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罪と罰

 3Dシューティング。異常生命体「ルフィアン」によって壊滅させられた近未来の日本を舞台として、銃やソードを武器とする少年&少女、サキ、アイリンを操作してステージをクリアしていく。アクションゲームの名作を多数産み出したトレジャーの製作。

 

迫力のあるステージ

 3Dシューティングはやはり迫力が命!。「罪と罰」でも迫力のある見所が満載。

 個人的に一番のお気に入りは2面の海上面。空母に迫り来る場面や大空を翔ける場面、敵のミサイルをカウンターで跳ね返す場面とか、かっこいい場面が続出する。

 

ボタン操作

 トレジャーのゲームはボタン操作が複雑なのが多いけど、今回も複雑。というより独特

 僕が今までやったことのある3Dシューティングは基本的に「照準を合わせる」ことと「移動する」ことの両方を同時にプレイヤーがやらなければいけない、というのはなかったと思う。例えば「スターブレード」は自機の操作はオートで、プレイヤーは照準を合わせて敵を破壊したり、敵弾を撃ち落すことでダメージを避ける。逆に「スターフォックス」や「アフターバーナー」は移動操作がメインで、弾は自機の正面にのみ発射され、自機の正面に捕らえた敵を自動的にロックオンしていく。

 まぁこれは考えてみれば当然のことで、2つの動作をやる、というのはプレイする方にとってややこしい。それに第一、移動操作も照準コントロールもどちらも十字キーでやるのが自然だけど、十字キーは1つしかないのだから、必然的にどちらかの操作しかできない。

 しかし、Nintendo64のスティックには十字キーの他に3Dスティックというものがある。・・・要するに、十字キーで移動操作、3Dスティックで照準コントロールということもできるわけで・・・、「罪と罰」は照準を合わせる動作と移動する(敵の攻撃を避ける)動作の2つをプレイヤーが行う。まぁ強制スクロールタイプのゲームなので移動操作は横移動とジャンプだけだし、照準コントロールも敵の照準を合わせてスティックをニュートラルにすればその後は照準をその敵にロックし続けてくれる。しかしそれでも「とっつきにくい」操作感覚だと思う。

 その他にも敵が近づいたらZトリガーで敵をソードを斬りつけたり、飛んできたミサイルをソードではね返したり、横へローリングして敵の攻撃を回避したり、2段ジャンプしたり。トレーニングモードが用意されているのも頷けるというもの。

 少々とっつきにくい操作感覚ではあるものの、しかしこの操作感覚にある程度慣れれば、一気にゲームを進めていくことができる。実際、僕はファーストプレイでは1面で死ぬわ、最終的に2面でコンティニューがつきてゲームオーバーになる始末だったけど、2回目のプレイではエンディングまで行った操作に慣れてくればむしろ独特な操作で敵を倒したり、敵の攻撃を避けることが快感になる。特に敵のミサイルとかをソードではね返してカウンターを喰らわせるのは爽快感が高い。

 

難易度

 ボタン操作は複雑だし、場面によってはシビアな操作、タイミングが要求される所もある。しかし難易度自体はトレジャーのゲームにしては低い方かも。基本的に覚えゲーなので回数を重ねるごとに敵から受けるダメージは劇的に減る傾向にある。コンティニューの回数も多めだし。


管理者:中霧里五
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