プレステ2で発売された「ゴッド・オブ・ウォー」のPSP向け新作。「落日の悲愴曲」のストーリーは、PS2で発売された「ゴッド・オブ・ウォー」の過去に当たる。
これまでのシリーズと同じく、主人公はスキンヘッドの筋肉マッチョのクレイトス。システムはPS2版と同じ。ダンジョンやモンスターの雰囲気も同じ。
ゲーム機としてのスペックの差、画面の大きさの差もあり、PS2の「ゴッド・オブ・ウォー」に比べて迫力は劣るし、ボリュームも少ない。携帯ゲーム機ならではの新たな要素といったものも特に無い。
純粋にPSPのアクションゲームとして考えるのであれば、決して悪いゲームではない。PSPとしてはグラフィックは美麗、動きも滑らか。ゲーム中のロード時間も短い。死んでゲームオーバーになっても少し前から再開できる。ダンジョンにしても、モンスターにしても、クレイトスのアクションにしても、PS2の「ゴッド・オブ・ウォー」の雰囲気が受け継がれている。クレイトスがCSアタックでモンスターを倒す描写は相変わらず過激。
クリア後、いくつかの要素が出現する。前作のクリア後に出現した要素とほぼ同様。