ミッシングパーツ
ミッシングパーツ2
ミッシングパーツ3
 
雨格子の館
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ミッシングパーツ2 ザ・探偵ストーリーズ

  3作完結のミッシングパーツシリーズの2作目。「ミッシングパーツ1」は発売日から半年後に買ったのだけど、期待に反して意外に面白く、「2」は発売日に購入。

感想

 「2」は「1」に比べてフォントやキャラの拡大などの演出が加わっているけど、大体は「1」と同じ。登場人物、舞台も共通だし、音楽、グラフィックもほとんど前作と共通。しかしストーリー分岐が多くなって「1」よりボリュームが増え、謎解き要素もより洗練され、「1」よりもパワーアップした。
 ミッシングパーツは登場人物同士の軽妙な掛け合いが面白いゲームだけど、「2」はその点で「1」以上に面白かった。ストーリーの一番最初で酔っぱらって変なものを持ってきてしまった主人公に爆笑。
 「1」同様にストーリー展開も「先を読みたくなる」展開で、特に第3話「託されたペーパーナイフ」の終盤あたりの展開は、「こいつが犯人じゃないいかなぁ」と思われるヤツが結局は黒幕だったんだけど、それでも「どんでんがえし」を喰らったような感じだった。
  期待どおり「1」より面白かったので次の「3」も発売日購入決定。

ストーリー分岐の増加

 「1」でもストーリーの進め方が複数あるケースがあったけど、「2」でもそれは同様。ただし「2」はストーリーの進め方のバリエーションが「1」と比較してかなり増え、1回クリアするだけでは全てのイベントを見るのは不可能と思われる。また、「1」では間違った選択肢を選んでも登場人物が間違っている点を訂正してストーリーが進み、どの選択肢を選んでもストーリーにそれほどの影響はなかったけど、「2」では間違った選択肢を選ぶと場合によっては死人が出たりする。

「1」のセーブデータがないと発生しないイベントはナシ

 ストーリー的に「1」の続きではあるものの、「1」で起こった事件の詳しい内容についての説明がゲーム中に出てくることはない。「1」で起こった事件は「2」のストーリーにほとんど関係してこないので、「1」をプレイしてないと理解不可能ということはないと思う。「1」のセーブデータがないと起こらないイベントがある、という凶悪なものもない。しかし時々「木原剛三」とか「大門寺」とか「1」をやってないとちんぷんかんぷんな用語が出てくるので、「1」をやっていた方がいいかな。そもそも「1」やって気に入った人だけが「2」買うと思うんだけどね。
 「1」に出てきたキャラの登場状況は以下のとおり。

「2」でもメインキャラの人
真神恭介、鳴海京香、月嶋成美、白石哲平、鴨居奈々子、氷室裕、森川直治、柏木久蔵、阿館静、諏訪高貴、緒川梨沙、八重島かおる
「2」にも時々出番がある人
富野AD、二塚早苗
「2」に1〜2回くらいだけ出番がある人
桧山明日香、亀山悟
「2」には登場しないが、恭介のセリフなどに名前が出てくる人
嘉納潤、木原剛三、春日乃唯、如月百合子

管理者:中霧里五
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