メタルギアソリッド
メタルギアソリッド2
メタルギアソリッド3
メタルギアソリッド4
 
ザ・ドキュメント・オブ・メタルギアソリッド2
 
メタルギア ゴーストバベル

メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ
 (METAL GEAR SOLID2 SONS OF LIBERTY)

内容

 「特殊工作員となり潜入任務を遂行する」「敵になるべく見つからないように行動する」といった点が特徴のアクションアドベンチャー。
 MSX、ファミコンで発売された「メタルギア1」、MSXで発売された「メタルギア2」、PSで発売された「メタルギアソリッド」に続くメタルギアシリーズ第4作目。ストーリー的にも「メタルギアソリッド」の続編になっている。基本的なシステムは「メタルギアソリッド」とほぼ同じ。

 もともと「メタルギアソリッド2」は期待していたし、プレステ2を買った理由の1つが「いずれメタルギアの続編が出るから」。しかもTSUTAYAでレンタルしていた「メタルギアソリッド2」のデモムービーDVDを見て期待度は一挙に跳ね上がった。「こんなの見せられて期待するなって方が無理だろ!」って感じに。・・・まぁ期待しすぎるってのは何事にもあまり良くない結果になるようですが。

 メタルギアソリッド2発売後、メイキングディスクの「ザ・ドキュメント・オブ・メタルギアソリッド2」、海外版焼き直しの「メタルギアソヂッド2 サブスタンス」が発売されている。その後も「メタルギア ゴーストバベル」「メタルギアドリッド3 スネークイーター」が発売されている。

感想 (○×型)

「メタルギアソリッド」同様、「潜入する」というゲーム性が面白さにつながるバランスになっている。
「メタルギアソリッド」同様、メタルギアならではの仕掛けが多い。演説現場に潜入したり、証拠写真を撮影したり、爆弾を探し歩いて処理したり。
「メタルギアソリッド」同様、無線機からヒントが適度に出るので「クリア方法が分からなくて先に進めない」ということはなかった。
「メタルギアソリッド」同様、使用用途がユニークなアイテムが多い。
「メタルギアソリッド」同様、敵キャラが個性的。特にヴァンプ(水上を走るわ壁を掛け昇るわ)。
「メタルギアソリッド・インテグラル」同様、クリア後にゲーム中のムービーシーンを見ることができる。見ることのできるシーンの数はそれほどないけど、ムービーの登場キャラを任意に変えることができる。一般兵をスネークに変えて「スネーク軍団誕生」ということもできる・・・。

× 終盤あたり(具体的にはアーセナル・ギア潜入あたり)からの展開が気に入らない。あまりにも強引すぎる展開で論理性の欠片もない。それまである程度「主人公=プレイヤー」だったのがいきなり何の断りもなく「主人公」が一人歩きしてしまったような感じ。エンディングの展開も「お前はあれだけひどいことをした人の元に堂々と帰ってくるなんて0083のニナ・パープルトンか!!そして自分にあれだけひどいことをした人がいけしゃあしゃあと出てきたのを何のためらいもなく迎えるお前は0083のコウ・ウラキか!!」とツッコミたくなった。
× シナリオ的に前作と直接つながっているのだけど、まぁ前作のストーリーは包み隠さず事細かに見ることのできるモードがあるので、前作をプレイしたことのない人が理解不能に陥ることはない(逆にサンズ・オブ・リバティをクリアした後に前作をプレイする気は薄れるかもしれないけど)。それに前作からの登場キャラ・オタコンに関するエピソードで感動的なものがあった。しかしサンズ・オブ・リバティーのエンディングの後も話がまだ続きそうなのはちょっと止めて欲しかった。
× 主観視点で体のいろいろな部分を狙って銃を撃てるとか敵兵をホールドアップできるとか敵兵のドックタグを集めるとかいろいろ細かい要素が追加されたけど、正直面倒くさい要素が追加されたようなだけのような気がする。ちなみに僕はプレイ中に主観視点で銃を撃つことはほとんどしなかったし、ホールドアップも使わなかったし、ドックタグも1個も集めなかった。
× 「メタルギアソリッド」にあったVR訓練モードが今回はない。クリア後にボスモードとか追加されるけど、ゲーム本編以外の要素は「メタルギアソリッド・インテグラル」と比較すると少なくなったと思う。主人公の行動次第で中盤に死ぬアイツが助かるとか、クリア後にヤツがプレイヤーキャラのプラント編が出現するとかいうことがあれば良かったのに。

 


管理者:中霧里五
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