アージュのゲーム
君の望む永遠
君が望む永遠〜special FanDisk〜
マブラヴ
マブラヴ オルタネイティブ

君が望む永遠〜special FanDisk〜

内容

 「君が望む永遠」のファンディスク。「君が望む永遠」はプロローグとなる第1章、本編となる第2章の2つから構成されているけど、ファンディスクには第1章に選択肢、ルートが追加されたもの、「もしあの時の事故が無かった場合のその後」「あの時の告白を断っていた時のその後」などのストーリーが収録されている。もともとプロローグ扱いの第1章のリメイクなので、クリアには時間はかからない。
 その他「君が望む永遠」のアナザーエピソードのショートシナリオ10本、ラジオドラマ(約1時間)、思考型パズルゲームの「マリーおかたづけ2」が収録されている。その他、壁紙、着信音用ボイスなど。
 当然ながら「君が望む永遠」を遊んでいることが前提。それに加え「マブラブ」も遊んでいた方が笑える場面が少しある。

感想

 「君が望む永遠」はひたすら重くドロドロした恋愛ストーリーが特徴だけど、ファンディスクの第1章のリメイクは比較的明るい。もともと第1章のストーリーは軽く、笑える描写も多かったし、ファンディスクで追加になったルートでもそれほど重いものは無い。逆にヒロインの自己主張が薄く、「男にとって都合良過ぎる」キャラに感じてしまうこともあったけど。尚、第2章でストーカー&監禁&洗脳をやった伝説のヒロインも、ファンディスクではマトモです。
 主人公の鳴海孝之は、見てるこちらがイラつくくらいの優柔不断且つ自分勝手で「キングオブへたれ」の称号を獲得するのも当然なヤツだったけど、ファンディスクの孝之はそこまで酷くはない。もともと第1章のストーリーでは孝之はそれほど酷いヤツではなかったし、ファンディスクの孝之はそれなりに「立派」なことをやっている。「自分にできる範囲で都合のいい結果を望むだけじゃ、結局夢なんか叶わない。たとえ叶っても、そこで得た幸せなんて所詮儚いものだろう。」「オレ達は悲劇の主人公じゃないんだから・・・・・・」なんてことを考えて、ちゃんと未来に向かって行動する人間になってる。
 僕的には穂村愛美エンドが一番好き。展開が一番笑えたのは涼宮茜ルート。

 第1章のリメイクは涼宮遥エンド、速瀬水月エンド、涼宮茜エンド、穂村愛美エンドの4つがあるけど、第2章から登場したヒロイン、大空寺あゆ、玉野まゆ、天川蛍は当然登場しない。ただしアナザーエピソードでは大空寺あゆのスカイテンプル勤務初日のエピソード、天川蛍&星乃文緒の看護学校時代のエピソード、玉野まゆのバイトでのエピソードなどそれぞれショートストーリーが用意されている。
 ファンクラブ専用ソフトの「アカネマニアックス」の剛田城二、梅田庵努朗、「マブラブ」の鑑純夏、香月夕呼もアナザーエピソードの「らじおすぺしゃる トゥルーライズ」に登場している。ただし「トゥルーライズ」は本編とは100%関係無い完全に荒唐無稽なストーリーなので、僕はあまり好きではないですが。
 「君が望む永遠」では孝之以外フルボイスだったけど、ファンディスクでは孝之も含めてフルボイス。本編の孝之の姿が映るCGは目が髪で隠れているものだけだったけど、ファンディスクでは孝之の顔がハッキリと描写されたCGもある。

管理者:中霧里五
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