次々に助けていく。その4分間はリアルタイムにイベントが進行し、特定の一瞬で動かすことによって有効になる仕掛けや、他のモノと連鎖してピタゴラスイッチ的に動作する仕組みも多い。
「逆転裁判」の巧舟氏がディレクター。
感
逆転裁判と同じく途中で飽きることが無く、最後まで一気に遊んだ。ストーリー展開は終盤になってから一気に動き出す。反面、難易度も先に進むごとに上がっていく。
内容は逆転裁判と完全に別物で、面白さやカタルシスの性質も異なる。ネーミングセンスは逆転裁判と同じ。「シセル」「リンネ」「リンジュー」など死に因んだものだったり、カノンという女の子のペットの名前がミサイルだったり。
○
- 多少強引な部分はあるものの、ストーリー展開が面白い。
- 「自分が何者なのか」という謎から始まり、それ以降も登場人物とともに謎が増える。
- 終盤になってこれまでの前提が大きく崩れる展開になる。
- 最終的な結末はこのゲームの中で一番のどんでん返しになっている。
- 死の運命を回避するパズルが面白い。
- 初見で解くのは困難なものが多いが、試行錯誤して解法を見つけた時が楽しい。
- ゲーム中、主人公その他のキャラのセリフにヒントがあることが多い。
ゲームオーバー確実になった時点でその旨の台詞が表示されることも。
- 時間切れでゲームオーバーになった時にクリアへのヒントが表示される。
×
- システム上しょうがない部分もあるが、ゲームオーバーになってリトライする時に毎回同じ場面を見ることになり、時間がかかる。
- ゲームを先に進めると、当然難易度も上がる。リトライする回数も増え、何度も同じ場面を見ることになる。
- イベント進行を早送りしたり、巻き戻しできるような仕組みがあれば便利だった。
管理者:中霧里五
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