48ステージ25種類のリズムゲームをクリアしていく。
内容は飛んでくるモノをパンチ、ボールをバットで打つ、手拍子、ダンス、習字など。
どのゲームも、タイミングよくリズムにのってAボタンあるいは方向ボタンを押していくことでクリア。
ゲームをスタートすると、一番初めに「リズム感チェック」というものが始まって、指示通りタイミングよくボタンを押していき、測定結果が出る。そして本編も「リズムにのる」ことが重視された作りになっている。画面を見るだけでタイミングを判断するのにはかなり無理があり、リズムを意識してボタンを押さないとダメ。「目を閉じて頭の中でリズムをとりながらボタンを押す」方が成功しやすい場合もある。
「リズムにのる」必要があるけど、しかし「リズムにのる」ことにストレスは感じない。タイミングよくキマれば気持ちいいし、むしろ自然にリズムにのれた錯覚みたいなものを感じることもある。バックに流れるBGMも、タイミングをとる「リズム」ときっちりハマっている(あるいは逆に「リズム」がBGMにきっちりハマっている)。ボーカル曲が流れるステージが何個かあるけど、その場合も「音楽」と「リズム」はきっちりハマっている。
「メイドインワリオ」のスタッフが開発しているらしいけど、「説明書を見なくても遊べるシステム」「Aボタンと方向ボタンだけの単純な操作」「画面上の演出」など確かにそれらしい。そして、単純な操作ゆえに「リズムにのる」ことに集中でき、高等な指さばきはあまり必要にならない。画面上の演出ゆえに「リズムにのる」ことが無味乾燥にならない。
本編以外にもオマケ要素が多い。
オマケ要素は高ランクでクリアする等の条件でオープンする。
難易度もバランスがとれている。ただクリアするだけなら、「楽勝」とまでは行かないけど「何回も挑戦してようやっとクリア」ほと難しくない。ただし、高ランクでクリアしてオマケ要素もオープンしようとするとそれなりに手応えがあるし、ノーミスでクリアして更にオマケ要素をオープンしようとすると激ムズ。
「リズム天国」はゲームとして素直に面白かったけど、個人的には更に「ひいき」したい理由がある。