「メタルギア」はMSXで「1」と「2」が発売され、そして長い時を経てプレステで「メタルギアソリッド」が発売され、そしてゲームボーイで「メタルギア・ゴーストバベル」が発売された。
プレステで出た「ソリッド」に比べて、ハードの性能上、グラフィック的な面、音声面でできないことが多いのだけれど、ゲームシステムとしては「ソリッド」とほぼ同じ。 「メタルギア」最大の特徴と言える「敵に見つからないよう潜入する」というゲームシステムが中心になっている。緊迫感を高める演出も豊富。
クリアにかかる時間は「ソリッド」同様、それほどはかからないけど、ボリュームは「ソリッド」に劣らない。意外にMAPが広く、パスル的な仕掛けも豊富。「ソリッド」にもあった「VR訓練モード」もある。
ほど良い間隔でボスが登場したりシナリオが急転回するので飽きにくい。登場するボスキャラの攻撃方法も個性的。そのため、ボスキャラを撃破するための攻略方法も特徴的なものになっている。
主人公の潜入工作員ソリッドスネーク、指揮官のキャンベル大佐などおなじみのメンバーが登場するけど、話としては「ソリッド」と直接的なつながりはない。ただし「アウターヘブン」などメタルギアのキーワードとも言える部分が絡んでいる。骨太な人間ドラマ、緊迫感、意外性のあるストーリーなど、シナリオの雰囲気は相変わらず。